花粉症で一番メジャーなのは杉花粉ですが、実はアレルギー症状が出る花粉はそれだけではありません。
実は全ての花粉は花粉症を引き起こす可能性があり、中でも花粉症の原因となっている代表的な植物がスギ・ヒノキ科なのです。他にハンノキなどのカバノキ科。カモガヤなどのイネ科。ブタクサ・ヨモギなどのキク科などがあります。
私の場合、アレルギー症状が出る花粉は、スギ・ハンノキなどのカバノキ科の樹と、カモガヤです。
ハンノキ類のアレルギー患者さんが発症し易い食物アレルギーに、野菜・果物・ナッツ類があります。特に果物というのが辛い。この場合、バラ科の果物、リンゴ・モモ・ナシ・ビワ・サクランボ・イチゴが該当。更にウリ科の果物、メロン・スイカ・きゅうりも該当します。更にはキウイ・オレンジ・ヤマイモ。マンゴー・アボガド・ヘーゼルナッツ(ハシバミ)・大豆(豆乳)・ニンジン・セロリ・ジャガイモ・トマトもイカンのです。まあ、火を通してしまえば、症状が出ない場合が多いんですけど。
昨日はアレルギー科の受診日でした。
もう最近健康ネタでぼやいてばっかりなんですが、8月末に田舎の義母から梨が一箱送られてきました。
わ~いと、機嫌良くもりもり梨を食べていたのですが、ある日、いつものように梨を向いてぱくついていると…。
舌先がピリピリし始めました。続いて喉ちんこ周辺がイガイガし、その辺りが熱くなったような気がして、鏡で確認すると赤くなり始めてました。
こりゃイカン!アレルギー反応です。
急いで水で口を念入りに漱ぎ、念のためアレルギーのお薬のアレグラを1錠飲みました。
途端にさっきまで機嫌良く美味しくいただいていた梨なのに、手が伸びなくなってしまった~。
無念…。
つーか、なんでやねんっ!昨日まで普通に梨を美味しく食べてたのに~~~ィ。
なんで、受診の際先生に聞いてみた。
私「ーーーってな事があったんですよ。なぜに前日まで普通に食べてた梨が、その日はダメだったんですか?」
先生「考えられるのは、君のその日の体調とか、梨の熟れ具合の差とかですね」
私「体調はともかく、熟れ具合の差ですか…」
先生「他に、種類の差でもアレルギーの出具合は変わります」
私「というとーーー。例えば、長十郎とか、20世紀とか、幸水とかいうアレですか?」
先生「そういう場合もあります」
なんて面倒な…。でも美味しい果物を安心して食べたい私は、そんなギャンブル要素はいらないんである。
私「ーー例えばですね。バラ科の果物っていっても、種類があるじゃないですか。その中で例えば梨はアレルギー症状が出易い果物ならそれを避けて、出にくい果物なら食べてもいいとかはありませんか?」
先生「残念ながら、そこは個人差なんです」
私「個人差!?」
先生「種類によってアレルギー症状が出る出ないでなく、患者さん個人個人にその果物に対するアレルギー反応が出るか出ないです」
なんて面倒な~~~~~ッ!!
つまりこういう事なのですね。果物アレルギーは、患者さんのその時の体調に左右されアレルギー反応が出る事もある。更に果物の熟れ具合にも左右され、品種にも左右される。果物アレルギーのある患者さんでもAさんとBさんでは、アレルギーの出る種類が別だ
な。面倒でしょ?
先生「まあ、比較的にいちごのアレルギー反応は軽めですね」
……それって、いちごは年中販売されているから、アレルギー反応の出た患者さんのサンプルが多いだけなんじゃないの~?
やさぐれた私は疑り深いんです。
ほら、果物って短い期間限定の種類が多いでしょ?まさか果物でアレルギーが出る事があるって知らないと、原因を知らないまま過ごしてる人も多いと思うの。つーか、大半の人はそうだと思う。
アレルギーの強いさとかそういう特定は、患者さんが病院に駆け込んで始めて検査が始まり、サンプルデーターになっていくんである。
患者さんが病院で検査しようとしても、その時に原因が疑われる果物が流通してない時期だと、検査も出来んのです。
分かり易くいうと、梨にアレルギーのある患者さんが、冬や、スギ花粉飛散時期にアレルギー科を受診しても、ブツが出回る時期じゃないから調べようがないんだね。
め・面倒な~~。
サンプル不足は、アレルギー科の先生も研究が前進しないジレンマでもある。
つー事で、花粉症患者は憂鬱なのだ。症状が目のかゆみ・鼻水だけじゃないんだよ。
トップ画像は私が通院してる相模原病院の屋上に設置してる観測機の今年のデーターです。
杉花粉飛散データーは、環境省の発表するものを参考にしてる花粉症患者さんも多いと思います。
私も去年まで利用してました。
ところがですね。今年3月初旬、うちから一番近い観測点である相模原病院のデーターが、環境省にホームページに約一月間掲載されなくなりました。
てっきり計測器が壊れたんだろうと思ったのですが、相模原病院のアレルギー科では、何事もないように花粉飛散データーが日々発表・掲示されていたんです。
何でやねんっ!!
杉花粉飛散のピーク時に、まさか飛散データーを確認する為に病院に行けるかっ!!
たぶん、壊れていたのは計測器ではなく、環境省の観測データーを送信する何かがどこかで壊れていたんでしょうが。つーても、ピークの1ヶ月も確認出来ない事態は、もうちょっと早く修復して欲しかった~~。
昨日アレルギー科を受診したついでに今年のデーターを撮影してきました。ここ、うちから自転車で数分の所にあるから、我が家の花粉飛散状況も似た様なもののハズで、データーとして信用出来るんだけど。にしても、縦の飛散量が1平方センチ当たり3000個超えというのを見ると凹むなあ~…。
人気ブログランキングへ
実は全ての花粉は花粉症を引き起こす可能性があり、中でも花粉症の原因となっている代表的な植物がスギ・ヒノキ科なのです。他にハンノキなどのカバノキ科。カモガヤなどのイネ科。ブタクサ・ヨモギなどのキク科などがあります。
私の場合、アレルギー症状が出る花粉は、スギ・ハンノキなどのカバノキ科の樹と、カモガヤです。
ハンノキ類のアレルギー患者さんが発症し易い食物アレルギーに、野菜・果物・ナッツ類があります。特に果物というのが辛い。この場合、バラ科の果物、リンゴ・モモ・ナシ・ビワ・サクランボ・イチゴが該当。更にウリ科の果物、メロン・スイカ・きゅうりも該当します。更にはキウイ・オレンジ・ヤマイモ。マンゴー・アボガド・ヘーゼルナッツ(ハシバミ)・大豆(豆乳)・ニンジン・セロリ・ジャガイモ・トマトもイカンのです。まあ、火を通してしまえば、症状が出ない場合が多いんですけど。
昨日はアレルギー科の受診日でした。
もう最近健康ネタでぼやいてばっかりなんですが、8月末に田舎の義母から梨が一箱送られてきました。
わ~いと、機嫌良くもりもり梨を食べていたのですが、ある日、いつものように梨を向いてぱくついていると…。
舌先がピリピリし始めました。続いて喉ちんこ周辺がイガイガし、その辺りが熱くなったような気がして、鏡で確認すると赤くなり始めてました。
こりゃイカン!アレルギー反応です。
急いで水で口を念入りに漱ぎ、念のためアレルギーのお薬のアレグラを1錠飲みました。
途端にさっきまで機嫌良く美味しくいただいていた梨なのに、手が伸びなくなってしまった~。
無念…。
つーか、なんでやねんっ!昨日まで普通に梨を美味しく食べてたのに~~~ィ。
なんで、受診の際先生に聞いてみた。
私「ーーーってな事があったんですよ。なぜに前日まで普通に食べてた梨が、その日はダメだったんですか?」
先生「考えられるのは、君のその日の体調とか、梨の熟れ具合の差とかですね」
私「体調はともかく、熟れ具合の差ですか…」
先生「他に、種類の差でもアレルギーの出具合は変わります」
私「というとーーー。例えば、長十郎とか、20世紀とか、幸水とかいうアレですか?」
先生「そういう場合もあります」
なんて面倒な…。でも美味しい果物を安心して食べたい私は、そんなギャンブル要素はいらないんである。
私「ーー例えばですね。バラ科の果物っていっても、種類があるじゃないですか。その中で例えば梨はアレルギー症状が出易い果物ならそれを避けて、出にくい果物なら食べてもいいとかはありませんか?」
先生「残念ながら、そこは個人差なんです」
私「個人差!?」
先生「種類によってアレルギー症状が出る出ないでなく、患者さん個人個人にその果物に対するアレルギー反応が出るか出ないです」
なんて面倒な~~~~~ッ!!
