アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

バッハのコラールで弦楽四重奏入門編

2015年08月22日 | バイオリン
弦楽四重奏って、アンサンブルの王様というか、ひとつの究極の形のような気がします。

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←弦同士しっかり合うと耳が幸せ。

広い音域をバランスよくカバーして、
音色のしっくり感も他の追従を許さないレベル。

ま、下手に弾くとそうはならなくて残念なのはいうまでもなく(^^;;

というわけで、入門編。ザンネンでない弦楽四重奏を弾くにはどうしたらいいかという、
バッハのコラールを題材にした講座に参加してきました。
(追記: 「表参道クラシックスペース(OCS)」はこんなコアな企画が満載!! FacebookかTwitterをチェック)

シンフォニア弾こうってときには逃せないよね!?

音符はとてもシンプルな並びで、たったの二段。

集まったメンバーは、みんな初対面。

まずはいったん弾いてみますと、まぁなんというかバラバラです。
でも、拍子を数えられない人とか音程が出鱈目な人とかいないみたいで、これはなんとかなるような?
(どういう面子が集まるかはまったくの偶然)

で、そこから…

ト長調の音階をじっくりゆっくり四人で弾きながら、じわじわと改善していきます。

まずは調弦をもっときっちり合わせる。四人いっぺんに音を出しますと「なんとなく」という感じになってしまうので、チェロとヴィオラをまず合わせて…と、二人ずつ確認していきます。

音量のバランス。「チェロ4: ヴィオラ3: 2ndバイオリン2: 1stバイオリン1」が基本ですって。なんと(o_o) もちろん、その場の役割によって入れ替わったりするんだけどね。

弓を使う分量を合わせる。弓が短くて足りなくなりやすいチェロさんを基準とする。

するってーと、チェロさんをガン見して合わせて弾くんだけど、
今度は「見て」合わせるだけでなく、よく「聞いて」乗せてくようにする。

ビブラートを合わせる。曲によってどのくらいでかけるかは変えるのだが、今回は16分音符でかける。

そんなこんなするうちに、ただの音階をいっしょに弾いてるだけですが、どんどんきれいになっていきます。

そして曲に戻りますと、音程を合わせるといっても今度は和音になります。弦同士合わせるときは響き重視で純正律を基本に…
「ドミソ」の和音でいえば、まず「ドソ」を調弦のつもりで(響くところね)合わせておいて、
そこに「ミ」を入れる。

このとき、ピアノで考える「ミ」よりやや低めに取るのがポイントだって。
この辺になるとかなり自信ない(^^;;
今回私のパートは第一バイオリンだったので、この「ミ(第三音)」については人任せ。

全部やるときりがないから、フェルマータのところだけ確認していくけど、
確かにきれいに響いていました(^-^)

後はタテ線を合わせるところね。「拍の頭」を弾く人がタイミングを明示していくのが基本で、たとえば冒頭の、チェロさんが四分音符連続してるところなんかはそれをリファレンスにすればいい。ただ、「拍の頭」で続いている人がいなくて、随時交代していくような場合はよく聞いてしっかり合わせていかないと。

最後の仕上げは、先生が指揮しなくても四人でしっかりザッツ合わせて途中合わせていくこと、そして音を聞き手に届けること。

この場合、お客さんがいるわけではないけれど、いるつもりで(お客さんキャラクターとしてアンパンマンの縫いぐるみが用意されていました-笑) そこに向かってみんなで音を届けるつもりで。具体的にいうと、f字孔をどっちへ向けるかということでもあるんだけど。

ラスト一回はとてもきれい!! 劇的ビフォーアフターのこってりたっぷり一時間でした。

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今年こそ歌の伴奏を練習してから行く!!

2015年08月20日 | ピアノ
秋の「ピアノも、もっとアンサンブル」は11月29日に決定しました(^^)

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中川P先生、中川Vn先生、海実さん(ソプラノ)がお相手できます。
参加者同士のアンサンブルももちろんOKです。

今年はピアノ二台があるからね…

あれもこれもやりたい、困った。

二台ピアノと、
バイオリンの伴奏と、
歌の伴奏

…できるかな?? 三つは無理!?

まずは歌の伴奏ですが(^o^)/

だって、今年は、10月に八ヶ岳、11月に「ばんたの」って順番で、どちらにも海実さん来るってんだから、こりゃ歌やらなきゃでしょ。10月にいくつか弾いてみて、11月本番。「10月」の段階であらかた弾けてればそれでよさそうだ。

去年は、バタバタしてほぼ練習なしで突入しちゃったから、今年こそ!!

楽譜は去年使用したもの:
イタリア歌曲集(1)中声用 [新版]
ドイツ歌曲集(1) (原調版・改訂版)

よく知ってる名曲が目白押しです。「イタリア」のほうなら「Ombra mai fu(Largo)」、「Caro mio ben」、「Sento nel core」とか
「ドイツ」のほうなら「すみれ」「春への憧れ」「我は汝を愛す」「アヴェマリア(シューベルト)」「音楽に寄せて」とか。

んーなんかこう並べてみると、私の好みってドイツなのかな?? 前に「我は汝を愛す」をやったけどあれはよかった。ぴったり合いました。「歌」に寄り添ってしっくり弾けるときは、連弾で合うときとかとはまた別格の気持ちよさなんですよね。

もっと前にはマーラーやってコケたけど(^^;; 歌の伴奏するなら音を並べるのが難しくない、余裕のある曲。学びました(笑)

というわけで、いくつか練習していくからよろしく~

今ちらっと弾いてみた感じでは「すみれ」いいかなぁ。「アヴェマリア(シューベルト)」好きなんだけど、さりげなく聞いてしまうこの曲の妙な弾きにくさはナニ。さすがシューベルト。

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秋の「ばんたの」企画、日程候補

2015年08月16日 | ピアノ
「ピアノも、もっとアンサンブル」(旧: 素人が伴奏を楽しむ会)開催日の候補が決まりました!!

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←グランドピアノ二台体勢になってテンションup

** 業務連絡!! 私のPCメールアドレス宛に送られたメールは8/10以降届いていません。もしご連絡いただいていた方はこのブログ右ペインにある「メッセージを送る」機能(または、携帯アドレスまたはgmailアドレスをご存知でしたらそちら)で再送お願いします。** →8/20 回復しました。でも失われたメールは戻ってこないorz


11/22(日)または11/29(日)のいずれかにします。参加検討中で、どちらかのみ都合がいいという方はお早めにお知らせください(^-^)一週間以内くらいに集まった意見を集約して、とにかく日にちを固定しちゃう予定です。

場所はいつものサロンエスプリ

今回の特徴は:
・「コンサートタイム」と「がやがや演奏タイム」があります。
・グランド二台でピアノデュオ可です♪
となっております。

つまり、みんな静かにして演奏を聞くという前半枠と、
飲食したりしゃべったりもしている中でBGMとして演奏する後半枠に分けます。

これまでも、よくaniaさん(コントラバス)が演奏する前にみんなに向かって「がやがやしてください」ってお願いしてたんですが(^^;; そうはいっても、ねぇ。演奏者側(ステージ)に向かってきちんと座って、コンサートとして聞いているときに突然がやがやしてくださいっていわれても~みんなしーんとして聞きいっちゃうので、

もういっそのことそういう時間帯を明示的に設けようと。

もしかしたら、ブエノスアイレスの春夏秋冬コンプリートとか聞けちゃうかも!?

参加者同士のアンサンブル、
中川Vn先生もしくは中川P先生にアンサンブルをお願いすることができます。

海実さんの都合がつくならソプラノの伴奏もできますね(今から聞くんだけど)。

というわけで、何を弾きたいか急いで考えてください!!

私は…
中川Vn先生の伴奏は絶対やりたいし(だってそういう会だからね。元々)
せっかく二台があるならそれもやりたい…
歌の伴奏もやりたいなっ

もちろんオープニングは「三人寄ればシンフォニア」をやることが決まっているし

あぁ、やっぱり今年もやばいことになりそうだ。

ちなみに去年は、メントリ(メンデルスゾーンのピアノトリオ一番)の一楽章をバイオリン弾いて、二楽章をピアノ弾くという無謀な計画を立て、自分の首を絞めたのでした。ぐぇ。。

いや楽しかったけどね…

今年はもう少し地に足をつけて行こう(←ほんとか??)

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三人寄ればシンフォニア、をどう弾く?

2015年08月15日 | バイオリン
昨日はバイオリンのレッスンでした。

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六月にあった発表会では、シンフォニア一番を三人で弾いてみましたが、二番もバイオリンによさそうな予感がするんですよね!! なので今回のレッスンはシンフォニアの二番を中心に…

というか、ここんとこ頭の中がピアノでほぼ占められていて、バイオリンはほとんど触ってなかったもんで、練習してある曲がなくてね。そのモンダイをうやむやにしたかったというのももちろんあるけど(え)

それで、先生ときーちゃんさんと私でとりあえずどんなもんか合わせてみると、
まぁ確かにこれはバイオリンに合いますね。

あとは私が十六分音符をちゃんと弾ければよさそうだ(笑)
ちょっと指使いとかを検討してもらって、
そしたらいちおう音が(あらかた)並んで、

それで私のほかの人がなにしろ先生ときーちゃんさんなんで、
音がいちおう並んだだけでも
「こんなもんでいいかな??」
という感じもしなくはない雰囲気出てますが、せっかくなので

