アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

プチ増水

2005-07-06 | 四万十川 夏

 最高気温30度。

 今日は、午後から晴れ間が広がりました。

ギラつく太陽が、雨に濡れた大地を乾かしてゆきます。

四万十川は、昨夜のまとまった雨で増水。

平水時よりも1、5メータほど水位が上がった川は、カフェオレ色の水が速く流れています。

この程度でも今年1番の増水(メイビー。冬は留守にしていたので)。

例年なら、もうすでに1~2回は濁流に沈下橋が沈んでいるのですが。

 夕方。隣の岡本のねえさんが、自分の畑で取れたスイカを持ってきてくれました。

(こちらでは、おばさんとおばあちゃんは、ねえさん。おじさんとおじいさんは、おんちゃんと呼ぶ)

スイカは半分に切ってあるけど、とてもデカイ!

冷蔵庫に入らない・・・。早速かぶりつきました。

・スイカ・蚊取り線香・ビール・ナイター。うーん、ニッポンの夏ですねぇ。

カズ君がやってきた。

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もっと雨を!!

2005-07-03 | 四万十川 梅雨

 最高気温27度。

 昨日と今日の雨量は、思いのほか少なく、

四万十川は、60~70cm水位が上がっただけでした。ザンネン。

同じ四国でも、瀬戸内側の松山や高松は大雨に。

「1度沈下橋が浸かるくらい増水してほしいなぁ・・・」

それくらい増水すれば、川底が洗われた川は、水の透明度がよくなるのですが。

 

 午後、車を30分ほど走らせ、隣町の大方町のあかつき館へ。

白砂青松な海岸の松林のなかに、白くモダンな建物があります。

あかつき館はその中にある小さな図書館です。

のんびりと本をえらんでいると、「もうすぐ閉館でーす」の声。

時計を見ると4時55分。僕はあわてて5冊選びました。

それにしても、日曜日5時閉館は早すぎますね!Boo!(平日は6時)。

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いつかユメ見る川で

2005-07-01 | 四万十川 夏

 最高気温28度。

 20時30分。フロで半身浴をしてると窓の外が一瞬白く光りました。

ゴロゴロと遠雷。数分後、バラバラと雨粒がにