あられの日記

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日本初のガス灯

2010年11月06日 04時08分02秒 | 横浜
「安政6年(1859)に開港場となって以来、横浜は西洋文化の玄関口となりました。馬車道を起点にして全国に拡がったものも数多くあります。
ガス灯は明治5年(1872)に高島嘉右衛門の「日本ガス社中」により、馬車道・本町通り等に設置、点灯され、これが日本における最初のガス灯になりました。
柱部は英国グラスゴー市から輸入し、灯具は日本人職人により製造されたと言われます。
このたび横浜市市民文化会館関内ホール新築完成を祝って、当時の型をモデルとしたガス灯を復元設置しました。
壁面レリーフは、横浜開港資料館所蔵の絵葉書を転写したもので、明治末期の馬車道です。」
と説明文がありました。
え~、壁面レリーフの画像を撮りたかったのですが、おじさんが電話中で撮れず…。後で撮ろうと思ってたら、後で来たらなんかテレビかケーブルテレビの撮影本番中で近寄れず…。
残念無念。
ってなことで、今日はガス灯の特集です。
実は馬車道には記念のガス灯がいくつかあるのですよ。
例えばこれ。

イギリスからやってきたガス灯たち
「トラファルガー広場のガス灯
1865年、ナポレオン率いるフランス・スペイン艦隊をスペインのトラファルガー沖っで撃沈してイギリスを救った英雄、イギリス海軍ネルソン提督の活躍と栄誉を称えてつくられたのが、トラファルガー広場。高さ55メートルもの円柱(コラム)から街を見守るネルソン提督の像の台座には、彼の活躍した4つの海戦場所(トラファルガー・ナイル川・セントビンセント岬・コペンハーゲン沖)が描かれています。このガス灯は、このロンドンの中心的存在であるトラファルガー広場のガス灯と同じものです。1872年(明治5)日本初のガス灯が馬車道に灯されたことを記念して、東京ガスの協力により設置しました。 平成15年2月28日」

ピンクの●が馬車道に設置されたガス灯のモデルです。

もしや?と思い、かつてイギリス旅行で撮った写真を探したら、小さく写ってました。画面の青い矢印がモデルのガス灯。画像奥の白い建物はナショナル・ギャラリーです。ちなみにですね、手前のライオンが三越のライオンのモデルです。つーか、三越のライオンのオリジナル。

馬車道にあるもう一つのイギリスからやってきたガス灯。
「英国国会議事堂のガス灯
テムズ川のほとりにそびえる高さ96メートルの時計塔ビッグ・ベンがシンボルとして立つことで有名な英国国会議事堂は、正式名称をウエストミンスター宮殿といい、1065年エドワード国王によって建設された。
当時の建物は1834年の火災で焼失はしましたが、1852年に国会議事堂として再建。ビッグ・ベンもその時に建てられています。
このガス灯は、この建物の北西部に立つガス灯と同じものです。
1872年(明治5)日本最初のガス灯が馬車道にともされたことを記念して、東京ガスの協力により設置しました。

写真を探してみました。

当時は照明器具に注意を払って撮影してなかったんですが、もしかしてコレ?上の青い矢印がそれです。わ、わかります~?
馬車道散歩。実はイギリスからやってきたガス灯たちは他に2つあります。
ビクトリア・タワーのガス灯とシェフィールドパークのガス灯です。
見そびれてしまいました!こんな感じですかね?

上の画像は、バッキンガム宮殿の前庭です。探しましたが形状が分かるガス灯はコレしか画像がなかったのだ。

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