あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

ヒメヒオウギズイセンの群落が!

2021年08月03日 05時51分07秒 | 野草・木の花と実の観察
2021.7.7七夕です。連日の梅雨空。昨日も一昨日も午後に買い出しに出たところで雨が落ちてきた。7日もそうなるのかな?と、時折空を見上げていたのですが。なんで雨が降ってくるのを待たなきゃいけないの!と逆ギレしてしまった私。もうね。ダンナに「暑くなくとも湿度がヤバい。エアコンをドライ運転しなさい!」と言われてムッかり。エアコンは極力かけたくないのだ。だるくなるからさ。ってな訳で、衝動的に出かけたのです。
トップ画像は小さな林。おそらくマキの木の林にオレンジ色を見つけ自転車と止める。

ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙):
園芸種ではクロコスミア。または旧学名のモントブレチアの名前でも呼ばれる。
花期:7−8月。花茎から穂状花序を分枝し、各々にオレンジ色の花をつける。
元は南アフリカ原産。耐寒性にすぐれ、繁殖力旺盛。日当たりの良い荒地から林床のような日陰、乾燥地帯から湿地にも耐え、全世界で野生化している。
こ〜れ〜は〜??わざわざ植えたというより、気づいたら繁殖して群落を形成しちゃった場所っぽい。
移動。そういや、泉の森でぼちぼちヤマユリがさいてるかも??とコース変更する。
あ。そうだ!確かこの辺りの金網に、ヒヨドリジョウゴの赤い実があったよね。もしや、花がさいてるかも?行ってみよう!

期待通りにヒヨドリジョウゴが咲いてます。
赤い実を観察したのは2020.12.27でした。その時の記事が上に貼り付けたやつ。
ヒヨドリジョウゴの花はこんな形だったか。けどわかりづらい。アップで撮影したのはピンボケした。時刻は既に午後15時半。梅雨空では光量が足りない。
ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸):ナス科ナス属の多年草。
全草に柔らかな毛を持つ。葉はアサガオに似た三裂した者から、卵状のものまで部位によって大きく変形する。
花期:8−9月。花冠は白色で深く5裂し、大きく外に反り返り、花冠裂片の基部に緑色の腺体がある。雄芯は5個あり、葯は楕円形。
果実は秋に1センチ程度の球形の実をつけ、赤く熟するものが多いが、黄色になるものもある。
ヒヨドリジョウゴの名は、ヒヨドリがこの実を好んで食べることから名付けられたとされるが、実際には特に好んで食べる訳でなく、冬になっても残っていることが多い。全草にソラニンを含む。
移動。大和市泉の森公園のキャンプ場の駐輪場に自転車を預ける。時刻は既に午後3時40分。林の中でキノコを探したいところだけど、先に郷土民家園へ向かう。なぜって民家園は午後4時に閉園するので。

曲げて先に民家園に来て大正解!ヤマユリは既に見頃でした。
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6月下旬に見かけた草花(ムクゲにクサノオウなど)

2021年08月02日 05時51分51秒 | 野草・木の花と実の観察
2021/6/25午後遅く、この日も断捨離の一環で古本を近所のブックオフへ。何度も通る道。信号の手前に小さな公園があり、ここでホタルブクロの群生を撮影した。と?木に花がたくさん咲いていた。
前日の雨でこれでも多くの花が散った後。
2本のうち1本は変わり花。
ムクゲ(木槿)が咲くと夏だなあ〜。人間が右往左往していても。季節は止まらない。どんどん先へ移り変わっていく。

2021/6/27。いつも通る近所の商店街。そこでブロック塀の向こうに大きな植物を見つけた。

ブロック塀の向こう側から伸びているのはヨウシュヤマゴボウだった。
早くも花ではなく実に変わってる花穂が混じり始めた。

2021/6/28、月末でダンナが定年退職となる。ならその前に病院に行って日々のお薬を確保したい。6月28日は脳神経外科を受診。先生に最後のご挨拶。
脳梗塞を発症以来お世話になってきた先生です。昆虫のお話を楽しく聞いてくださのは先生が唯一でした。ありがとうございました。
病院の玄関脇に鉢植えの花木があり花が咲いていた。
行き過ぎようとして、白い花の中に褐色の花が混じってるのに気づく。
これは普通なの?変わり品種なの??
取りあえす帰宅後検索をかけたらば。
トウネズミモチらしい。
トウネズミモチ(唐鼠黐):モクセイ科イボタノキ属の常緑高木。
花期:6−7月ごろ。黄白色の花を多数咲かせる。果実は紫黒色に熟す。
ネズミモチとの見分け方:トウネズミモチの場合、葉裏を光に透かして見ると葉脈の主脈も側脈も透けて見えるが、ネズミモチの場合は、主脈が見えるものの、側脈が見えないので判別できる。
中国中南部原産。日本では明治時代に確認された帰化植物。
公害に強いことから、公園緑化樹などに利用される。帰り道。ふと
早くも花ではなく実に変わってる花穂が混じり始めた。
む〜ん??褐色の花について何も書いてないねえ?
薬局で処方してもらい帰宅。
あれ?
何だろか?クサキリにしては頭の形が〜??
クビキリギス:バッタ目キリギリス科の昆虫。クビキリギリスともいう。
なんか色が微妙な個体だなあ?普通は緑もしくは褐色。稀に赤い個体が見つかる。この個体は緑と褐色の間だね。マンション通路の灯りに惹かれてやってきた模様。

2021/6/29内科受診。昨日の脳神経外科と目的は同じで日々のお薬が欲しいから。それとコロナワクチン接種を受けていいかどうかの確認。更に香川へ引っ越した後、新しい病院を探して受診した時の紹介状をもらいに受診しました。
「長らくお世話になりました。明日のワクチン接種予約日の空き次第ではワクチン接種でまたお世話になるかもしれませんが」とご挨拶。
そうね。6月30日に自力でワクチン接種のWEB予約をやってて気づいたんですが。高齢者であっても、普段元気ならばかかりつけ医がない人もいて、その場合は大規模接種会場を選びがちです。今回のワクチン摂取は健康な人も受けるのだから、基礎疾患持ちや通院してる患者さんは、馴染みの病院が接種に参加してたらそっちを選ぶと摂取日程は早いのが取れるかも?
相模原市民の私の場合は、八時半から予約開始とあり、当日は八時十五分ごろにアクセスしたら、既にアクセスが集中しており待合室へ飛ばされました。
で、予約自分の順番が回ってきた時には既に7月半ばの予約に移行しており、大規模接種会場から埋まっていく。その後、土日限定の大規模臨時接種会場が埋まる。やばいっ!とかかりつけ医のワクチン接種の空きを確認したら、7月15日の予約が取れた。出遅れました〜。
ガビ〜〜ん!!7月15日の予約だと、3週間後の2度目は8月に入るではないか!引越し日がぁ〜〜。あんまり先延ばしにしたくない。諸事情があるんだよ。

話は戻って、前日の6月29日のこと。内科で出してもらった処方箋片手にいつもの薬局へ行ったところ、「ただいまの待ち人数10名」と表示されていた。薬局内で10人待ち?実は患者さんだけできてる人もいるけど、家族同伴の高齢者も多くてね。密だ。密は嫌だ。
私「すいません。どれくらい待ちますか?」と尋ねたらば、「今お待ちの方は1時間ほど」と。
そんなん嫌だぁあああ〜〜!!
私「一旦お出かけして、1時間経ったら戻ります」と申告したらば。受付の人が「1時間以上かかるかと?」と。私「1時間半経ったら戻ります」と。
向かったのは不動産会社。ワクチン接種を終えて田舎に帰りたいのだけど、ワクチン接種日が決まらず、引越しの日程が経ってないのだ。けど、「7月中に引っ越す場合、申告を6月30日までに提出してね」と言われているのだ。
行ってみた。担当者はお昼休憩で席を外していた。
今戻っても密の薬局のまま。どうしょうか?と考えて、町田駅近くの「えどこまち」さんへ向かう。着物の小物や古着を取り扱う店です。毎月のように「着物を着て街歩き」イベントに参加しませんか?とDMをいただいているのですが、ダブルの基礎疾患持ちの私。「ワクチン接種が終わらないとお出かけ出来ないの〜」と返し続けてました。そして、どうも引越すまえにコロナの流行が収まりそうにないし、ワクチン接種も終わらない。ので「ごめんなさい」のご挨拶。もうDMをいただいても参加出来ないよ。

こちらもヨウシュヤマゴボウ。
背後のブロック塀は、JR横浜線です。自転車は短時間なのでヨドバシカメラの無料駐輪場に預けました。
そんなこんなで時間があっという間に過ぎていく。帰り道、不動産会社を覗いてみたら、担当者が戻ってた。時間を確認したら既に薬局に聞いてた時間が近づいていたけど不動産会社を優先で。
で。これこれこれで引越し日が決まらない。どうしましょう?と相談したらば。
担当者のおじさんは「柔軟に行きましょう。来月分の家賃は既にお支払いいただいてるので、8月分は7月18日までに返事を」と。
流石にそれまでにはワクチン接種の予定が経ってるよね?
けども。担当のおじさんは先週自分のワクチン予約をWEBでやったばかりだとおっしゃる!「賢いやり方を伝授しましょうか?」と。そんなん「お願いします!」と。
まあ、これをやっても当日の相模原市のワクチン接種の予約対象者は約13200人もありまして。予約希望者が集中してしまい、接続出来た時には既に7月中旬の接種日しか予約が取れなかったのですがね。あ〜〜、田舎の義母と義姉に連絡せねばっ!どう言い訳しようかなあ?まさかの「7月中の引越しは無理になりました」と言いづらい。
自衛隊の大規模接種会場はどうなんだろう?と調べたらば。既に受付は一旦停止になってた。2度目の接種を優先するからと出てた。政府は本気でワクチン接種を前倒しで進める気があるのでしょうか?オリパラ前に日本人がワクチン接種を終えて免疫をあげておかないと感染者は増えるだけだろうよ!と。やさぐれる私。
そんなこんなで薬局に急ぎ戻ってたら、信号待ち。
あれ?何か咲いてますね??
信号機の電柱に見つけたのは、クサノオウでした。
お薬をもらい薬局の担当薬剤師のお姉さんにご挨拶です。
私「一旦保険証が切れるのです。おそらく今日が最後になると思うのですが、ワクチンの接種日によってはまた来ます」
ええ。薬剤師さんと私は共に苦笑い。そして、内科のお薬は最大30日分しか出ないのです。「受診控えで去年は医療費が減りました」というニュースを最近見ましたが。「日々、365日、朝晩飲まないといけないお薬ならさ。今年1年でいいから最大処方日数を増やしてほしい。それだけで医療費は圧縮できるのに。と思う私。
あ〜、もうね。自分でスケジュールの決められないことが多すぎる。
きい〜〜〜〜!!!
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ハゼランは三時に咲く花です!?

2021年08月01日 05時10分50秒 | 野草・木の花と実の観察
2021/6/24撮影。行幸道路を自転車で走っていたらオレンジ色が飛び込んで来て停止。
トップ画像です。タマサンゴ(玉珊瑚)は花よりも実の変化を楽しむ植物ですが。まさかの既に色づきが始まってるとは?
え〜と、確か花も撮影したと思う。検索検索。
2021/6/5撮影。この時は実が全部緑色。

2021/5/8撮影。この時はまだ花の状態。
実はタマサンゴがあるのは信号の手前。細い道の先に歩道橋。あ。昨日紹介したのとは別の歩道橋です。そこは以前ハキダメギクを今年初観察した場所ですが。何かピンク色がみえたんだよね。何かしら〜??
パラパラと咲いている。
場所が歩道橋の階段の下なので、背後に空とか構成できません。わ、わかります〜??
これはハゼラン(爆蘭):ハゼラン科の多年草。
観賞用に栽培されるが、現在は多く野生化している。
南米原産。日本には明治時代にもたらされた。
葉は長さ数センチで多肉。互生する。夏に高さ30センチほどの茎の先に円錐状の花序を出し、径3ミリほどの赤い5弁の花をまばらにつける。午後の2−3時間ほどしか開かない。そのため三時花と呼ばれる。線香花火を連想させることからこの名前がある。
熱帯で多肉の葉を野菜として利用する。
三時草?え〜と撮影時刻は2021/6/24 15:56です。まさしく3時花でした。感動〜。

この記事は6月24日の撮影でして。昨日(2021/7/31)に見かけたハゼランは花がいっぱい咲いてました。画像挿入しますね。

2021/7/31 17:37撮影。座間市の路地で見かけたの。三時草は夕暮れにも咲いてます。
上の画像は現在試してるガラパゴス携帯のマクロ機能を使って撮影しました。ピントが合う距離が微妙で、花にピントが合ってない画像を量産しましたが。ピントが合うととても綺麗で、枚数を撮影してます。いいような?間違ってるような??
では6月24日の記事に戻ります。
あれ?歩道橋の階段下に何か黒い丸いのが見える。何だろ?
あ!これはイヌホオズキです。実はこんなに黒くなるのだねえ。
ちなみに、「イヌ」ホオズキの名前は、ホオズキやナスに似ているのに役に立たないことから。
全草にソラニンを含む有毒植物。
この花の初見は実は大和市の泉の森公園です。けど季節は晩秋。花期が長いのか?丈夫なだけか?面白い植物だなあ。
実はこの日のお昼頃、断捨離の一環で古本をbook-offに持ち込みまして。そこの駐輪場の脇で見かけた花も同日撮影なのでついでに紹介。
何でしょうねえ?パラパラ咲くのは何故だ?え〜と??コメツブツメクサにしては花が大きいような?コメツブウマゴヤシの方かもしれない。
コメツブウマゴヤシ(米粒馬肥やし):マメ科ウマゴヤシ属の一年生植物または多年生植物。
空き地や海岸に生える雑草。和名は小さな果実が米粒のように見えることから。
ヨーロッパ原産。
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アメリカ鬼薊とタケニグサが姿を変えた

2021年07月31日 02時45分49秒 | 野草・木の花と実の観察
トップ画像は2021.6.21に行幸道路で撮影したアメリカオニアザミ。歩道橋の下で金網がありまして、綿毛を見つけて自転車を止める。
綿毛はこんな大きさ。アザミにしては大きいよね?だって種がはっきり写るほどでかいのですよ。
さあ出発だ!と一旦自転車に跨ったのですが、目の端に赤色が見えて再び自転車を降りる。赤色をたどり金網の反対側へ。反対側はお店の駐車場です。
よくみるとほとんど実はなくなってます。大きめの丸いものは実がなくなった後の姿です。これはナワシロイチゴです。ここのは実がいっぱいついた模様。
そして視線を上げるとヤブガラシ。まだ咲いてるものは少なめで、オレンジ色が少ない。
移動。あれ?アパートの駐車場に小さな群落を見つけた。
何だっけこれ?初見が11月だっただけで、季節に関係ないのかな?
え〜と?確かヨーロッパ原産のツタバウンランです。
移動&帰宅。
ここまでで記事を一旦閉じようか?と思ったのですが、文量が少なめなので追加で2021.6.22に道端で見かけた植物を続けて紹介します。
2021/6/22の午前中に相模仲良し緑道で咲いてたオニユリ。
オニユリは日本の低地から低山で普通に見られる植物ですが、ここのは完全に花壇に咲いてました。綺麗だし。ありです。
そのまま移動してイオンモール座間へ。ここに継続観察してるタケニグサがあるのです。

既に種が付いてました。
え〜と?確か撮影したものの放置した画像があったはず。検索検索。

あった。
2021/6/17 午後4時半ごろに撮影したものです。撮影画像から分かるように、まだ種が見当たりません。わずか5日で種が出来たのよ。びっくりだ。継続観察って大事だね。
タケニグサはイオン前の道の信号横に生えてまして、自転車はイオンの駐輪場に停めてます
と?イオンの敷地には色んな雑木がうわってます。開店する時にわざわざ植えたもの。駐車場の一角にやけに大きな葉っぱを見つけた。
葉の大きさよ。私の手は親指と小指を思い切り開くと20センチになります。その掌を葉っぱに押し付けて撮影してるので、葉っぱの大きさがわかるかと。
見上げて撮影。多分草でなく木だと思うけど?何かな??
画像検索したところ、葉っぱの形はキリに似てる。けどキリってこんなサイズの葉っぱだっけなあ?「大きな葉」で画像検索をかけたらキリがヒットしたのだけども??
キリ(桐):シソ目のキリ科の落葉広葉樹。別名キリノキともよばれる。初夏に特徴的な淡紫色の花を咲かせる。
植物って面白いですねえ。
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泰山木に夾竹桃。庭の花木2021/6/18

2021年07月29日 05時31分04秒 | 野草・木の花と実の観察
昨日投稿した記事は目的地の鵠沼の蓮池に咲く舞妃蓮を先出し紹介しました。
今日はそこへ至る道道で見かけた花を中心に紹介します。
トップ画像は泰山木。小田急線本鵠沼駅の改札を出たところの踏切のある道を左(東)へ。
泰山木は相模原公園で低い場所で咲くのを待ってた奴なのですが。思いがけず民家の柵ぞいで見つけてしまいました。
タイサンボク(泰山木):モクレン科モクレン属の常緑高木。別名ダイサンボク・ハクレンボク。
北米中南部原産の常緑広葉樹。(ミシシッピ・ルイジアナの州花)
花期:初夏(5−7月)。花の直径は12−15センチメートルと大きな盃形。
葉は長さ20センチ以上ある。果実熟期は11月。
移動。道なりに東。道は古い道なのかまっすぐでなく狭い。
巨大な白い夾竹桃。ここまで背の高い夾竹桃は珍しいなあ。しかも民家に。樹齢はどれくらいだろう?
キョウチクトウ(夾竹桃):キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木もしくは常緑小高木。
和名は葉がタケに似ていること、花がモモに似ていることから。
強力な毒成分が含まれ、夾竹桃を燃やして出た煙にも残る。花・葉・枝・根・果実、全ての部分に毒がある。腐葉土にしてもお毒成分が1年間は残る。バーベキューなどで使わないように注意が必要。
インド原産。日本へは中国を経て江戸時代中期に伝来した。
花期:およそ6月より残暑の頃の9月まで開花する。
蓮池到着。
あれ?昨日見た白い蓮じゃないの??と思うよね?実は鵠沼の蓮池は2つあって、それぞれに咲く蓮が違うのだ。で、西側の池はピンクの誠蓮。こちらは舞妃蓮に遅れてさく。今年は池の縁から遠い所で咲いてます。私の望遠撮影出来ない携帯では無理。一応スマフォに変えて、そっちでも拡大撮影してるのですが。スマフォからパソコンに画像取り込み法がわからないので放置中。そのうち時間が出来たら調べる。
さて、蓮池の周囲で咲いてた植物は?と探したら。これ、多分ミソハギじゃないかな?
ミソハギ(禊萩):ミソハギ科の多年草。湿地や田んぼの畦に生える。
お盆の花としてよく使われ、ボンバナ・ショウリョウバナなどの別名もある。
ミソハギの和名の由来はハギに似て禊に使ったことから禊萩。または溝に生えることから溝はぎ。
蓮池にはこんな花も?
これが花??遠目でよくわからない。画像では分かりませんが、枝の下は蓮池の水面です。
こんな小さな花も見つけました。な、何かしら〜〜??
図鑑と撮影画像を見比べ、多分サワトウガラシかな?と。
けど花の形は似てるけど、花いろがいまいち違うのだ。撮影画像は薄い空色なのですが、サワトウガラシの花いろは紫だそう。違うのかも?葉っぱの形はそっくりなんだけど?
サワトウガラシ:サワトウガラシ属に属する一年草。湿地性の小柄な草。水田雑草としても出現するが、現在では見ることは少ない。
移動して舞妃蓮の蓮池へ。昨日投稿した記事です。
満足してきた時は小田急線本鵠沼駅がアクセス駅でしたが、帰りに藤沢でミスタードーナツと三井住友銀行に寄りたいので帰りは蓮池の東にある江ノ電柳小路駅へ向かいます。
道なりに鵠沼高校の外周を歩いてると?
民家の庭先に素敵な渦紫陽花を見つけました。目の高さで咲いてて撮影しやすかったです。
そして小さな空き地にもはや枯れ木と見紛うコバンソウ。
コバンソウは見た目が小判に似てるからその名となったので、この植物だけは枯れてる方が素敵に見えるという。面白いよね。
民家の玄関先の大きな花壇いっぱいに夏の花のランタナが咲いてます。この花、うちのベランダで鉢植えにしてるのですが、とても強いです。ほとんど手入れの必要がない。咲き終わると花柄をこまめに摘めば次々と咲く。ズボラさん向けの植物です。
ランタナ:クマツヅラ科の常緑低木。
花期:5−10月。
あれ?「クマツヅラ科」なのか。先日ようやく正体がわかった謎の花がヨーロッパで古くから信仰に関わってきたクマツヅラだったんだよね。まさかの!ランタナが「クマツヅラ科」だとは。まあランタナは木で謎の花は草の違いがありますが。移動。
細い道ですが、道々にある民家はどれも大きい。そしてそれなりの古さで、庭木も面白い。

ある民家の玄関入り口にはこんな植物がそびえてた。多分草丈は3メートル近くある。
で、小さな駐車場の垣根が賑やかだったので。多分カナメモチ。
カナメモチ(要黐):バラ科の常緑小高木。
カナメモチという名は、扇のカナメに使い、モチノキに似るため。
樹高:3−5メートル。葉は互生。花は5月ごろに開花。
枝先に径約10センチ半球状の集散花序を出し、小さな白色の五弁花を多数つける。
庭木、特に生垣によく用いる。みきは硬く、器具の柄として利用される。
あ!踏切が鳴っている。電車がやってきているのだ!急いで駅まで早歩き。そこへ藤沢ゆきが滑り込んできた。飛び乗って二駅。終点の江ノ電藤沢駅に到着です。

時刻はまだ10時20分。
さあ!ミスタードーナツはどこだろう?藤沢駅は新宿ダンジョンほどでないけど分かりにくいんだよね。多分1階に降りたら見つけやすいハズ。(江ノ電藤沢駅は小田急とJR藤沢駅のロータリーを挟み2階の高架にあります)
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美味しいナワシロイチゴの実2021/6/17

2021年07月26日 05時01分03秒 | 野草・木の花と実の観察
朝のニュースでは午後から晴れて洗濯物を干すのに適するなどと言ってたけど、お昼のは空が暗くなり雨が降り出した。しかも東の空が暗い。普通は西から東へ雲が流れるのに、この時は東から西へ流れているという異常事態。そんなこんなでお出かけ時間が遅くなり、午後3時ごろにブックオフへ。引越しの前に荷物を減らすのです!連日手放すことにした本やらガチャで出たアニメのあれこれを持ち込んでます。まあ。買取価格はないに等しいのですが。ゴミにはしたくないのですよ。
で、そんなこんなで店を後に。雨上がりの青空はフォトジェニック。ならば、買い替えたばかりのスマフォで撮影してみたい。ですが、今日は今まで使ってた二つ折り携帯で撮影してみた画像です。既に電話機能は停止済みなのですが、変わらず写真撮影昨日は残ってるのか?の検証です。

