女子ゴルフ・デサントレディース東海クラシックで渋野日向子が8バーディー、通算13アンダーで、逆転優勝した。初日から開闢以来の入場者で賑わいを見せたのも渋野効果だが、2日めまでは20位、首位とは8打差、本人も含め誰も今回も優勝は無理と思っていたが、奇跡が起きた。特に16番の長いショートホールでオーバーし、深い逆目のラフから下りのアプローチ、パーも難しい状態でチップインバーディ、これがが決めてとなった。
名手テレサルーや元世界チャンピオンのシンジエが1差で追ってくるため、追いつかれ、抜かれると大方の予想だったが、ゴルフは自然との闘いでもある。渋野がバーディをとった16番、強風が吹き始め百戦錬磨の名手達がスコアを伸ばせず渋野の優勝につながった。昔風ではこれを神風と言うかもしれないが、自然も味方に付けた渋野はシンデレラからひょっとするとスパースターに駆け上がるかもしれない。この後のツアーで勝ち抜き賞金女王になればその可能性は増してくる。
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