2016年2月13日から21日の9日間の日程で北インドを旅しました。
お察しの通り、インドの食事メニューは毎日カレーでした。
途中旅行会社の工夫なのか、中華が2回挟まれていたのですが、何つーの?中華のメニューに使っている調味料が全部同じなんだよね~。どの皿を食べても同じ味…。微妙過ぎる…。
あと、スイーツが許容出来ない味でした。
例えばスポンジクリームケーキ。スポンジがね、がっちり固いのね。塊なのね。
例えばプディングやムース。これは…。お風呂で溶けかかっている石鹸の固さか?
インドスイーツは…。え~と?砂糖の浸透圧の限界に挑戦してる?小麦や豆を揚げて塩味。揚げて砂糖の水飴をかけたもの。的な??
許容出来るのはアイスクリーム。アイスがあればデザートにアイスをセレクトしてました。
程よい甘さでぷるんぷるんなおいしいスイーツがどこでも買える日本って素晴らしい…。
ところで、あなたが思い浮かぶカレーライスを想像して下さい。
人参とじゃがいもを入れるタイプ?肉は?豚・牛肉・鶏肉。それともシーフードとか?でもさ、インドのカレーは全く違いました!
上の画像は成田からデリーへ飛ぶエア・インディアのランチ。キチンカレーです。ピンぼけ画像ですみません。分かりにくい画像ですが、右手前がチキンカレーで、この部分だけ変えてベジタブルカレーとして提供されてます。中央の白いのは細長いインディカ米。左上のは日本の漬け物的なもの。生の人参とたぶん大根を甘く味付けしてある。
こちらはラジャスターン州のジャイプールのランチのレストランで食べたもの。
右手の銀色も壷的なものに入っているのがカレーのルウです。
右の黄色味も強いのがダール(豆)のカレー。
その下の緑色のがほうれんそうのカレー。
左の赤味の強いのがチキンカレー。この3つが北インドの鉄板ルウの定番なのか、大概出てきます。これにベジタブルカレーが加わりルウが4種類になる場合もあり。
このレストランでは好きなカレーのルウを自分の皿に自分量だけ移し、ナン(小麦の生地を平べったくして釜焼きした薄いパン。北部インド人の主食)やインディカ米のごはん(細長いごはん。南部インド人の主食)。
画像左端に写っているのはスパイスポテト。美味しい。
手前のプレートの肉はスパイスチキン。
辛さは日本人用に調整してあるカレーのようです。
最後に紅茶が出てきます。紅茶はブラックティー(普通のストレート紅茶)とマサラティー(紅茶の茶葉と各種スパイスをミルクで煮出したミルクティー。インドの定番。朝とお昼は大概マサラティー(チャイ)を飲んでました。なぜか夜にはチャイがない。
ちなみに、ツアーが利用するレストランはホテルのレストランが多かったからか、アルコールやソフトドリンクはどれも高かったです。残してあるメモには
グラスワイン700ルピ。(約1400円)
ビール450ルピ。(約900円)
スィートラッシー(バナナ・マンゴー)350ルピ。(約700円)
生フルーツジュース(オレンジ・パイン・マンゴー)350ルピ。(約700円)
ソフトドリンク(スプライト・コーラ・ファンタ)300ルピ。(約600円)とあります。(ジャィプールで宿泊したヒルトンホテルのレストランのドリンク価格です)
レストランでは200ml位のミネラルウォータのペットボトルーが1本ついてました。(これは旅行会社が特別に無料でつけてくれていたのかもしれませんが)
こちらはジャイプールの宿泊ホテルの夜のバイキングからチョイスしてごはん。インド旅の2日目の夜。生野菜やカットフルーツも並んでいたのですが、「旅の序盤は生ものは控えて下さい」と言われててですね…。生水に触れてる可能性のあるメニューを避けるように指導したいのは分かりますが、油をたっぷり使ったメニューもどうか?と思う。
こちらホテルの部屋に用意してあるドリンクセット。
ホテルの部屋に一人1本500mlのミネラルウォーターが無料でついてました。それを湧かせて紅茶・コーヒー・カモミール・緑茶などがついてました。興味深いのは砂糖の種類が多いこと。白砂糖・粉砂糖・SugarFreeなどを選べるようになってます。
こちらはある朝のバイキングで取って来たものです。
昼と夜がカレーなので、朝は食パンを焼いて、パンケーキを焼いてもらってはちみつをかけたもの。肉はパス!ベイクドトマトとベイクドポテトがあればゲット!生野菜がとれないならば、カットフルーツはいいでしょ!ってなものです。上の画像に写ってるものは大概毎朝の定番にしてました。
ちなみに、上の画像の中央上部に写っているグラスに白い飲み物が見えますね。これは牛乳ではなく、ラッシー(スタンダードタイプ)です。塩とスパイスが入ってました…。微妙にマズい。
上の画像の右上の茶色の陶器に入れてあるのがチャイです。牛乳に紅茶の茶葉と砂糖とスパイスを煮立てたマサラティーです。私はこれにハマってしまいました。
インドの食事がほぼカレーなのは本当でした。インドカレーも慣れてしまえばとても美味しい。でもインドカレーの種類はあんまり代わり映えしない。変化が乏しいのね。
うどん・ラーメン・鍋・スシ・和食。スパゲティー・カレーライス・ピザ・ハンバーグ・ハンバーガー・オムライス。世界の料理だって食べられるのが日本です。だからさ、インドカレーが続くのは辛いのね。
とかインドで思っていたくせに…。帰国後いそいそとヴァラナシのスーパーで買って来たクミンシードを使って料理に混ぜている私。
インドで100g=30ルピ(60円)程だったクミンシードをガンガン使ってたら、気付けば半分程、もう使ってしまってた!
