あられの日記

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漫画 脳梗塞闘病記 その20

2014年03月02日 05時23分30秒 | 漫画【脳梗塞闘病記】
今日も脳梗塞闘病記をお届けします。
   ● 白内障治療 ● 【20ページめ】

入院以来、婦人科&泌尿器科の病棟で脳外科&眼科病棟に空きが出るのを待っていたのですが、6月24日(火曜)になりようやく脳外科&眼科病棟に移動しました。
婦人科&泌尿器科は2人部屋でしたが、脳外科&眼科病棟は4人部屋になりました。一日のリズムも大きく変わります。主に早朝から脳外科眼科のナースステーションで毎日行われる白内障患者さんの診察が大きかったですね。確か朝8時には診察が始まるから、それに合わせてみんな早起きです。朝食は7時20分ごろに食べるんですが、白内障患者さんはなにしろ数が多いから、うかうかすると診察で待ち時間が長くなるのです。だからみんな行動が早いんだ。





   ● 網膜剥離 ●

目薬指導は眼科の看護師さんが全て管理してくれます。差し方、目薬を指す時間と量。更に目薬の種類も全て看護師さんが個別にベッドを周り患者さん一人一人に対応してました。だいたい白内障患者さんは高齢者がほとんどなので、「今どき白内障で入院?大げさ」という見方もありましょうが、患者の立場からすると入院がベストだと思います。しかも片目の手術なら入院から退院までわずか4日しかかからないんだし。予後もこの方が確実に回復出来るんじゃないかしら??って思った。



実は脳外科&眼科病棟に6月24日のお昼前に移動したばかりでしたが、翌6月25日(水曜)にはまたまた病室を変わることになってしまいました。
最初の4人部屋の合室は、網膜剥離・白内障・脳腫瘍・そして脳梗塞の私という患者ラインナップでしたが、異動先は4人部屋なのは同じでしたが、今度は私以外全部眼科患者さんでした。眼科のうち白内障患者さんはどんどん入れ替わっていきます。そして退院時に皆さんいい笑顔で出てゆきます。視界が一変するとそりゃあ~いい笑顔になるってものよ。やがて隣のベッドに入ったのは、新しい網膜剥離の患者さんでした。若いお母さんでしたが、夜に寝られず困っていたので「そういう時にはね。看護師さんに枕にドライアイスを入れてもらえばいいの」とか「それでも寝られない?なら眠剤もらうといいよ。軽いやつ」とか「え?普段は朝パン食なの?和食メニューはダメ?それは看護師さんに洋食に変えてくれって言えば解決するわ」とか。更には「牛乳がダメ?そんなのヨーグルトに変えてもらえばいいのよ」と。まるで長老のように対処法を伝授してました。「なぜ知ってるのか?」「病院は教えてくれないのか?などとたずねられましたが、そんなの長い事入院してればそれなりに詳しくもなるものよ。こういうのは患者さんから患者さんへ口伝するもののようです。
  続きはまた明日~
あ。そうだ。テレビとかだとお見舞いの定番にお花を持参する…というのがありますが、アレは絵面を美しくする為の演出です。
1月入院して数多くの患者さんに接してましたが、お見舞いに花を持って来たのは一組1回だけでした。それは網膜剥離の患者さんに友達数人で花かごを見舞いに持ってらしたのですが、網膜剥離の患者さんは常時うつむいてるしかないので、花かごはベッドの脇にパイプ椅子を置いて座面に花かごをおいてく他なく、しかも手入れ出来ないから大変そうでした。まあ入院科により違いがあるのかもしれませんが。花のお見舞い品は患者患者さんにはあんまり嬉しいものではないかもしれません。ユリとか匂いの強い花も同室の患者さんがいると気を使うしな~。枯れたら捨てるのだってどうすればいいのか?って事になるものな。
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