トップ画像は既に何度も紹介してるナワシロイチゴのいちごです。既に2度ほど食べてみたのですが、いまいち美味しくなかったの。でもさ、3度目の正直ってあるよね〜。
実食。
美味〜い。まさかの甘さです。前回食べてボヤいてた粒々感も感じない。これならジャムにしても美味しいと思う。これが本来のナワシロイチゴの味ならありです。
道路の脇の街路樹を繋ぐ生垣にヤブガラシがたくさんの花芽を出してます。
結構な開花数。
そばにまさかの夏の綺麗な雑草の代表格のおしろい花。今年初見です。

同じ道の生垣にこれはヒメジオンですかね?そこにベニシジミが吸蜜中でした。突然の雨。しかも前日は結構長い時間の雨だったせいか、蝶が人間を恐れず蜜吸いに夢中です。
すぐそばで別のシジミチョウが吸蜜していたので、ついでに撮影しようとしたら逃げられた。けど画像を再生したら写ってた。わかります?左上の紺色と空色のコンビが翅色です。
さてと?座間市芹沢公園に到着。
どうやらもう見頃を過ぎつつあるようです。
額アジサイの花いろガァ〜。
自転車置き場に移動していると、生垣が何か変だ??
なんか、花が咲いてます。こんな木にも花は咲くのね。初めて知りました!
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ギオンスタジアムでねじ花探し

2021年07月23日 02時56分46秒 | 野草・木の花と実の観察
2021/6/11自転車を相模原公園の水無月園に向かって走らせていたら、ギオンスタジアムの駐車場の外周の芝生に探していた捩花を見つけて急ブレーキ。
あ!そういえばスタジアムの外壁にアジサイが咲いてるのだった。見物に立ち寄ったけど、既に見頃すぎだった。アジサイ見物をやめて芝生へ向かう。
芝生といっても芝だけ植わってはいない。上の画像はたくさんの父子草を見つけて撮影。他にもベニバナユウゲショウやブタナ、シロツメグサが見えますなあ。
シロツメグサといえば、群落を形成していました。
こちらも。
シロツメグサ(白詰草):マメ科シャジクソウ属の多年草。別名シロクローバー。
原産地:ヨーロッパ。
幕末、オランダから長崎に輸入されたガラス器を衝撃から守るため、クローバーを緩衝材として使用していた。明治以降、改めて牧草として導入されたが、繁殖力が強く全国に分布を広げた。
あ?何か変わった形の??
あ!わかった。種だ。
カタバミ(酢漿):カタバミ科カタバミ属の多年草。
日本では近年、よく似たオッタチカタバミという帰化種が急増している。
花期:春から秋にかけて黄色の花を咲かせる。
画像に写る尖った柱がたくさんあるのはカタバミの果実です。蒴果で、縦長の5室にそれぞれ1列に種子が収まっている。
さてと?ネジバナはどこだ??
発見!群落になってる。けど、他の植物もいっぱい。なんとかいい感じに切り取れないものか?
ネジバナ(捩花):ラン科ネジバナ属の小型の多年草。別名モジズリ。
湿っていて日当たりのいい、背の低い草地に生える。
和名の由来は小さな花を多数細長い花茎の周りに螺旋状に並んで咲く「ねじれた花序」から。
ねじりっぷりが派手なやつを選んで撮影して見た。
花期:4−9月。

実は駐車場の周囲をぐるりと囲む芝生は養生中で立ち入り禁止。紹介したネジバナは、養生してる芝生でなく、手前のツツジの生垣周辺に出てます。
ベンチが空いていたので、ナボナとヴァームで休憩です。薬局から直行してきたので、ウェットティッシュで手を念入りに拭いてからいただきます。(続く)

物事には常に優先順位がある。そんなのは言われなくとも知っている。
けど最近どうも優先順位には個人差があるらしい。そこに忖度が存在するのだ。
何を優先するのか?
コロナという見えない敵が人々に優先順位を選ぶ選択を迫ってる気がするのは私だけか?
今は特に手を自分の胸に当てて、いちいち考えてから行動しなくていはいけない。そうしないと、コロナ感染陽性者の発表数が減らない。
大人になってからも考えることを放棄してはいけない。けど今感染者が増えてるのは高校生や大学生の世代。みんな!考えるのだ。欲望に負けてはいけない。遊ぶ時期ではない。楽しみは未来にとっておくのだ。
そんなことを言わねばならないのが残念です。けど相模原市の感染数が〜〜〜ぁ!!!
2021.7.23の相模原市発表のコロナ陽性患者は60人です。ええ、今日発表分だけで。ちなみに累計だと5177人に達しました。5000人を超えたのって、7月18日だったのよ?あれから5日しか経ってないのにね。
ちなみに、引越し先の香川県三豊市のコロナ患者数は、累計が54例ですよ(直近の感染者は7月15日の1例)。相模原の今日だけで三豊市の累計を超えてます。もう泣く!ワクチン接種を終えて出ないと引越しできない理由がこれですわ。
泣きそう〜。まだ折れるには早いけどさ。
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2021/6/11の病院と薬局梯子です

2021年07月21日 05時43分16秒 | 野草・木の花と実の観察
2021/6/11朝一で一月に一度の内科へ。5月にお薬が変わったばかりですが、検査の数値が改善してるのを期待したのですが。わずかしか減ってなくて凹む。もう!お薬服用後の倦怠感にも耐えたのに。それで誤差程度しか変わってないとかありえん。治る気がしない。ま。それはそれとして。問題は所要時間です。次から次へと診察室に呼び込まれる高齢者。何やねん!と思ったらば、どうやらワクチン接種っぽい。相模原市でかかりつけ医でワクチン接種ができるようになったとか。まあ予約前提ですが。ともあれ、早く私まで順番が回ってこないかなあ?ま。引越し予定なので、相模原にいるうちにワクチンの順番が回ってくるとは思えないけどね。
内科を出たらもうお昼。血液検査のために朝食抜きなので、一旦帰宅してご飯を食べてから薬局へ向かう。と?「9人待ち」と受付に貼り出してます。ないわ〜。何?薬剤師さんが少ない日なの??というよりも、受診控えしてた患者さんがお薬がなくなり普通に受診を再開したのかも?知らんが。で、なんだかんだで薬局を出たら午後3時手前です。退屈するから持参した本も分厚いのをチョイスです。右大腿部つうが再発しそうで怖い。これはいかん。5時間かな?座り続けてしまった。運動だ。運動しなくては!ってな事でどこ行こうかな?
向かったのは先日撮影に失敗したクサノオウの再撮。荒れた散策路への近道は〜?
あ?赤色が目に飛び込んできた。トップ画像です。
野生の木苺だ。一粒失敬して口に放り込む。美味い〜。これ、市立博物館の帰りに道端で食べた奴と同じ味の熟れた味。ちょっとだけ草っぽいけど美味い。満足。
そして目的のクサノオウ。お分かりですね。前回ピンボケしたからの再撮影なのに、再びのピンボケ。なぜだ〜。あ。そうだ!6月11日のこの散策を最後に、ガラパゴス携帯からスマフォにチェンジしました。ええ今頃です。以後はスマフォで撮影した画像をブログにアップできたらいいと。思ってるのだ。できるかどうか時期的に微妙だけれど。
そして荒れた散策路を自転車で走っているとワルナスビが群落となって現れては消えていく。
ワルナスビには全草に毒があるので綺麗だと迂闊に摘んではいけません。 上の画像をよく見て欲しい。あちこちに棘があるのがわかります?気をつけようね。植物の生存戦略は怖いのだ。
ここ最近何度も紹介したコマツヨイグサに比べて明らかに大きい。なのでこれはオオマツヨイグサです。
オオマツヨイグサ(大待宵草):アカバナ科マツヨイグサ属。
アメリカ大陸原産。日本へは明治の初めに渡来。
花期:7−10月。
上の画像の信号を渡って直進&坂を降って上がる。
あ!!
急ブレーキ!

大きなナワシロイチゴの群落発見。花もまだいっぱいある。よく見たらこれにも棘が多いのね。
さてと、モナの丘に到着。ここのオープンガーデンは無料で入れる。しかも変わったハーブがあるのです。今はどんなハーブが咲いてるかな〜?
モナの丘のハーブの花々は明日投稿の記事にて紹介します。
モナの丘を後に。移動してたらば。

はいこれ!苗代いちごの実っぽい。たくさん実ってます。珍しい。枯れた花がいっぱいみたけど、こんなに実がついてるのは初めて。残念ながら足元で実ってたので食べるのはパス。じっくり観察しました。左の実が少しだけついてるやつ。苗代いちごっぽい。
まさかのヤブガラシ(藪枯らし)が咲いてます。マジか〜。
ヤブガラシ(藪枯らし):ブドウ科ヤブガラシ属の一種。つる植物で、日本ではよく見かける雑草。
和名は藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示している。別名ビンボウカズラ(貧乏葛)とも呼ばれ、その意味としては、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る。あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える。
花期:6−8月。花は葉と対生する散房状の集散花序。この花盤は蜜が豊富で、蜂や蝶々などの昆虫がよく集まる。
あれっ!今の時期に群落??マジ?

ナヨクサフジ:ヨーロッパや西アジアに自生する植物。飼料作物として栽培されるマメ科植物。
英語ではヘアリーベッチの呼び名がある。
茎の長さが1.5ー2メートルに達するつる性の一年生植物。花期:5−8月。
クサフジによく似ているが、クサフジのような滑らかな茎ではなく軟毛が生えている。絶滅危惧種を含む在来種と競合、駆逐する。
移動。相模原公園に向けて自転車を走らせていると?芝生で見たかった花を見つけた。ギオンスタジアムに寄り道します。(続く)
補完:
この記事は6月11日の段階でのもの。情報はどんどん変化しました。
相模原市ではこの後、ワクチン注射のスピードが加速しました。私はこの記事の病院で7月15日に第1回目のワクチン注射をやりました。病院も通常の患者さんとワクチン接種のためだけに訪れる人が混ざるのは良くないと思ったのか、ワクチン接種の人は午後の診療時間に変更してました。私の場合は、午後の診察開始時間の午後3時ー3時半がワクチン接種時刻でした。ワクチン注射後、待合室で15分副反応がないか様子を見たのち帰宅という手順でした。
最も、相模原市でも今月後半から来月いっぱいにかけては供給されるワクチンが激減します。接種場所などの減少が市のコロナワクチン接種ページで発表されてます。
けどさちょっと考えたけど。ファイザーワクチン供給が激減したり、コンセントが抜けて破棄するワクチン数が増えたりと手順は悪くとも、政府がワクチン接種計画を前倒しにしたせいで、ここ最近のコロナ感染陽性者の発表数は急激に増えてはいるけど、感染者割合が若い人が増えてるのは。若い人が増えてるのではなく、ワクチン接種が進んでる高齢者の感染が減ったからかもしれん。
私は2種類の基礎疾患のある脳梗塞に既往歴がある患者さんです。相模原市ではそこも含んで基礎疾患持ちは早めに接種可能となりました。ワクチン注射は安心にもなりました。
ただ、これが高齢者と基礎疾患のある人、高齢者施設で働いている人、医療従事者などで接種が止まるのはダメだ。若い人は体力あるし免疫力もあるから感染しても軽症で済むのでワクチン配布を減速します。なら若者はもっと声を上げるべき。
ニュースは目立つことしか伝えないよ?伝えられる時間に限りがあるからね。この先はオリパラニュースに時間が割かれるだろうし。「私にもワクチンを受ける権利がある」「ワクチン接種を望む人にはワクチンを接種してほしい」と。
ワクチンを巡りデマや偽情報が溢れてて、刺激的なのでそれを報道するのが日本のニュースです。だってテレビは特に視聴率が取れるのが全てですからね。そこには取捨選択が存在するのです。若者よ。自分の気持ちをもっと主張しなさい。
なんで私がこんなことを言ってるかというと、相模原市では6月中にワクチン接種可能年齢層全てにワクチンクーポンを配布済みです。が、若者のワクチン予約は「詳細が決まりましたらお知らせします」と現在なってます。
これさ、理由は「ワクチン供給が止まるので接種計画が立てられなくなりました」ということです。
これさ。政府の上の方は国民から(若者から)不満が出ないからワクチン供給を減速していいや!とか思ってるかもしれないよ?キミたちは大人に舐められてるんだよ。それでいいのか?
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夏椿とネジバナとクサノオウ2021/6/7

2021年07月20日 03時36分42秒 | 野草・木の花と実の観察
相模原公園の水無月園を後に。帰り道、遠目に地面に落ちる白色にひかれて確認へ。
白色は花でした。
ナツツバキ(夏椿):ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。
別名はシャラノキ、サラソウジュ(沙羅双樹)など。
仏教の聖樹であるフタバガキ科のサラソウジュに擬せられ、これらの別名がついたと言われる。
原産地は日本から朝鮮半島南部にかけて。
樹高は10メートル程度。樹皮は帯紅色でツルツルしており「サルスベリ」の別名もある。
花期:6−7月初旬。花の直径は5センチ程度。花びらは5枚。朝に開花し夕方には落花する一日花。秋には落葉する。
ナツツバキより花の小さいヒメシャラも山地に自生し、栽培もされる。
移動。自転車を預けた駐輪場へ向う。
あ。斜面の芝生にようやくネジバナを見つけた。
ネジバナ(捩花):ラン科ネジバナ属の小型の多年草。
湿っていて日当たりの良い、背の低い草地に良く生育する。花いろは通常桃色。小さな花を多数細長い花茎に密着させるようにつけるが、その花が花茎の周りに螺旋状に並んで咲く「ねじれた花序」が和名の由来である。
学名のSpiranthes(スプランセス)はギリシア語の「speira(らせん)+anthos(花)」に由来する。右巻きと左巻きの両方がある。
花茎の高さは10−40センチ。花は小さく、五弁がピンク、唇弁が白。花茎の周りにピンクの花が螺旋階段のように並ぶ事になる。
花期:4−9月。
移動。
うヲッ!!あ、あれはっ!!何度撮影しても失敗してる奴!!
数に任せて挑戦してみた。けど私のガラパゴス携帯はこれが限界です。ど、どうだろうか?小さい花と言ってもキキョウソウは綺麗です。
キキョウソウ(桔梗草):北アメリカ・南アメリカに自制するキキョウ科の一年生植物。
日本では福島県以南に移入分布し、道端や公園の空き地に群生する。別名はダンダンキキョウ。
花は車形花冠または釣鐘形花冠で青紫色。放射対称な五弁の花冠を持つ。
葉は幅6ミリ〜25ミリ、鈍鋸場をもつ貝殻型。高さ15−45センチ。
花期:5−8月。小さな蒴果を多くつける。
ギシギシ(羊蹄):たで科の多年草。別名シノネ、ウシグサ。
生薬名及び中国植物名は羊蹄。
和名の由来は諸説あり。京都の方言に由来する説、子供たちの遊びで茎をすり合わせてギシギシという音を出していたことからこの名がある説、実が詰まってついていて、穂を振るとギシギシという音を出していた説。
草丈は40−130センチ前後。春から夏にかけ(5−8月)、茎の先に花穂を伸ばし、上部で分枝し多数の円錐花序を出す。
ギシギシは一見、同じたで科のスイバとよく似ているが、根が黄色いのが特徴。
疲れたので少し休憩。
田舎の香川県のかまどパイをお供にヴァームで一服。
クレマチスの踊場。これだけは毎年ここで咲いてる。真夏の鉄柵の暑さにも負けない強い品種ではなかろうか?
自転車を回収。帰り道は来た時とは別のみちで行こう。
あれ?もしやあれはミツバツチグリかも??いやキジムシロ?
春には黄色い花のカタクリが多かった。WEB図鑑で「春・黄色い花・草花」を探してるとミツバツチグリとキジムシロいうのがよく出てきたのですが。本物を見たいと思いつつ巡り会わなかったのだ。
観察観察。これはヘビイチゴでもカタクリではない。けどミツバツチグリとキジムシロでもなかった。葉っぱの形が全く違う。あ〜れ〜〜??
クサノオウ:ケシ科クサノオウ属に属する一年生(越年草)の草本植物。
草丈:30−60センチ。
道端や野原、林の縁に見られる。茎や葉を傷つけるとオレンジ色の汁が出る。汁には有毒成分が含まれており、皮膚の弱い人は触れただけでかぶれる。
花期:初夏
クサノオウは荒れた散策路で見つけた。ここにやけに多い草花がある。
ワルナスビ(悪茄子):ナス科の多年草。
アメリカ合衆国南東部(カロライナ周辺)の原産。
茎や葉の鋭い棘が多い。種子や家畜の糞などに混じって広がり、垂直および水平に広がるチケ系を張って繁茂する。根をすきこむと、切れた地下茎の一つ一つから芽が出て帰って増殖してしまう。除草剤も効きにくいため、一度生えると完全に駆除するのは難しい。前走にソラニンを含み有毒。果実は球形で黄色く熟するとプチトマトに似る。プチトマトと思い食べると危険なので、英語では「Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)」「Devil's tomato(悪魔のトマト)」などの悪名で呼ばれている。
日本では1906年(明治39)に千葉県成田市の御料牧場で牧野富太郎が発見命名された。
移動。荒れた散策路は村富線を超えると手入れされた散策路の相模仲良し小道に変わった。
アジサイが咲く散策路です。(おしまい)
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道端の花6月