だってさ~。クミンシードを100円ショップで買って来た小さなすり鉢に入れてすりこぎで粗めにひいて卵に混ぜて焼くとですね。あ~ら不思議!インドの味になるんですわ。すんごく美味しいっ!クミンに黒こしょう(これもインドで買ってきたけど、今使ってる黒こしょうは、去年ベトナムで買って来たものです)も少し入れてやると完璧ですっ!おススメよ~。
追記:
無事に携帯電話で撮影した画像は全て読み込めたので料理の画像を追加します。
インドカレーのうち、北インドのカレーの定番はこれ、ターリーです。
北インドには伝統的に肉を食べる習慣があります。
タンドールという土釜を使ったタンドールチキンが画像中央に。画像左側にはタンドール釜を使って焼いたナン。大皿の周りにはいろんなカレーのルウが並んでいます。中には甘いのもありました。それはカレーではなく口直し的なものだったかも?
ちなみに、生野菜のサラダはつかない。
ある日の夜のバイキング。旅も4日目ともなると、身体がインドの味に慣れてきてるだろうからと、ゆでた野菜もとって来た。右手前の半円形のものはたぶん豆を乾燥させて曳いたものをクレープ状にやいたもの。いわゆる前菜的なもの。
最後に、インドの食事マナーについて、旅人が知っておきたいことを紹介します。
● 右手で食べる
ヒンドゥー教では左手は不浄の手とされています。だから食事は右手で全て食べるのが流儀。(無理ですが)主食のナンを千切るのに不器用な日本人はどうしても左手も使いますが、インド人は器用に右の指3本を使ってナンを千切れます。
スプーンに注意
ヒンドゥーの不浄の観念から、他人の唾液がついたものを使う事はNGになります。料理を取り分けるときは自分のスプーンを使わずに、とりわけ専用のものを使うのがルール。同じ考え方で、自分の食べかけ、食べ残しを他人に分けるのもダメです。
お察しの通り、インドの食事メニューは毎日カレーでした。
途中旅行会社の工夫なのか、中華が2回挟まれていたのですが、何つーの?中華のメニューに使っている調味料が全部同じなんだよね~。どの皿を食べても同じ味…。微妙過ぎる…。
あと、スイーツが許容出来ない味でした。
例えばスポンジクリームケーキ。スポンジがね、がっちり固いのね。塊なのね。
例えばプディングやムース。これは…。お風呂で溶けかかっている石鹸の固さか?
インドスイーツは…。え~と?砂糖の浸透圧の限界に挑戦してる?小麦や豆を揚げて塩味。揚げて砂糖の水飴をかけたもの。的な??
許容出来るのはアイスクリーム。アイスがあればデザートにアイスをセレクトしてました。
程よい甘さでぷるんぷるんなおいしいスイーツがどこでも買える日本って素晴らしい…。
ところで、あなたが思い浮かぶカレーライスを想像して下さい。
人参とじゃがいもを入れるタイプ?肉は?豚・牛肉・鶏肉。それともシーフードとか?でもさ、インドのカレーは全く違いました!
上の画像は成田からデリーへ飛ぶエア・インディアのランチ。キチンカレーです。ピンぼけ画像ですみません。分かりにくい画像ですが、右手前がチキンカレーで、この部分だけ変えてベジタブルカレーとして提供されてます。中央の白いのは細長いインディカ米。左上のは日本の漬け物的なもの。生の人参とたぶん大根を甘く味付けしてある。
こちらはラジャスターン州のジャイプールのランチのレストランで食べたもの。
右手の銀色も壷的なものに入っているのがカレーのルウです。
右の黄色味も強いのがダール(豆)のカレー。
その下の緑色のがほうれんそうのカレー。
左の赤味の強いのがチキンカレー。この3つが北インドの鉄板ルウの定番なのか、大概出てきます。これにベジタブルカレーが加わりルウが4種類になる場合もあり。
このレストランでは好きなカレーのルウを自分の皿に自分量だけ移し、ナン(小麦の生地を平べったくして釜焼きした薄いパン。北部インド人の主食)やインディカ米のごはん(細長いごはん。南部インド人の主食)。
画像左端に写っているのはスパイスポテト。美味しい。
手前のプレートの肉はスパイスチキン。
辛さは日本人用に調整してあるカレーのようです。
最後に紅茶が出てきます。紅茶はブラックティー(普通のストレート紅茶)とマサラティー(紅茶の茶葉と各種スパイスをミルクで煮出したミルクティー。インドの定番。朝とお昼は大概マサラティー(チャイ)を飲んでました。なぜか夜にはチャイがない。
ちなみに、ツアーが利用するレストランはホテルのレストランが多かったからか、アルコールやソフトドリンクはどれも高かったです。残してあるメモには
グラスワイン700ルピ。(約1400円)
ビール450ルピ。(約900円)
スィートラッシー(バナナ・マンゴー)350ルピ。(約700円)
生フルーツジュース(オレンジ・パイン・マンゴー)350ルピ。(約700円)
ソフトドリンク(スプライト・コーラ・ファンタ)300ルピ。(約600円)とあります。(ジャィプールで宿泊したヒルトンホテルのレストランのドリンク価格です)
レストランでは200ml位のミネラルウォータのペットボトルーが1本ついてました。(これは旅行会社が特別に無料でつけてくれていたのかもしれませんが)
こちらはジャイプールの宿泊ホテルの夜のバイキングからチョイスしてごはん。インド旅の2日目の夜。生野菜やカットフルーツも並んでいたのですが、「旅の序盤は生ものは控えて下さい」と言われててですね…。生水に触れてる可能性のあるメニューを避けるように指導したいのは分かりますが、油をたっぷり使ったメニューもどうか?と思う。
こちらホテルの部屋に用意してあるドリンクセット。
ホテルの部屋に一人1本500mlのミネラルウォーターが無料でついてました。それを湧かせて紅茶・コーヒー・カモミール・緑茶などがついてました。興味深いのは砂糖の種類が多いこと。白砂糖・粉砂糖・SugarFreeなどを選べるようになってます。
こちらはある朝のバイキングで取って来たものです。
昼と夜がカレーなので、朝は食パンを焼いて、パンケーキを焼いてもらってはちみつをかけたもの。肉はパス!ベイクドトマトとベイクドポテトがあればゲット!生野菜がとれないならば、カットフルーツはいいでしょ!ってなものです。上の画像に写ってるものは大概毎朝の定番にしてました。
ちなみに、上の画像の中央上部に写っているグラスに白い飲み物が見えますね。これは牛乳ではなく、ラッシー(スタンダードタイプ)です。塩とスパイスが入ってました…。微妙にマズい。
上の画像の右上の茶色の陶器に入れてあるのがチャイです。牛乳に紅茶の茶葉と砂糖とスパイスを煮立てたマサラティーです。私はこれにハマってしまいました。
インドの食事がほぼカレーなのは本当でした。インドカレーも慣れてしまえばとても美味しい。でもインドカレーの種類はあんまり代わり映えしない。変化が乏しいのね。
うどん・ラーメン・鍋・スシ・和食。スパゲティー・カレーライス・ピザ・ハンバーグ・ハンバーガー・オムライス。世界の料理だって食べられるのが日本です。だからさ、インドカレーが続くのは辛いのね。
とかインドで思っていたくせに…。帰国後いそいそとヴァラナシのスーパーで買って来たクミンシードを使って料理に混ぜている私。
インドで100g=30ルピ(60円)程だったクミンシードをガンガン使ってたら、気付けば半分程、もう使ってしまってた!
だってさ~。クミンシードを100円ショップで買って来た小さなすり鉢に入れてすりこぎで粗めにひいて卵に混ぜて焼くとですね。あ~ら不思議!インドの味になるんですわ。すんごく美味しいっ!クミンに黒こしょう(これもインドで買ってきたけど、今使ってる黒こしょうは、去年ベトナムで買って来たものです)も少し入れてやると完璧ですっ!おススメよ~。
追記:
無事に携帯電話で撮影した画像は全て読み込めたので料理の画像を追加します。
インドカレーのうち、北インドのカレーの定番はこれ、ターリーです。
北インドには伝統的に肉を食べる習慣があります。
タンドールという土釜を使ったタンドールチキンが画像中央に。画像左側にはタンドール釜を使って焼いたナン。大皿の周りにはいろんなカレーのルウが並んでいます。中には甘いのもありました。それはカレーではなく口直し的なものだったかも?
ちなみに、生野菜のサラダはつかない。
ある日の夜のバイキング。旅も4日目ともなると、身体がインドの味に慣れてきてるだろうからと、ゆでた野菜もとって来た。右手前の半円形のものはたぶん豆を乾燥させて曳いたものをクレープ状にやいたもの。いわゆる前菜的なもの。
最後に、インドの食事マナーについて、旅人が知っておきたいことを紹介します。
● 右手で食べる
ヒンドゥー教では左手は不浄の手とされています。だから食事は右手で全て食べるのが流儀。(無理ですが)主食のナンを千切るのに不器用な日本人はどうしても左手も使いますが、インド人は器用に右の指3本を使ってナンを千切れます。
スプーンに注意
ヒンドゥーの不浄の観念から、他人の唾液がついたものを使う事はNGになります。料理を取り分けるときは自分のスプーンを使わずに、とりわけ専用のものを使うのがルール。同じ考え方で、自分の食べかけ、食べ残しを他人に分けるのもダメです。
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