花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

季節労働

2010-06-21 | 週末ごはん・お酒
久しぶりに風邪ひきました。
扁桃腺周辺が炎症を起こしてるようで・・・軽く痛いです。
こういうときはひたすらうがいですね。




先週は私なんと!  4日も休肝しました。
自分でもびっくり。


もう飲まなくても生きて行けそうな気がします。
・・・うそ




週末、ぐずぐずの梅雨空かと思っていたら晴れちゃいましたね。

そんな中、今年も季節労働をしましたよ。


6月に入ってからずっとソワソワ落ち着かなかったのです。



青梅が出回ってからというもの、まだかな~?と久しぶりの友人との再会よりすてきな男性とのデートより(←ないけど)ずっとずっとワクワクして待ってました。



和歌山JA直送「紀州の完熟南高梅」♪





残念ながら無農薬ではありません
果実の無農薬は非常に難しいのです
さらに、完熟梅といっても輸送の都合で多少青みが残るものが混じります






今年は5キロの南高梅を買ったら1キロサービスでいただいちゃって傷んだものをのぞいたら5.8キロ。
まだちょっと青さの残るものがあったので1日追熟させてきれいに流水で洗った後は(完熟なので水につけてのアク抜きはなし)ヘタを取りつつ丁寧に水気を拭き取って35%のホワイトリカーで消毒したら塩をまぶしてポリバケツにポリ袋を張った中に。

ポリ袋を中に使うのはポリバケツは何年か使用すると劣化して底割れをおこすことがあるそうなのでポリ袋を使います。それに密封して重しをするとき便利ですので。

追熟は風通し良い日影に置いておくだけです。


これで梅の重量の約2倍の重しをして梅酢があがるのを待ちます。
ヘタの部分から傷みやすいのでヘタを上に向けて塩がヘタに乗るように置くとよりよい気がします。
梅酢が上がったら重しを半分に。



今回はぐっと塩分控え目な12%で漬けてみます。
用意した梅の重量の12%量の塩の1/3を別に残しておいて塩をまぶした梅を1段並べるごとに上から塩をふり、全部つめたら残しておいた塩を上からふります。





2時間ちょっとかけて5.8キロ塩漬け終了





が!!!

ガーン! しょっく。


後で100g多かったことに気づき「どーーーしよーーーー」と。

塩の重さを量るのに塩を入れるボールの重さ分を考えて量ったのですが勘違いして100多くしてしまったのでした。




これじゃ15.5%になっちゃう。
大慌てで100g回収。


大丈夫かな? 上に乗る塩の量がバランス悪くなっちゃった。



昔ながらの梅干しの塩分は20%以上あるようです。
そして減塩梅干しと言われている商品は一度高濃度の塩に漬けた梅を薄い塩分濃度の水で塩抜きして調整するのだそうで。


家庭で塩分控え目の梅干しを作るのに一番安全なのは15%
塩分が低ければ低いほどカビの出る危険度は増します。

一般に最低でも11%は必要と聞いています。



今年12%でうまくいけば来年はもうちょっと下げようかな?



と思っていたけど100gの間違いで塩の回収したり、上に乗る塩の量が心配なのでまたちょっと足したりで結局12.5%塩分になりそうです。





これで3~4日で透明な梅酢が上がってくるので来週末は赤紫蘇を塩もみして加えさらに土用干しまで約1ヶ月漬け込むのです。



おいしくできますように。




梅酢がいっぱい取れるなぁ~♪