弦楽四重奏って、アンサンブルの王様というか、ひとつの究極の形のような気がします。
←弦同士しっかり合うと耳が幸せ。
広い音域をバランスよくカバーして、
音色のしっくり感も他の追従を許さないレベル。
ま、下手に弾くとそうはならなくて残念なのはいうまでもなく(^^;;
というわけで、入門編。ザンネンでない弦楽四重奏を弾くにはどうしたらいいかという、
バッハのコラールを題材にした講座に参加してきました。
(追記: 「表参道クラシックスペース(OCS)」はこんなコアな企画が満載!! FacebookかTwitterをチェック)
シンフォニア弾こうってときには逃せないよね!?
音符はとてもシンプルな並びで、たったの二段。

集まったメンバーは、みんな初対面。
まずはいったん弾いてみますと、まぁなんというかバラバラです。
でも、拍子を数えられない人とか音程が出鱈目な人とかいないみたいで、これはなんとかなるような?
(どういう面子が集まるかはまったくの偶然)
で、そこから…
ト長調の音階をじっくりゆっくり四人で弾きながら、じわじわと改善していきます。
まずは調弦をもっときっちり合わせる。四人いっぺんに音を出しますと「なんとなく」という感じになってしまうので、チェロとヴィオラをまず合わせて…と、二人ずつ確認していきます。
音量のバランス。「チェロ4: ヴィオラ3: 2ndバイオリン2: 1stバイオリン1」が基本ですって。なんと(o_o) もちろん、その場の役割によって入れ替わったりするんだけどね。
弓を使う分量を合わせる。弓が短くて足りなくなりやすいチェロさんを基準とする。
するってーと、チェロさんをガン見して合わせて弾くんだけど、
今度は「見て」合わせるだけでなく、よく「聞いて」乗せてくようにする。
ビブラートを合わせる。曲によってどのくらいでかけるかは変えるのだが、今回は16分音符でかける。
そんなこんなするうちに、ただの音階をいっしょに弾いてるだけですが、どんどんきれいになっていきます。
そして曲に戻りますと、音程を合わせるといっても今度は和音になります。弦同士合わせるときは響き重視で純正律を基本に…
「ドミソ」の和音でいえば、まず「ドソ」を調弦のつもりで(響くところね)合わせておいて、
そこに「ミ」を入れる。
このとき、ピアノで考える「ミ」よりやや低めに取るのがポイントだって。
この辺になるとかなり自信ない(^^;;
今回私のパートは第一バイオリンだったので、この「ミ(第三音)」については人任せ。
全部やるときりがないから、フェルマータのところだけ確認していくけど、
確かにきれいに響いていました(^-^)
後はタテ線を合わせるところね。「拍の頭」を弾く人がタイミングを明示していくのが基本で、たとえば冒頭の、チェロさんが四分音符連続してるところなんかはそれをリファレンスにすればいい。ただ、「拍の頭」で続いている人がいなくて、随時交代していくような場合はよく聞いてしっかり合わせていかないと。
最後の仕上げは、先生が指揮しなくても四人でしっかりザッツ合わせて途中合わせていくこと、そして音を聞き手に届けること。
この場合、お客さんがいるわけではないけれど、いるつもりで(お客さんキャラクターとしてアンパンマンの縫いぐるみが用意されていました-笑) そこに向かってみんなで音を届けるつもりで。具体的にいうと、f字孔をどっちへ向けるかということでもあるんだけど。
ラスト一回はとてもきれい!! 劇的ビフォーアフターのこってりたっぷり一時間でした。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社
←またろうがイラストを描いた本(^^)

「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)

広い音域をバランスよくカバーして、
音色のしっくり感も他の追従を許さないレベル。
ま、下手に弾くとそうはならなくて残念なのはいうまでもなく(^^;;
というわけで、入門編。ザンネンでない弦楽四重奏を弾くにはどうしたらいいかという、
バッハのコラールを題材にした講座に参加してきました。
(追記: 「表参道クラシックスペース(OCS)」はこんなコアな企画が満載!! FacebookかTwitterをチェック)
シンフォニア弾こうってときには逃せないよね!?
音符はとてもシンプルな並びで、たったの二段。

集まったメンバーは、みんな初対面。
まずはいったん弾いてみますと、まぁなんというかバラバラです。
でも、拍子を数えられない人とか音程が出鱈目な人とかいないみたいで、これはなんとかなるような?
(どういう面子が集まるかはまったくの偶然)
で、そこから…
ト長調の音階をじっくりゆっくり四人で弾きながら、じわじわと改善していきます。
まずは調弦をもっときっちり合わせる。四人いっぺんに音を出しますと「なんとなく」という感じになってしまうので、チェロとヴィオラをまず合わせて…と、二人ずつ確認していきます。
音量のバランス。「チェロ4: ヴィオラ3: 2ndバイオリン2: 1stバイオリン1」が基本ですって。なんと(o_o) もちろん、その場の役割によって入れ替わったりするんだけどね。
弓を使う分量を合わせる。弓が短くて足りなくなりやすいチェロさんを基準とする。
するってーと、チェロさんをガン見して合わせて弾くんだけど、
今度は「見て」合わせるだけでなく、よく「聞いて」乗せてくようにする。
ビブラートを合わせる。曲によってどのくらいでかけるかは変えるのだが、今回は16分音符でかける。
そんなこんなするうちに、ただの音階をいっしょに弾いてるだけですが、どんどんきれいになっていきます。
そして曲に戻りますと、音程を合わせるといっても今度は和音になります。弦同士合わせるときは響き重視で純正律を基本に…
「ドミソ」の和音でいえば、まず「ドソ」を調弦のつもりで(響くところね)合わせておいて、
そこに「ミ」を入れる。
このとき、ピアノで考える「ミ」よりやや低めに取るのがポイントだって。
この辺になるとかなり自信ない(^^;;
今回私のパートは第一バイオリンだったので、この「ミ(第三音)」については人任せ。
全部やるときりがないから、フェルマータのところだけ確認していくけど、
確かにきれいに響いていました(^-^)
後はタテ線を合わせるところね。「拍の頭」を弾く人がタイミングを明示していくのが基本で、たとえば冒頭の、チェロさんが四分音符連続してるところなんかはそれをリファレンスにすればいい。ただ、「拍の頭」で続いている人がいなくて、随時交代していくような場合はよく聞いてしっかり合わせていかないと。
最後の仕上げは、先生が指揮しなくても四人でしっかりザッツ合わせて途中合わせていくこと、そして音を聞き手に届けること。
この場合、お客さんがいるわけではないけれど、いるつもりで(お客さんキャラクターとしてアンパンマンの縫いぐるみが用意されていました-笑) そこに向かってみんなで音を届けるつもりで。具体的にいうと、f字孔をどっちへ向けるかということでもあるんだけど。
ラスト一回はとてもきれい!! 劇的ビフォーアフターのこってりたっぷり一時間でした。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社

「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)