アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

秋空とのり弁

2006-11-09 | 四万十川 秋

 最高気温25度。

 昨日、町のスーパーに買い出しに行くと、

以前から欲しかったサーモスのコンパクト保温弁当箱に、半額の値札がついていました。おおっ!

しかも今なら、さらに10%引きとのコト。

即購入決定。黒い網巾着に収まったステンレスのボディが、渋かっこいいです。

 

 早速、購入した保温弁当箱を持ってフィールドへGO!

中身は、のり2段重ね弁です。

スキレットで炊いたご飯、のり、ご飯、のり、醤油を渦巻き状にたらし、またご飯の順につめる。

そして、一番上のご飯のド真ん中に梅干をおく。おかずの容器には、ウインナーに卵焼き。

魅惑の「のり2段重ね弁」の完成です。

*スキレットは、フライパンタイプのダッジオーブン。

スキレットの分厚い鋳鉄は、お米を美味しく炊いてくれます。

スキレットで米を炊く時は、あらかじめ熱湯でしっかり油を落としておきましょう。

 

 昼前。ザックに、お茶、のり弁、本を詰め歩いて家を出発。

いつもよりすこしだけ遠回りして、近所の沈下橋へ。

今日は、日差が強くなかなか暑い。Tシャツ&短パンでちょうどいいくらいです。

 季節外れの人の姿がない四万十川は、南風のなかを静かに流れています。

ポチャポチャ。たくさんの魚が、さかんに水面をはねてます。

それは、(今の時期)産卵のために河口にくだってゆくアユ。

瀕死のアユが一匹、おなかを見せながらフラフラと川面を流されて行く。

きっとトンビが、空の高いところで狙いを定めていることでしょう。

ある秋の日、そんな瀕死のアユを、カヌーの上からひょいと手をのばして掴んだコトを思い出しました。

 結局、僕はお昼までがまんできず、早弁です(保温弁当箱の性能がわからないじゃないか・・・)。

食後のお茶を飲んで、川原でゴロリ横になって、少しくすんだ高い空をながめました。

コメント
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