amnjackのNewWeblog

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延命成功 REGZA 37Z9000

2019年05月03日 | 修理
平成最後の日に故障したREGZA 37Z9000ですが,孫どもがかえったので,裏カバーを開けて修理を試みました。
結果は,見事成功!!
以下,報告です。


作業室の机の上を整理し,そこへ毛布を敷いて,画面を下にして,カバーを外します。


三種類のねじがあるので,間違わないように鉛筆でマーク。


B-CASカードのスロットはここです。

その前に,

中の埃を取ります。でも,意外に埃はなかったですね。


カバーパネルは差し込まれているだけで,簡単に外せます。


さて,この部分を見ます。


裏表に黒いカバーがあってスロットの位置を決めてます。こちら側は問題のないBSのスロット。左側がわが差し込みのカバーパネル



カバーパネルを外し,基板を固定しているねじを外して裏返すと。


スロットの蓋部分が基板から外れて抜け落ちていました。これでは,接触するはずもなし。故障の原因はこれ!!


とりあえず無水アルコールで端子を掃除して,


はじめテープで固定してみました。


だめです。


テープだと差し込むと蓋が開いちゃうのですね。スロットはかすかすです。テープ固定ではだめ。それにカバーは薄く強度も足りなくて,圧力が加わると,ゆがんで緩くなります。平らになるように少し折り曲げてみました。


再チャレンジ

ます端子を折らないように注意深く端子を起こしました。


蓋の部分は心持ち抑えが効くようにカプトンテープを一枚貼り付けて,


これで,蓋を固定しました。これなら動かないし,再修理も簡単。その写真を撮り忘れ・・・


裏カバーをしてないので,ちょっと不安定ですが,起こして動作確認。OKです。


裏カバーもきれいに掃除して,,,,


組み立て完了

意見運転後,もとあった居間に戻しました。



BSも地デジもOKです。

今回の故障はスロット部分の接触とあたりがついていたので,比較的楽に修理ができました。
これがファームウエアなどが絡んでいると、やはり買い換えを意識してしまいますね。
今回は電気屋に持ち込まないで(最も町の電気屋さんには断られた),ふるいREGZAの延命が成功できたのはラッキーでした。



こんな製品です。
B-CASカードが認識されない故障は比較的多いようですが作りが悪すぎ!!
でも,修理される場合は自己責任で!!


ところで,37インチのテレビはいくらくらいするか調べたのですが,37インチのテレビというのはもう作っていないようです。32インチの上が40インチとなっているようです。でも,40インチを買ったとしても,我が家では置く場所がなくなってしまいます。というわけで,延命成功でよかった!!
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