メディアは米国、ブラジル、インドといった巨大な感染者増に目を奪われて,足元の日本の感染者増が意味するものに関心が薄い。マスクもしないような異常な国より、まともな国と比較しないと見えるものも見えなくなる。
ニューヨークタイムスでは細かいデータを毎日提供してくれている。それによればコロナ新規感染者17日現在の7日間平均では、東アジアで日本は突出している。また、欧州と較べても、一時大きく報道されたイタリアはこの1週間平均で新規感染者数は日本の半分以下だ、括弧の数字は2週間前の数値で増加率から判断すると、日本とスペイン、オーストラリアは第2波に突入したかもしれない。
日本429(162)中国14(11)韓国48(54)台湾0.3(0.3)ベトナム、タイ、カンボジャは感染者数が台湾と同じく一桁、
オーストラリア270(110)ニュージーランド1.0(1.0)
イタリア190(183)フランス365(501)英国729(729)ドイツ402(405)ポルトガル343(340)スペイン907(297)
スエーデン340(897)ノルウェー7.3(11)
イタリアからの知らせでは、観光客を受け入れ始め、ドイツからの客が多いとのこと、日本国内観光へ行くよりイタリアの方が数値上では安全だ。
スエーデンの減少が目を引く、狙いとしたいわゆる集団免疫(人口の60%が抗体を持つ必要)が実現しているのか専門家の意見を聞きたいところだ。
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