しぶかう先生のところで見てもらったもう一曲は「聖体行列」。
←なんだかんだいって、ゆっくりの曲って見た目より難しい
聖体行列って何なのかって、ぐぐってみたらば、要するにパンをイエス・キリストに見立てて「その聖体を奉持して町の中を練り歩く」ということらしいですが。ノリがよくわかりません。マッチングの広告で「整体」のスクールとかが出てきてしまうのはご愛嬌(^^;;
曲の雰囲気からいうと、重々しい厳粛な感じでしょうか。標語は「Largo; Maestoso」となっています。ゆっくりで音符の数も少なめですが、案外あなどれないというか、ちょちょいと弾くとなんか様にならない感じです。
様にならなかった理由のひとつは、前の曲でも指摘がありましたとおり、様式感の問題。すぱっと入ってすぱっと切る、入りと出を改善するとややましに。
この曲ならではの難しい部分というと、たとえばココ:

冒頭部分は、右手で二つの音を弾いていくときに、音符についてる「棒」が上にだけ向いているんだけど、ここに来ると上と下に向いている。つまりここは、さっき(和音っぽい)と違って複数声部に分かれているということを意味する。
それで、右手の中の下パートだけ弾いてみたり、左手だけ弾いてみたり、そうやって別々に味わってみてから合わせると…各声部を別々に意識することができて、結果的に不思議と立体的に聞こえるのだ。
…これは、レッスンのときに何度か体験しているのに、結局自分ひとりで弾いているときにはその作業を丁寧にすることができず、混沌としたまま練習してしまうんです。なんで「きちんと」できないんですかねぇ??
それと、しぶかう先生がこだわったポイントはココの左手:

マットで、ひびきのない音で「ズン・ズン」と。
なんかこうやって弾いていると、ほらあんな感じ…ゲームのダンジョンにいて。暗い地下を進んでいくときの音楽。
「ギロックって、バロック風だったりしてもなんかどこか、ゲームっぽかったり、ジャズっぽかったりして、やっぱりちょっと違うんですよね~」としぶかう先生。すっかり伝染しちゃって、ゲームのイメージが離れなくなってしまいましたが。
→「聖体行列」だか「ダンジョン」だか。家に帰ってから、アップライトの生ピアノ録音です
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聖体行列って何なのかって、ぐぐってみたらば、要するにパンをイエス・キリストに見立てて「その聖体を奉持して町の中を練り歩く」ということらしいですが。ノリがよくわかりません。マッチングの広告で「整体」のスクールとかが出てきてしまうのはご愛嬌(^^;;
曲の雰囲気からいうと、重々しい厳粛な感じでしょうか。標語は「Largo; Maestoso」となっています。ゆっくりで音符の数も少なめですが、案外あなどれないというか、ちょちょいと弾くとなんか様にならない感じです。
様にならなかった理由のひとつは、前の曲でも指摘がありましたとおり、様式感の問題。すぱっと入ってすぱっと切る、入りと出を改善するとややましに。
この曲ならではの難しい部分というと、たとえばココ:

冒頭部分は、右手で二つの音を弾いていくときに、音符についてる「棒」が上にだけ向いているんだけど、ここに来ると上と下に向いている。つまりここは、さっき(和音っぽい)と違って複数声部に分かれているということを意味する。
それで、右手の中の下パートだけ弾いてみたり、左手だけ弾いてみたり、そうやって別々に味わってみてから合わせると…各声部を別々に意識することができて、結果的に不思議と立体的に聞こえるのだ。
…これは、レッスンのときに何度か体験しているのに、結局自分ひとりで弾いているときにはその作業を丁寧にすることができず、混沌としたまま練習してしまうんです。なんで「きちんと」できないんですかねぇ??
それと、しぶかう先生がこだわったポイントはココの左手:

マットで、ひびきのない音で「ズン・ズン」と。
なんかこうやって弾いていると、ほらあんな感じ…ゲームのダンジョンにいて。暗い地下を進んでいくときの音楽。
「ギロックって、バロック風だったりしてもなんかどこか、ゲームっぽかったり、ジャズっぽかったりして、やっぱりちょっと違うんですよね~」としぶかう先生。すっかり伝染しちゃって、ゲームのイメージが離れなくなってしまいましたが。
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パンをキリストに「見立てて」いるのではなくて、そのパンをキリストそのものであると思っているのです。
お神輿(神様が乗っている輿)をワッショイワッショイではなく、静かにうやうやしく担いで行列していると思っていただければ・・・
宗教的な意味合いはわかってませんでしたが、曲の雰囲気がありますので別におみこしわっしょいと思っていたわけではないから大丈夫…たぶん…
宗教的なことを知らずに弾いてみると、葬送行進曲なのかな、って思ったんですよね。
なもんで、この曲を弾き始めたころは、もっと悲壮感たっぷりに練習していたのでした。
立体感、なるほど、そうやって分解してやってみれば良かったんですね~。
これも弾き直してみようかな^^
シンボル的なものじゃなくて、神様そのものを担いで(掲げて)行列するんですよということを言いたくて、日本の風習では神様を担いで歩くといえばお神輿なので、お神輿と書いてみたんだけど、お神輿じゃどうも雰囲気が違いすぎるので、余計なことを書いてしまいました(^^;)
似たようなことをしてるのに全然違う雰囲気になるのはなぜなんでしょうね。
中世の街、石畳の路、淡々と行列が♪
浮かびましたよ~(@^^)/~~~
日本でいうならおみこし。でもまったく違いますね~
> 神様そのものを担いで(掲げて)行列するんですよ
そういえば、なんとなくこれがピンとこないのって、JGがプロテスタントで、「聖体行列」はカトリックだからか!? (気づくのが遅い)