ピアノで一人で(というかふつう一人で弾くんだが)シンフォニアが弾けちゃう人が聞いても
ぐぐぐっとくるような感じで鳴らしてみたいですよね。

「今、弓使いとりあえず出鱈目に弾いてみましたが、どうするのがいいですかね??」

実は、きーちゃんさんが持ってた楽譜と私が持ってた楽譜が違っていて、
私のは赤い表紙のウイーン原典版、シンプルに♪のみ並んでますが、
きーちゃんさんのは全音版、親切丁寧なスラーと強弱記号が特徴です。

きーちゃんさんはそのスラーに従って、三連符とかをひと弓で弾いていて、
私はひとつずつ返して弾いてましたから、
合わないわけだ…(^^;;

何しろ、ピアノの楽譜をバイオリンで弾いてますから、何が「楽譜どおり」に弾いたことになるのかがイマイチ明らかではないですけど。話し合って、弓は返すけれどおおまかにスラーの切れ目までフレーズ感を持って弾く、というふうにしてみました。

…おぉこんな感じかな? ちょっとバッハっぽくなった。

あと、音程の上がり下がりを感じて弾くとか、フレーズの細かい区切りのつなぎ目のところの弾き方を、先生にお手本弾いてもらって真似したり、弓の上げ下げを修正したり、そうするとちょっと良くなっていくようだけど、

三人全体でどう統一感を持って進行していくべきなのか??

その辺についてはやはりシンフォニアをよくわかってる人に教えてもらったほうが。
ということになり

「それでは、私が次におゆき先生のレッスンに行ったときに習ってきましょう」とか安請け合いしてしまった(^^;;
よろしくお願いします>おゆき先生

シンフォニアの一番、二番を素敵に(三人寄って)弾いて、
これを2015年秋の「ばんたの」オープニングに使いたいと思います(^-^)

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レパートリー楽譜のストック方法

2015年08月14日 | ピアノ
レパートリー(自称)とはいえ、暗譜しないで弾く私にとって、楽譜をどう持つかというのは死活問題。

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見開き二ページの曲ならたいへん収まりがいいけれど、
そうもいかないなら、譜めくりの便宜を考えてあれこれ工夫してコピー譜を貼り合わせることになる。

めくりやすく、軽く、かつ舞台上でひらりと飛んでしまわないように
だいたいこんな感じで作ることが多いんだけど→過去記事:飛ばないコピー譜

こういう、薄べったいコピーが溜まってくるとどうなるかというと、もちろんですが散逸して何が何だかわからなくなる…

数年経って、あの曲をまた弾こうってときには、どこに行っちゃったやら??
…捨ててはいないような気がするものも、なかなか探せない。

捨てたものもある。ものすごい安物の両面テープを多用したのとかは、テープ部分が変色したり剥がれたりして、あまりきたないので捨ててしまった。文具をケチるとロクなことにはならない(^^;;

捨てたり、なくなったりして、新たにコピー譜を作ると、コピー譜になってから書き込んであったもろもろが失われて、これまた余計に「レパートリー」と呼ぶにはほど遠い存在になる。

記憶力が弱いことにかけては元々自信があるんだけど、音を忘れるよりもっと忘れるのが指使いで、指使いが不明ってことになるとこれはもう譜読み状態に逆戻り(-_-;;

なんとかせにゃ…

と、思っていたら、先日の練習会でエッコさんの楽譜を見て、おぉと思った。

リング綴じのスクラップブックの頭から、弾く曲のコピーを順に貼っているのだ。およそ一冊が一年分、曲は新旧取り混ぜてバラバラだけど、自分にとっての時系列というのは案外探しやすいものだ。楽譜が散逸せず、ぎっしりの書き込みと共に、その年の記録となって残る。なんて素敵(^-^)

ただ、欠点は重いということね。もし、今弾いてる曲と、去年やってた曲を練習会で弾こうとしたら、スクラップブック二冊(←ずっしり)。

それで、家に帰ってからあれこれ考えたんだけど、やっぱりスクラップブック形式は無理かなと諦めて、でも記録になるというところを採用。コピー譜の探しにくさは、ぱっと見が真っ白だったりするところにもあるので、まずは一番表に見えるところに何の曲なのか書き、それからいつ弾いたのかを書く「2015.8.1 音楽の星座」。

また別の機会に弾けば書き足していく。

そして、人前で演奏したことのある曲のコピー譜専用のボックスを準備して、現在弾かなくなった曲はそのボックスに左端から投入。ずっと弾いてない曲は、右のほうに押し出されていく。

この方式なら、直近のレパートリーが浅い(左端から近い)ところに並ぶのでわかりやすく探しやすいし、逆に最近ずっと手をつけていないものを引っ張ってくるときもやりやすい。練習会に行くときには、左端からコピー譜いくつかを束ねて持っていけばいいので、重くならない。

問題は、私がちゃんとこの箱に戻すかということだけど(笑)

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