あられの日記

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不思議の国インド 12完

2020年02月25日 06時18分41秒 | 漫画【インド写真集&漫画】
連載してきた漫画【不思議の国インド】は今日が最終回。最後はカラー口絵です。

3ページ目。 カラー口の解説です。
一番上の段:世界遺産ファーテープル・シークリー ムガル帝国3台皇帝アクバルが作った都。わずか14年で放棄された。
2番目の段左側:ラジャスターン州、ジャイプール遷都前に王国の都があったアンベール城の顔のガネーシャ門。門の先がマハラジャのプライベート空間。
2番目の段右側:ジャイプール旧市街を見下ろす丘に築かれたナルガール城塞。
3段目:ムガル帝国の都アグラ。5代目シャージャハーンが、愛妃ムムターズの霊廟として、タージマハルを造営。ヤムナー川の対岸に自分の霊廟、黒いタージっを築こうとして潰えた。基礎工事が残る。
4段目左側:ジャイプール旧市街にあるシティパレス。今もマハラジャの住居。一部公開中。中庭の孔雀門。
4段目右側:ヴァラナシのガンガーの朝。ガート(沐浴場)の風景。
4ページ目
1段目左側:デリーにあり世界遺産。クトゥブ・ミナール建築群の建物を走る野生のリス。
1段目右側:アグラにあるタージマハル。その時コサギの群れが飛び立った。
2段目左側:アグラ城からヤムナー川の向こうにタージ・マハルを望む。
2段目右側:デリーにある世界遺産。クトゥブ・ミナール建築群の建物に止まる野生のインコ。
3段目左側:ジャイプール旧市街のシティ・パレスのチャンドラ・マハール。ジャイプールがピンク・シティと呼ばれるのは、建物の色から。
3段目右側:ジャイプール旧市街の風の宮殿。横から見ると薄い建物です。時のマハラジャが姿を見られるのを禁じられた王宮に勤める女性たちの為に建てた。

5ページ目。
1段目左側:ジャイプール旧市街の青物市場のゴミ捨て場で餌を漁る牛。牛が食べるもので最近はビニールの袋の使用が禁止されつつある。
1段目右側:国庫の金を湯水と使ったムガル帝国5代シャージャハーンは、6代皇帝となった息子アウランゼーブにアグラ城の塔に幽閉された。かつて愛妃ムムターズの寝室だったその塔で、シャージャハーンは愛妃の眠るタージ・マハルを眺めた。その塔からいたタージの画像。
2段目左側:ジャイプールの青物市場。
暑い土地柄からか、葉もの野菜が見当たらない。訪問時まだ2月だったのですが。
2段目右側:ジャイプール〜アグラ郊外へ向かう高速道路の車窓から撮影。お掃除おばさん達。みんな民族衣装を着ている。日本で和服を着るのはハレの日位なので旅情たっぷり。
3段目左側:この旅唯一の昆虫写真です。
3段目右側:ジャイプール旧市街の青物市場。野良牛が闊歩する不思議の国インド。
6ページ目。
1段目左側:ガンガーの朝。ヴァラナシの西岸には84のガート<沐浴場>が立ち並ぶ。
1段目右側:ガンガーの夜明け。2月は乾季。ヴァラナシのガンガーの水量は少なく、画像奥には雨季には川となる中洲が水面から出てます。
2段目左側:同じくガンガーの朝。ガンガーの観光船では鳥寄せに餌を撒いて鳥を集める船がある。その中を手漕ぎボートが進んでいたので撮影してみた。
2段目右側:木綿(きわた)の樹。うっかり世界三大街路樹の火炎樹と間違えた。ヴァラナシの街でよく見かけた。
3段目左側:ヴァラナシのガートからバスに戻る途中、神様の牛コブ牛と遭遇。観光客は牛のすぐ脇を抜けて追い抜く。不思議の国インド!
3段目右側:デリーの世界遺産フマユーン廟にて。インドの空軍の奥さん達の遠足に遭遇。見どころは旅の早々に原色のシャワーの民族衣装にガツンとやられ、太めな奥さん達の多さに頭をひねった場面です。
漫画【不思議の国インド】のカラー口絵はここまで。
せっかくなので、表紙裏表紙に使った画像も解説しますね。

表紙と裏表紙。
左側が表紙です。上段はヒンドゥー教の修行僧(サードゥ)はオレンジ衣装を着ているのですぐわかります。額の三本線はシヴァを信仰するシヴァ派のあかし。
左側下段:日本人は死ぬまでに一度は見たい世界遺産第1位のタージマハル。
右側が裏表紙です。上段は世界遺産のアグラ城のディワニ・アーム(一般謁見の間)です。派手好みのシャージャハーンが造った。
右側下段左上:北インドのカレー定食ターリー。
右側下段右下:ジャイプールのシティ・パレスで非公開区画のマハラジャのプレイベート空間の扉前を守る衛兵。

さて、長々と連載してきた漫画【不思議の国インド】も今日が最終回です。2016年の夏コミ合わせに原稿を描きました。旅したのが2月。その頃に私が住む近所で見かけるインド系の人はほぼいなかったのですが、今ではインドカレーの店があるし、商店街ではインド系の若者達やサリー姿の女性の姿を度々見かけるようになりました。小田急線で日々通ってるダンナは、「インド系の人多い。日産に勤めてる人だ」と言います。少し前までは、中国から出稼ぎに来てたのに、今は変わってインド系の人が激増してます。時代が変わるのって早いなあ〜。よくあのタイミングでインド旅行したよな〜と思います。けど、私のインド旅行は北インドをちょろっと周っただけ。旅情溢れるインドはまだまだ見どころいっぱいです。いつの日かもう一度訪れてみたい国です。では今日はここまで。

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