つまりこういう事なのですね。果物アレルギーは、患者さんのその時の体調に左右されアレルギー反応が出る事もある。更に果物の熟れ具合にも左右され、品種にも左右される。果物アレルギーのある患者さんでもAさんとBさんでは、アレルギーの出る種類が別だ
な。面倒でしょ?
先生「まあ、比較的にいちごのアレルギー反応は軽めですね」
……それって、いちごは年中販売されているから、アレルギー反応の出た患者さんのサンプルが多いだけなんじゃないの~?
やさぐれた私は疑り深いんです。
ほら、果物って短い期間限定の種類が多いでしょ?まさか果物でアレルギーが出る事があるって知らないと、原因を知らないまま過ごしてる人も多いと思うの。つーか、大半の人はそうだと思う。
アレルギーの強いさとかそういう特定は、患者さんが病院に駆け込んで始めて検査が始まり、サンプルデーターになっていくんである。
患者さんが病院で検査しようとしても、その時に原因が疑われる果物が流通してない時期だと、検査も出来んのです。
分かり易くいうと、梨にアレルギーのある患者さんが、冬や、スギ花粉飛散時期にアレルギー科を受診しても、ブツが出回る時期じゃないから調べようがないんだね。
め・面倒な~~。
サンプル不足は、アレルギー科の先生も研究が前進しないジレンマでもある。
つー事で、花粉症患者は憂鬱なのだ。症状が目のかゆみ・鼻水だけじゃないんだよ。
トップ画像は私が通院してる相模原病院の屋上に設置してる観測機の今年のデーターです。
杉花粉飛散データーは、環境省の発表するものを参考にしてる花粉症患者さんも多いと思います。
私も去年まで利用してました。
ところがですね。今年3月初旬、うちから一番近い観測点である相模原病院のデーターが、環境省にホームページに約一月間掲載されなくなりました。
てっきり計測器が壊れたんだろうと思ったのですが、相模原病院のアレルギー科では、何事もないように花粉飛散データーが日々発表・掲示されていたんです。
何でやねんっ!!
杉花粉飛散のピーク時に、まさか飛散データーを確認する為に病院に行けるかっ!!
たぶん、壊れていたのは計測器ではなく、環境省の観測データーを送信する何かがどこかで壊れていたんでしょうが。つーても、ピークの1ヶ月も確認出来ない事態は、もうちょっと早く修復して欲しかった~~。
昨日アレルギー科を受診したついでに今年のデーターを撮影してきました。ここ、うちから自転車で数分の所にあるから、我が家の花粉飛散状況も似た様なもののハズで、データーとして信用出来るんだけど。にしても、縦の飛散量が1平方センチ当たり3000個超えというのを見ると凹むなあ~…。
人気ブログランキングへ