米オープンAIの取締役会がサム・アルトマン氏最高経営責任者(CEO)を突然解任し、驚きの衝撃が走った。何故なのか未だ明確ではないが、1.3兆円を投資したマイクロソフトも知らなかったようで、急遽、同氏とコンビのグレッグ・ブロックマン氏をマイクロソフトが雇うと発表した。
オープンAIはベンチャーキャピトルから12兆円の企業価値があるとして、出資が予定されていたが、アルトマン氏がいないとなると、出資もひかえると報道されている。
ところが、同社従業員770人の内730人が同氏の復帰と全取締役の辞任を求める署名運動に賛同し、取締役会が同意しない場合、従業員らはアルトマン氏を追ってマイクロソフトに転職すると訴えている。
まさにこれではオープンAI自体が瓦解し、12兆円の価値も素っ飛んでしまう。かつて、武田信玄は城を作らず「人は石垣、人は城、人は堀」という明言を残したが企業は人なり(松下幸之助)を最先端技術のAI企業がいみじくも証明した。
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