2021年07月13日 05時22分34秒 | 野草・木の花と実の観察
文章のリズムと流れで記事に入れられなかった画像をまとめて紹介。今日は6月上旬撮影分です。
トップ画像はアメリカオニアザミです。2021/6/5撮影。
初見のものを投稿済みですが、花数は少なかった。
2021/5/17町田駅裏の道端で撮影。
アザミはキツネアザミのように花が全開しない種類もあるので。
2021/5/3木漏れ日の森で撮影。
手前の大きく花が開いてるのを撮影。
これは以前花の状態を投稿済み。タマサンゴです。時間を経て実になりました。実が赤くなっていく様を鑑賞する植物だとか?え〜と?花の画像はいつ写したっけ?
2021/5/8撮影。
タマサンゴ(玉珊瑚):ナス科ナス属の非耐寒性常緑低木。別名リュウノタマ・フユサンゴ。
ブラジル原産の常緑低木。
花期:5−9月ごろ。
花よりも果実を鑑賞するために栽培される。結実は8−12月ごろ。球形の果実が赤く熟していくところを鑑賞する。

この黄色いやつも咲いても全開にならない。蕾かな?と思ったけどこれで開花してる状態のよう。花は全開にならないのに、綿毛状態になると全開するところが面白い。確か信号待ちしてる時に道端で撮影したんだった。
何だろか?ノボロギクっぽい。
ノボロギク(野襤褸菊):キク科の越年草または一年草。
和名は「野の生えるボロギク」の意で、ボロギクとはサワギクのこと。
花期:通常は5−8月。温暖な地域では一年中咲く。
日本には明治初期にヨーロッパから入った。現在は全国に分布。

紫陽花の季節によく見るやつ。
ビヨウヤナギ(美容柳・未央柳):オトギリソウ科の半落葉低木。
ビョウヤナギとも通称するが、園芸的な呼び名であり植物名としては誤り。
中国原産。約300年前に渡来。
花期:5−7月。
枝先がやや垂れ下がり葉がヤナギに似ているので、ビヨウヤナギと呼ばれるが、ヤナギの仲間ではない。中国では金糸桃と呼ばれている。

2021/6/14午後5時半座間イオンモール前の交差点にて撮影。
まさかこんなに大きな花だとは!
タケニグサ(竹似草):ケシ科の多年草。日当たりの良い草原、空き地などに見られる。
草丈:100−200センチ。折ると空洞。橙色の汁が出る。アルカロイドの毒ある。手につくとかぶれる。葉は手のひら代以上。裏は白。
ちなみに和名の竹似草は諸説あり。茎を折ると中が空洞なところが竹に似ているから説。秋の落葉後、果実だけが残る姿が竹の姿に似てる説。竹と一緒に煮ると竹が柔らかくなり加工しやすくなる説など。
花期:夏。花弁がなく、白色の萼は2枚。葯は5ミリくらいで褐色。
まさかの!日本および東アジアの在来種!
初めてこの植物を見た時は、大きな葉と背丈に目を取られましたが、花茎のデカさもピカイチです。面白い植物だなあ。種になった姿も見たかったね。四国の田舎にもタケニグサあるかなあ?一応分布上はあることになってます。
ちなみにタケニグサの画像は、二つ折りのガラパゴス携帯で撮影しました。が、電話機能は既にスマフォに移した後で、撮影時に「電話でなくともカメラとして使えるかどうか?の検証」です。
結果、撮影画像呼び出しに時間はかかりますが、撮影画像を携帯の画面に呼び出し可能です。まだスマフォ撮影に慣れてないので、予備としてしばらくウエストポーチにスマフォと共に入れておくつもりです。
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道端の雑草2021/5/31

2021年07月08日 05時30分29秒 | 野草・木の花と実の観察
前日市立博物館に相模原のオリンピック競技のロードレースに関連し、弱虫ペダルとコラボしたクリアファイルを配布中と知り、午前中に自転車を走らせた。思ったより時間がかかり、帰り道に踊るタヌキを目撃した後に立ち寄った木漏れ日の森を散策中にどこからかお昼のチャイムが聞こえてきて、慌てて帰宅した。途中に見かけた草花に撮影したいものがあるのを横目に通り過ぎてしまい残念に思いまして、翌朝撮影に向かいました。
トップ画像は道すがら民家の庭で見つけたラズベリー。
花が残ってた。
さて到着。夏になるとあちこちで見かけるイヌタデですが、今年初見です。
イヌタデ(犬蓼):タデ科イヌタデ属の一年草。
和名はヤナギタデに対し、葉に辛味がなくて役に立たないという意味で「イヌタデ」と名付けられた。赤い小さな花や果実を赤飯に見立て、別名アカマンマとも呼ばれる。
野原や道端、畑などに普通に生える。
花期:4−11月。花よりもその後に見られる真っ赤な果実が目立つ。
上の画像は畑沿いの細道で撮影。細道を挟んで寺院の臨時駐車場がありまして。
これまた今年初見です。
エノコログサ(狗尾草):イネ科エノコログサ属の一年生草本。ブラシのように長い穂の形が独特な雑草である。
夏から秋にかけてつける花穂が、犬の尾に似ていることから、犬っころ草が転じてエノコログサという呼称になった。
日本には縄文時代前半まではなく、日本にはアワ作とともにアワの雑草として伝わったものと推測される。
前日自転車で横目にみた植物を撮影できたので、水道みちを目指す。
もう何度も紹介してる水道みちなので、めぼしい植物だけ撮影しよう!
あ。ブタナの群落。雑草や草花を撮影してて気づいたのですが、図鑑のような画像を撮影するときは、できる限り別品種の植物が画面に映らないようにしないとダメなんだよね。背景にも気を使う。このブタナの群落の画像は大出来。
あ!早くもヤマモモの実が色づいている。
水道みちと村富線が交差する場所の両側に数本づつ街路樹的にありまして。毎年色づくのを楽しみにしてますが、撮影日は5月31日です。
大きさはこんな感じ。では実食。
すっぱ!まだ早かったね。移動。
あ!実になった!え〜と?花の画像はっと?
2021/5/20撮影
ツルフジバカマです。種の鞘は見た目はフジというよりエンドウ見たい。
アカメガシワ(赤芽柏):トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木。
主に山野に生えており、春にでる若葉が紅色をしている。
雌雄異株の落葉高木。樹高は5−10メートルに達する。
花期:6−7月。枝先に穂になって白色の小さな花を多数つける。
まさかの「木」でした。散歩してると結構あちこちで見かけます。てっきり雑草だと思ってたよ。
ちなみに、後日相模原公園で2021/6/7に撮影した花がこちらです。

