アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

苦手だけど好きな曲はやっぱり弾く

2015年08月24日 | ピアノ
好きな曲、弾きたい曲を弾く、というのはとても大事なことだと思う。

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好きな曲じゃなくちゃ練習だってあんまり身が入らないし(^^;;
演奏を聞かされるほうもあんまり楽しくないと思う。

プロだったら、弾きたい曲ばかり弾くわけにもいかない「大人の事情」もあるだろうし、
好き嫌いはさておき、一定以上の「品質」で弾くことだってできるだろうけどね。

前にメゾソプラノのコンサート聞きにいったときの記事に、
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一つ一つとても美しかったのですが、前半最後に配置されたチャイコフスキーの
憧れを知る者のみが」というのがことのほかすばらしく、わけもなくじわっと涙が出ました。
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と書いたのですが、後日、この記事を読んだ彼女からメールが届きました。

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チャイコフスキー「憧れを知る者のみが」は、一緒に抱いてお墓に入りたい位
好きな曲なのです。
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あぁそうだったのか~
やっぱり、「技量」があればちゃんとした演奏はできるけれど、さらに「思い入れ」があると気持ちの伝わり方が違うんだろうなって。

プロのピアニストが、「有名曲弾いておけばいいでしょ」みたいに、自分が何とも思っていないショパンのワルツとか、幻想即興曲とか、テキトーに弾き散らかすのは、技量があってもザンネンな演奏だと思うの。

先日のブラームスは、ほんとうに好きな曲で、それは聞いてる人にも伝わったのかなと思うと、うれしかったです。まぁ、技量に難ありだから、好きすぎて空回りして不発な演奏だったりもするんだけどね。

人生、時間に限りがあることなので、好きでもない曲を弾いてる暇はないのです。

ただ、好きで得意な曲であればもちろん、人前で弾くにも適した曲ということになるけれど、
好きだけど苦手な曲ってあるよね。

私の場合だと、指が動かないから、ちゃかちゃか動きの激しい曲はとてもじゃないけど「うまく」聞こえないわけで。先日のブラームスや、アルカンのバルカローレみたいなゆっくり系ばかり選曲すれば無難ではあるけれど…

そういうのばっかり弾いてると、そういうのしか弾けなくなっちゃう!?

というわけで、今回は「苦手だけど好きな曲」。ラフマニノフの前奏曲、op32-12をレッスンに持っていきましたところ、おゆき先生は、こりゃまたずいぶん弾けない曲を、と思ったらしい(^^;; もちろん今までもいろいろと実力オーバーの曲は持っていってるけど、タイプも違うってことでしょう、やはり。

うちのピアノや練習会で弾いたピアノはそういえばタッチが軽くて、マチガッタ弾き方しててもいちおう音を並べられたんだけど、おゆき先生のピアノがわりと重くて、のっけからぜんぜん弾けなかったorz

それで、ゆっくりゆっくり弾き方の修正から、
音の飛ぶところの手の移動の研究から、
まぁいろいろと盛りだくさんで。

終了時には
「でも、あれこれ学べることがあっていい(選曲)んじゃないの」
と前向きに。「一回で終わりにしないでレッスンに持ってきて」と釘をさされ(笑)

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コメント (4)
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