行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

皆既日食の天体ショーから政治ショーへ

2009-07-22 23:25:37 | Weblog
本日は日本国中皆既日食の話題で大変なものであった。船で見に行った人が大正解で、東京では曇っていて太陽が見えなかったためか75%欠けた割には薄暗くなっただけ、逆に25%でも明るいという太陽のすごさを認識したしだいだ。

一方、昨日解散した衆議院、いよいよ最近にない政治ショ-が始まった。40日という長距離レース、山有り、谷有りで暑さに負けず日本中盛り上がって欲しい。久しぶりの政治参加へのチャンス、都議選の時にも触れたが日頃政治が悪いと何でも政治のせいにしないでまず投票だ。都議選のように10%ぐらい投票率が上がれば政治地図が変わるだろう。投票率が低いと特定団体や特定階層の影響が大きくなるからだ。

現在の情勢は、自民党の崩壊で政策マニフェストもまだできず圧倒的に民主党が有利、日経の調査だと比例代表で投票する政党は民主党40%に対し、自民党は20%だ。麻生総理も細田幹事長も民主党のマニフェストを批判するばかりで「見事に野党になっている」(岡田幹事長)と言われる始末、だが40日も時間はあるので自民党も若手を中心に立て直し、しかるべきマニフェストを早急に提示し、ここは政策論争を盛り上げて欲しい。

米国のようなお祭り騒ぎでなく、我が国が直面している不安定雇用、年金、医療、介護、少子化などじっくりと国民の前で論争してして欲しい。NHKなどはゴールデンアワーに毎日1時間でも良いからテーマを絞って論争の場を提供したらどうだろうか、ネットで流すことも良いだろう。まさに政治ショーの始まりとなる。

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