麻溝公園に到着。上の画像は麻溝公園を横断する水道みち。自転車は紫陽花のアナベルが密集して植栽されてる左手の駐輪場に預けます。
ん?思ったより花付きが良さそうだ。実は上の画像右手の斜面に大きな木が斜めに被さるようにあったのですが、去年のナラ枯れでやられて撤去されました。大きな木が作る木陰を失ったので、紫陽花の生育が心配だったのですが、幸いここは大丈夫そう。(続く)
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謎の花はヤセウツボ 2021/5/26

2021年07月03日 04時45分02秒 | 野草・木の花と実の観察
目的は相模原公園の花菖蒲園の118品種22000株の花菖蒲の開花状況です。
最短距離で水道みちを抜けて自転車を走らせていると、道端の草花に目が止まりました。3回にも分けての紹介ですが、今日が水道みちで咲く草花の最終回です。
トップ画像は水道みちと村富線が交差した場所。村富線の道端に咲く立葵とオオキンケイギクです。
さて、水道みちを麻溝公園に向けて出発。
まず目指したのは「謎の花、君は誰?」と称しブログ記事を投稿。閲覧者様のコメントで正体が判明したヤセウツボの画像をもっと撮影することです。



ヤセウツボ(痩靫):ハマウツボ科ハマウツボ属に分類される寄生植物。
地中海沿岸原産。日本には外来種として定着。
葉緑素を持たないため全体的に褐色。15−50センチほどの高さまで成長する。
4−6月に12ミリ程度の大きさの唇形花を咲かせる。
マメ科やキク科などの植物に寄生し、特にシロツメクサなどが群生するところで見られる。日本には1937年に千葉県で初めて確認。牧草に紛れて日本に入ってきたと考えられる。要注意外来生物に指定。
前回訪問したのが2021年5月20日だったのですが、わずか数日で様相が変わっている。雑草の伸びるのが早い。背の低いヤセウツボは雑草に埋もれてるものもあります。
ヤセウツボの近くに大きな群落がありました。
これです。手前に背の高い雑草があって、なかなか撮影できなかったのですが。前回はクサフジと紹介したのですが、図鑑と見比べてどうも違和感があった。更に凝視して気づいたのは葉っぱの数です。これ、違うんじゃない??
ツルフジバカマ(蔓藤袴):マメ科ソラマメ属。
ツルフジバカマは明るい草地や藪に生えるつる性の多年草。
クサフジに似ているが、より頑強な感じで、小葉の数が少ない。17−8より多ければクサフジ。少なければツルフジバカマ。托葉が耳状に大きいのがクサフジ。
花期:6−10月。
移動。前回は取り立てて撮影してなかったチガヤの群落。
しばらく麻溝公園方面に移動したらもう一つ群落があった。
こちらは穂がホワホワ。チガヤってこうなるのね。
チガヤ(茅):単子葉植物イネ科チガヤ属。
日当たりの良い空き地に一面にはえ、細い葉を一面に立てた群落を作り、白い穂を出す。かつては食べられたこともある。古くから親しまれた雑草。
和名チガヤの由来は、「チ」は千ウィ表し、多く群がって生える様子から。千なる茅(カヤ)の意味で名付けられたもの。
ちなみに、ちまき(粽)は現在では笹の葉などに包むのが普通であるが、本来はチガヤに巻いた「茅巻き」で、それが名の由来であるとの説あり。
水道みち。ここの南側はシロツメグサやチガヤなどが群落を形成しているけど、北側は金属のフェンスが続いている。ちょっと前にはフェンスにアメリカポップな落書きが描かれていたけど、今は時間が立って目立たなくなった。そこに咲いていたワルナスビの花を前回紹介しましたが、わずか数日たっただけなのに、花数が増えた。まだワルナスビの棘は目立たないけどね。
ワルナスビ(悪茄子):ナス科の多年草。日本も含めて世界的に帰化している外来種。
原産:アメリカ合衆国南東部(カロライナ周辺)。
茎や葉に鋭い棘が多い。種子が家畜のクソなどに混じって広がる。地下茎を貼って繁茂する。耕運機などですき込むと、切れた地下茎の一つ一つから芽が出て更に増幅する。除草剤も効きにくい。全草に毒があり、食用には出来ない。英語では「Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)」「Devil's tomato(悪魔のトマト)』などの悪名で呼ばれる。
日本では1906年(明治39)に千葉県成田市の御料牧場で牧野富太郎により発見命名された。畑などに生えると、ナスやじゃがいもなどの作物の害虫であるニジュウホシテントウの温床となり、付近のナス科作物に飛び火するため非常に厄介とされ、要注意外来生物に指定。
ワルナスビ。気づけば散歩のあちこちで見かけます。
前回も紹介した水路の脇の畦道に、オオキンケイギクと奥にチガヤが群落になってます。
前回はモンシロチョウ他ミスジチョウが吸蜜してましたが、今回はモンキチョウが吸蜜していました。さて、思いがけず長く水道みちで観察していましたが、もうすぐ麻溝公園の駐輪場に到着します。
 (続く)
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水道みちのタチアオイ2021/5/26

2021年07月02日 05時52分12秒 | 野草・木の花と実の観察
昨日に引き続き2021/5/26の水道みちで見た雑草の紹介です。この日は撮影したい花が多かったのね。トップ画像はタチアオイ。
タチアオイ(立葵):アオイ科の多年草。
属名Althaeaはギリシア語由来の古典ラテン語に由来し、語源の「althaia」は「althaina」治療と関連している。古来、タチアオイは薬草として使われた。日本にも古くから薬用としてトライした。
花期:6−8月。梅雨あけとともに花期が終わることで「ツユアオイ」という別名あり。
咲き始めは綺麗だねえ。縦に長く咲くので、画面構成を失敗しがちな花。これはうまくまとまったと思う。花数が多かったおかげかな?
マメグンバイナズナ(豆軍配薺):アブラナ科マメグンバイナズナ属の2年草。
空き地や道端に生える。和名はグンバイナズナより果実が小さいことから。
北アメリカ原産で、日本には明治時代に確認された帰化植物。
先日行幸道路の道端で撮影したこの植物。群落になってます。
切り出してみた。一見枯れたように見える花穂ですが。目を皿にして凝視したら、花穂の中で、蕾、花、綿毛の状態が混じってます。チチコグサモドキ。
チチコグサモドキ:キク科ウスベニチチコグサ属の一年草もしくは2年草。
畑や芝地、道端に生育する。草丈は10−30センチ。葉はへら形。頭状花は上部の葉腋に数個ずつまとまってつく。総苞片の先はやや尖る。
原産地:北アメリカ。
オオキンケイギク(大金鶏菊):キク科の植物。
北アメリカ原産の宿根草。日本ではドライフラワーとして利用されていたが、外来種として野外に定着して問題となり、現在は栽培が禁止されている。繁殖力が強い。荒地や河川敷の道端に一面の花を咲かせるので、鑑賞植物として非常に好まれた。しかし日本の在来種に悪永長を与える恐れがあり、2006年に特定外来生物に指定された。種子生産量は1平方メートルあたり、3000−5000粒。
キバナコスモスによく似ているが、葉の形が異なる。
白い穂がチガヤ。ピンクの丸いのがアカツメクサ。
移動。水道道が村富線と交わるところ。道の両側にヤマモモの木が数本づつ並んでいる。毎年6月下旬には赤く色づくので、現状を確認ついでによってみた。なかった。けども。
ヤマモモの根元に地味な野草を見つけた。
ノビル(野蒜):ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属の多年草。
日当たりの良い土手や道端に生える野草。全体の姿や匂いはニラに似ている。花にムカゴをつけて繁殖し、葉と地下の球根は食用になる。
花期:5−6月頃。
和名のノビルの語源は、昔から食用野草として知られることから、野に生えるヒル(蒜)という意味で、蒜はネギやニンニク、ニラなどネギ属の野菜の古称である。
蒜という呼び名は、食べる時に辛くて舌がヒリヒリすることに因むと言われている。
村富線を渡るため近くの信号へ。(まさかの水道みちだけで2本目す。続く)
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水道みちに咲く花 ニッコウキスゲ・サフランモドキ2021/5/26

