あられの日記

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いつかの明日の神話展

2010年02月08日 05時34分12秒 | 展覧会&観光施設&能楽
岡本太郎つながりで、かつて日テレ汐留の広場で公開された岡本太郎巨匠の「明日の神話」の壁画公開を紹介します。
2010年現在は、明日の神話は渋谷駅のJRと井の頭線を繋ぐ通路に設置されています。
現在の様子は昨日の記事渋谷へ岡本太郎巨匠の壁画を見に行くで確認下さい。
現在は頭の上に飾られていて細部を確認出来ない。
なら、あの時に壁画の目の前まで寄って鑑賞出来たのはとても価値あることだったのでは?と思って、アルバムを探しました。

こんなに近寄れたんですよ。

こんな記念撮影もOKでした。
常々思ってますが、岡本太郎作品って彫刻とか自由に触れたりするんですよ。結構太っ腹!です。
もっとも、明日の神話展は大人気で、この時も入場規制かかってました。
行列はそこそこあったんですが、なにしろ作品が巨大。しかもこれ1点きりだったので、行列は早く進みました。
さて、細部の紹介です。
今思えば、もっとたくさん撮影しておけばよかったなあ…。
いきます!









この作品は岡本太郎が1968年にメキシコで描き、約1年かけて修復された縦5、5メートル。横30メートルの巨大壁画です。
そもそもこの壁画はメキシコでホテルのロビーを飾るために作成されました。
ところが発注元の経済事情が悪化し、ホテルは未完成のまま放置。明日の神話もロビーから外されて行方不明になってしまいました。
永らく行方がわからなくなっていましたが、2003年9月、メキシコシティの郊外の資材置き場で発見!
けれど完成から30数年間放置された壁画は損傷を受けていて、日本に運ばれ修復されました。
なんか、この修復&壁画の輸送のドキュメント番組を見た記憶があるわあ~。
今更気づいたんですが、明日の神話の制作期間って大阪万博で太陽の塔やら何やら作っていた時にかぶっているよね!
この大作が行方不明になっていたのが信じられないなら、太郎さんの死後に再発見され、現在日本の渋谷駅に行くといつでも誰でも見えるってのも信じられない。
こういうのも奇蹟の一つなんでしょうね。

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