今日から2月15日の山北町の巨木と曽我梅林さんぽを紹介します。
あ。ちなみに、私の風邪は普通の風邪でした。金曜に風邪!と気づいて、1日葛根湯のドリンク飲んで、3日間葛根湯飲んで、5日目に小青竜湯を飲んだところで回復しました。さすがに初動で風邪でなく花粉症だと誤認して、風邪の対処が遅れたのは計算外。治ってからも一部症状が残ってたのは予想外。それが花粉症だと気づいて慌てて花粉症の薬と鼻炎スプレーと目薬の手当てを始めましたが、ここまで花粉の飛散が早いとは!全くの想定外!いや〜、今年のスギ花粉の飛散量は少ないと知ってましたが、花粉症は症状が出る前が肝心なんですよ。捨てるつもりで1週間、少なくとも数日は花粉症の薬を飲めるかどうかがそのシーズンの明暗を分けるのです。そこを言えば、今年はすでに負け戦。先日の連休も晴れてるのに恨めしく部屋で眺めてました。
さて、2月14日の夜、ダンナに「明日のお出かけに使うのはバスと御殿場線。どっちも本数が少ないから絶対に時間厳守です。ついては小田急相模原駅発8時26分発で出発します」と宣言。
翌朝、予定時間で小田急相模原駅を出発。新松田駅に9時16分着。
ここで、予定外だったのはダンナが「ちょっとトイレ」と満員行列のトイレに吸い込まれてしまったこと!なんて段取りが悪いんだ。ここでヤナ予感がよぎったのですが、トイレタイムの長いダンナにしては早く出てきてくれて一安心。ダンナのリュックを後ろから叩いて合図。そのまま早足でJR御殿場線松田駅に向かいました。
すると、前来た時はPASUMOが使えなかった御殿場線がPASUMOが使えるようになってました。疑り深い私は駅員さんに「PASUMO使えるんですか?」とたずねたところ、御殿場線は沼津方面に向かうとスイカからイコカになるらしい。イコカ区間ではPASUMOが使えないんだそうだ。へえ〜へえ〜へえ〜。とはいえ、目的地は2駅先の山北駅。問題なくPASUMOが使えます。
ホームに上がるともう9時23分。あと3分程でJRがやってくる。ホームの向こうに見頃の河津桜の松田山ハーブガーデン(トップ画像です)。進行方向を見ると富士山が見えた。
分かります?この日のさんぽは富士山がたくさん見えるコースなんですよ。けど、晴れてはいるんだけど空が青くない!せめて富士山が画像で見えるように、画面を暗めに調整しました。
ホームにはハイキング客でいっぱいです。JR御殿場線の車両は短い。こりゃあ満員列車になるんだろうなあ?
ん?ダンナはどこだ??
見失いました。
あまりにホームにハイキング客が多く、階段のある奥まで見通せない。でもまあ、昨晩今日のコースは全部説明してあるし、山北に降りたら見つかるだろうなと呑気な私。
あ、列車が来た。乗降ともに多い。9時26分発。予想通り満員列車だった。ダンナを探すけど車両内が見通せない。3両編成だもん。もう山北駅で探そう。
そして9時33分、山北町到着。
ホームに降り立つハイキング客。乗客はどんどん改札に向かう。
ダンナを探す。
いない!??
え?まさか!!
慌てて携帯を取り出す。着信メールや電話の着信記録が届いていた。
新松田駅に人が多すぎたんだ〜。着信音が聞こえなかったわ〜。
ダンナに電話。かからない。
諦めて携帯を切る。すぐに着信。
私:「今、どこにいるの!!(怒)」
ダンナ:「新松田駅だよ(怒)」
私:「なんで?私リュックを叩いて合図したじゃん!なんでついてこないの!(怒怒怒)」
ダンナ:「気づいてなかった」
互いに思い込んでたからの失敗かぁ〜。
私:「昨日電車もバスも本数がないから絶対に遅れられないって言ったよね?」
ダンナ:「うん」
私:「もう合流するのは無理だ。その辺適当に散歩して帰りなよ(悲)」
ダンナ:「わかった」互いにため息。
ってな会話がありましてね。まさか!の一つ目の目的地に着く前に単独さんぽになってしまいました。
JR御殿場線は、JRが東海道線に万一があった場合に運行してる単線なんですよ。沼津と国府津を折り返し運行してるから、1本逃すとそのあとの予定が全部狂うんです。ワンチャンバスもあるんだけど、そっちも本数が少ないんだよね〜。
諦めて出発。今行った列車が沼津から折り返してくる10時52分発に乗らねばならんので、山北駅で黄昏てる場合ではないのです。
山北駅にて撮影。駅のそばに鉄道施設があり、そこでD52 が動くところを観れるようです。ま時間があれば寄ってみよう。既に9時半過ぎてるからほとんど無理でしょうが。
散歩始め、山北町のマンホール発見。富士山柄。橋は丹沢湖かな?
歩いてる途中。里山を左右に走る高速道路を見つけた。あれは東名高速かな?
JR御殿場線の高架下を抜けると、5差路に出た。うを!地図片手に歩いてるのですが、私ってば高低差があると道を見失いがちになるんです。間違えてる時間がないので、地元民に道を尋ねよう!
私:「迷ってるんです。室生神社さんへ行きたいんです」と。親切そうなおばさんにたずねたところ、すぐ近くで聞いてたらしい年配のおじさんもわざわざ教えにきてくださった。ラッキーです。
室生神社さんに向かう道の入り口にあった構造物。たぶん祭りがあるとこれに旗なんか指すんじゃないかな?ちなみに、5差路のそばに山北町の役場があった。すんごくわかりやすい目印。けどそこに高低差が加わるとダメな私。
9時55分、室生神社到着。
目的のイチョウは鳥居の右手にありました。
あ。説明板がある!ラッキー。
室生神社のいちょう 山北町指定天然記念物 昭和59年2月1日指定
いちょうはいちょう科の落葉高木で、中国原産とされるが自生地は不明である。葉は扇形で葉柄をそなえ秋には美しく黄色になる。
雌雄異株の木で、雌株に秋は黄色の種子を結び、内に白色硬質の核果があり、これを「ぎんなん」といい、食用になる。
又、材は緻密で美しく加工しやすい。
室生神社のいちょうは雌株で樹高25メートル、根回り9.8メートル。樹齢300年(推定)で根本から南北2本に分かれ雄大である。 昭和63年6月 山北町教育員会」
根回り9、8メートルはおおげさなんじゃ〜??
観察観察。
これさ、1本が2本に分かれたというよりはそもそもが2本に見える。
見上げてみた。古いいちょうによくある垂乳根がない。たしか、100年超えると垂乳根って下がってくるらしい。幹肌も滑らかだし。
推定300年と説明板にあるが、これ、もっと若い木じゃなかろうか?や。印象ですが。私は巨木を見るのが好きではあるけど、それだけなので専門家の見解が知りたいなあ。
ちなみに、室生神社さんの鳥居からも富士山が見えた。空が青かったら、もっとわかりやすかったろうが、雪をかぶった富士山は、白い空との区別が付きづらく、画像越しには分かりにくいかと思い画像加工して明度を下げてみた。
鳥居前の道は狭く、そちら側から木の全景が撮影できなかったので、境内から振り返り撮影する。逆光ですが。自然の木の形です。どこにも欠損がない。大きく折れたことないみたい。
この木が一番素敵に見える角度はここからかも?
さて、鳥居横に目的の木があったので、参拝が後回しになってしまった。お参りしないと〜。(続く)
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