2021年07月01日 05時34分50秒 | 野草・木の花と実の観察
トップ画像は前回5月20日に訪問時は一輪しか咲いてなかったのに。1週間で花数が増えたなあ。
ちょうど草刈り機で雑草を刈ってる方がいらしたので少しお話。
私:「この花って、なんとかキスゲでしたっけ?」
おじさん:「日光キスゲだよ」
私:「へっ??」
おじさん:「珍しいだろ?」
私:「ノカンゾウにしては色が薄いと思いました。日光キスゲでしたか〜」
ニッコウキスゲ:ゼンテイカ(禅庭花)はキスゲ亜科の多年草。
一般にはニッコウキスゲの名前で呼ばれることも多い。
花期:5月上旬から8月上旬。朝方開花すると夕方には萎んでしまう一日花。
ムサシノキスゲは開花の翌日まで開花する。近年は園芸種として流通している。
ちなみに、ニッコウキスゲの向こうの金網は米軍住宅の外周を巡らせてあるもの。西側には細道があって、下の画像は細道のコンクリートブロックです。
ツユクサ(露草):ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物。
畑の隅や道端で見かけることの多い雑草。花期:6−9月。
移動。信号待ちをしてたら道端にでかい雑草がある。花芽が出てた。今年初見。
タケニグサ(竹似草):ケシ科の多年草。
日当たりの良い草原や空き地によく見られる雑草。葉は切れ込みがあり形はキクの葉に似るが大きい。高さは1.5−2メートル以上に達する。花は夏に咲く。
語源には茎が中空で竹に似るからという説。他に竹と一緒に似ると竹が柔らかくなり加工しやすいからという俗説。
ところで、本記事は5月26日現在の様子を投稿してます。タケニグサはこの時が私の初見。目立つ植物なので、以後あちこちで見かけるようになりました。花の大きさに驚愕しました。後日記事で紹介しますので、お楽しみに〜。
さて、信号を渡って水道みちに合流。
もしや夏水仙?と自転車を止めたのですが、何か違う。
サフランモドキ:タマスダレ属の植物。花を鑑賞するために栽培されm日本では暖地で逸出帰化する地域もある。
花期:一般には雨期のあと。日本では普通6−10月。
江戸末に日本に渡来した当初、本物の薬用のサフランだと誤認され、この名前で呼ばれた。明治初めに誤りが知られ「もどき」がついた。
原産:メキシコ。グアテマラ。
移動。
水道みちで黄色が目立ってた。ヤマブキにしては花が大きいな?
大輪キンシバイ(大輪金糸梅):園芸品種。ヒペリカム・ヒドコート。
キンシバイは下垂性で、雄しべは花弁より短く、あまり大きく開かない。
対して、大輪キンシバイは大輪の名前にふさわしく花弁が全開する。
上の画像ではわかりにくいのですが。
同じ場所から2021/4/21撮影。
水道みちを周辺住民が年間を通して楽しく散歩できるように、工夫して植栽されている様子。
前回少しだけ色づいていたアジサイです。

次第に色が濃くなってきました。(続く)
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道端の草花2021/5/24

2021年06月29日 04時30分43秒 | 野草・木の花と実の観察
自転車で走ってめぼしい草花を見つけて停車して撮影した画像を紹介します。
トップ画像はホタルブクロ(蛍袋)です。
キキョウ科の多年草。初夏に大きな釣鐘状の花を咲かせる。
開けたやや乾燥した草原や道端などにみられる。花いろには赤紫と白色があり、関東では赤紫。関西では白が多い。
和名は、子供が本種の袋のような花にホタルを入れて遊んだことに由来する。
花壇に咲いてました。
ハキダメギク(掃溜菊):キク科コゴメギク属の一年生植物。道端や庭などに生える雑草。牧野富太郎が世田谷の掃き溜めで発見したのでこの名前をつけた。
北アメリカ原産。大正時代に東京で見つかった。花期:6−11月。
去年の秋、遅くまであちらこちらで見かけました。上の画像の背後にあるのは、歩道橋の土台です。
これど雑草!もしかして花が咲いてるの??と撮影。後で正体を調べよう。
調べました!
正体はすごく興味深い植物でした。
タチチチコグサ(立父子草):キク科ハハコグサ属。
花期:4ー9月。高さ:15−35センチ。
別名:ホソバノチチコグサモドキ 原産地:アメリカ
近縁のチチコグサは、花は茎先に頭状につく。根生葉が花期にも残ることで見分けられる。
ちなみに、こちらは2021/4/26に大和市の道端で撮影したハハコグサです。
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡):ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草。
別名はアメリカやまごぼう。北アメリカ原産。日本には明治時代初期以降に各地で繁殖している帰化植物。
花期:6−9月。白色ないし薄紅色の花からなる花穂を枝先につけ、夏季に扁平な果実をつけた後初秋に黒く熟す。

2021/11/8小田原市の民家で撮影。
雑草。花かしら?と撮影。品種は特定出来なかった。
スミレっぽいと撮影。確かの葉っぱの形はスミレだね。
オオバコっぽいと撮影。けど綺麗です。
何とか名前がわからないものか??と図鑑とwebで探したけど見つからない。もう少し探してみよう。
*実はこれ、クマツヅラ(熊葛)というちょっと面白い花でした。
撮影は5月24日、ブログ記事を書くために、品種名を探して探しきれず。5月15日に「謎の花再び〜」として記事投稿した草花です。
その後、図書館から借りてきた本を眺めてて、もしや?と検索してようやく正体が判明しました。
クマツヅラに「古代ローマでは祭礼に用いる聖なる草とされた。古代ドルイド僧は、清めの水・占い・予言などに用いた。魔力があり、魔除けの草としてヨーロッパで用いられた」という説明文を見つけた時は、園芸種だろうから撮影はパス!としなくて良かった〜と思いました。そして、この時撮影した画像は去年の枯れた枝が映り込んでるので、それを取り除いた画像が欲しいと再撮に出かけてしまいました。
移動。普段は最短コースで移動するのですが、どうせならば道端の花がないかな?と別の道を走ってみた。
これは民家の敷地内に植栽されてるかも?細い生活路なので、少々道にはみ出てても気にならない。柏葉アジサイです。
麻溝公園では前日まだ花芽がようやく伸びてきたところだったのに。既に見頃です。
一応撮影したけど。これも園芸種かもしれないな?念の為撮影して帰宅後検索したら。
メキシコマンネングサ(メキシコ万年草):ベンケイソウ科マンネングサ属の多年草。
帰化植物。花期:4−5月。
メキシコという名前がついているが、はっきりとした原産地は不明。米軍の関係者が日本に持ち込んだという説あり。
自分の草花に関するスキルは低いのだから、「とりあえず撮影」は大事と再認識。だって、調べてみたら伝来のエピソードや和名の由来など面白いネタが満載ということが多々あります。なんで、去年までは全く観察してなかったのか?私。
コメント (1)
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