最高気温26度。
初秋の川を、カナディアン(カヌー)で下りました。一組だけでのんびりと。
最高気温26度。水位は、平水+50㎝。川面の水温は、25度。
安定性がよいカナディアンは、足元が広く、開放的なのが魅力です。沢山の荷物が積めるのもグッド。
シングルブレードパドルを使い、
前部漕者と後部漕者が、右側を漕いだり、左側を漕いだりしながら艇を進めてゆきます(大雑把ですが)。
舵をとるのは、後部漕者。その後部漕者が、
片側ばかりを漕ぎ(いちいちパドルを持ち替えずに済む)、艇の向きを修正しながら進める、
Jストロークと呼ばれるパドルさばきを覚えると、より楽だし、より楽しめます。
スタート地点のトロ場で、
基本的な漕ぎ方とJストロークを少し練習した後、さぁ、出発!!
曇り空の川は、ベタ凪で、カヌーの下をゆっくり流れる水は、少しくすんでいます。
それは、前回の増水の名残り。
ながれゆく岸辺には、サルスベリがまだ咲き、満開のヒガンバナの赤があざやかです。
「サルスベリ夏から秋をつなぐ花」高橋三七
カヌーは、鏡のような水面に映った山や空を、バウで咲いて下っていきます。
水面のところどころに、ペットボトルがゆらゆらと揺れている。
それは、川底に仕掛けたカニカゴ(ツガニ)のウキです。
このあたりでは、「イタドリの花が咲くとツガニが下る」と言います。
イタドリの花は、まだ咲いてませんが、もうカニも下りはじめているのカニ。
岩間沈下橋の川原に上陸。
暑くも寒くもないカイテキな空気の中、のんびりと景色を愛でながらコーヒータイム。
4連休のピークの日だけど、まだ工事通行止めの橋には、観光客の姿がなく静かです。
終始、やわらかな笑顔を見せてくれたYさん夫妻。
舵とりにもなれてきた旦那さんは、艇をコントロールするオモシロサに目覚めたようです。
ツアー終了後には、カナディアンが欲しくなった、との感想も。良かった、良かった。
ギアを(自在とまではいわないけど)ある程度使えるようになると、
気持ちと動作に余裕ができ、俯瞰して景色や状況を見られるようになり、自然と時をより深く感じられます。
(センス・オブ・ワンダーの有無にもよりますが・・・)
それは、大人数のカヌーツアーでは、なかなか体験できないコトです。
*Yさん、ツアー画像CDは、23日に発送いたします。お楽しみに。
*画像CDは、23日に発送いたしました。
先日はありがとうございました!川の流れや山で鳴く鳥のさえずりの中、透き通った川に浮かびながら、四万十川を存分に堪能できた贅沢なツアーでした!佐野さんには漕ぎ方を親切に教えて頂き、初心者ながら漕いだ感を味わうことができました。写真楽しみにしてます。