菊地絵理香(34)が地元北海道で、念願の地元優勝を飾った。首位から出て4バーディー、1ボギーの69と3つ伸ばして回り、通算20アンダー、最終ラウンド13番でドライバーを右に外し、ボギーとし19アンダーで2位の三ケ島かなに、1度は並ばれたが、14番で7mのバーディパットを沈め、かろうじて1打差で粘る三ヶ島を振り切った。
優勝争いは最終組の菊池、三ヶ島、小祝がハイレベルの闘い、最終ホールは手前に池が有り、ピンは池の向こう。第3打を緊張感の中で3人ともデッドにピンを狙うこれぞプロ、三ヶ島は6mのバーディパットを入れればプレーオフ、ラインに乗ったボールは入ると思われたが、手前20cmで止まり、万事休す。小祝は5mのバーディパットをねじ込み18アンダー、首位に2打及ばなかった。しかし、小祝は昨日パー4の第2打を2回カップイン(内1回は直接入れるダンクショットという離れ業)イーグル、ショットメーカーの本領を発揮し、調子は戻ったとみた。
海外では世界女子ツアーメジャーのエビアン選手権、西郷真央が3日目42位から猛チャージ、8アンダーで首位に9打差に迫り、最終日は9バーディ、2ボギーの「64」でプレーし、通算15アンダー3位タイに入った。2打足りずに日本人4人目の女子メジャーVとはならなかったが、昨年の古江彩佳が4位に入ったのに続き、日本女子プロのレベルの高さを証明した。
2週間後の全英女子オープンが楽しみだ。
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