行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

夏山の思い出 氷河で遊ぶ

2010-08-06 22:18:06 | Weblog
ベルナーオーバーランドでのハイライトはユングフラウヨッホへの登山電車であることはふれた。頂上駅の、岩山をくり抜いた地下駅から徒歩10分ほどでアレッチ氷河(写真下)に入れる。アレッチ氷河は長さ22km、氷の厚さは1000mもあるヨーロッパ最大の氷河で、01年世界遺産に登録された。


氷河というより氷原といった方が良いくらい広大でスキーを楽しんでいる人も多く見られた。私たちは目前に岩山上にへばりついている展望台(写真下)やユングフラウヨッホ(写真下)やメンヒの勇姿を眺めながら氷河の上を散歩した。携帯で日本に電話したら見事に通じ、3400mの氷河上で眺望を実況中継した。氷河の上で遊ぶなどということは日本では不可能だが5月の立山室堂あたりを散歩している気分だった。



日本では今年もすでに中高年の遭難が発生しているが、共通しているのは悪天候の中を強行していることだ。山は天気が良ければ天国だが悪天候となると景色も見えずただつらいだけだ。中高年の山行はたとえ天気が良くても、午前中行動、午後は山小屋でのんびりといった余裕がほしい。夏は涼を求め沢に入りやすいが沢登りは中高年には向いてない。自分の体力を熟知することが基本でそれはトレーニング山行で知ることができる。

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