amnjackのNewWeblog

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今度は風呂の折り戸

2019年07月06日 | 修理
20年も経っていれば,あちこち不具合が起きる。
今度は風呂の折り戸。動きが悪いことは知っていたが,昨晩はとうとう外れて倒れかかってしまった。
早速外して様子見。

上下にあるプラスチックのガイドが緩く外れてしまう。抜き出すと。




下側の力がかかるパーツが先の方で割れて沈み込んでいる。2mm位の厚さの板で支えているので,これじゃあ弱いはず。よくこんな設計をしたなぁ・・軟質プラスチックなので,接着して補修は困難。
ローラーも何回も往復しているので,減っているようだ。もちろんパーツを取り寄せることが20年も経っているので,困難。それにメーカーが分からない!!

さて,どうすんべぇ!
仕方なしに,まず減っているローラー部分は左右取り替えて見た。片方は可動部分ではないので,ローラーが減っていても良いだろう。






とりあえず下の方は,これで良いとして,今度は上のレール部分。



本来は中のバネで押し上げるのだが,割れているので,この部分に手持ちの0.55mmのステンレスを巻き付けてみた。


組み付けて・・・下のレールはスムーズ。

でも,

上の方は,何回か往復運動している内に外れてしまう。よく見るとレールとガイドの間には2mmほど間があって,折り戸が斜めになると抜けてしまう見たい。それに軸になっているところの急ごしらえのバネ(0.55mm)では力が足りなくて外れてしまう。やはり1mm位の太さが必要。急遽ダイソーまで行って1.2mmの針金を買ってきた。


まず,下のレールガイドの底が割れて沈み込んだようなので,試しに,下をあげてみた。


2mmくらい上げるために,針金でスペーサーを作ってみた。
でも,これだと,動く方のローラが浮いて針金がレールをこするかたちになっちゃう。

あれこれ考えて,

軸の部分にスペーサーを入れてみた。ケースの中をのぞくと,ちょうど針金の部分が狭まっているので,好都合だった。

次は,上のバネの交換。

1.2mmのステンレスを巻き付けた。

4ターンでも5mmを超えそうだが,押し込んじゃおう。


絵宇野ストッパーを外して,(ここでM4のネジを1個紛失)ステンのネジがないので,間に合わせに鉄のネジで代用。あとで探す。


とりあえず,パチンとはまった。これなら押しつけるとからは問題ないようだ。


さて,折り戸の動く部分。



ちょうど良い塩梅。




汚いところを見せして申し訳ないが,少し浮いているのが分かるだろうか。これで調子が良くなった。




かなり乱暴に扱っても,大丈夫になった。

でもなんやかやで午前中イッパイかかった。やれやれ・・・・・


これで今しばらく使えそうです。折り戸を取り替えるだけでも,10万円くらいかかりそうなので,なるべく長く使えるように,頑張ろう!

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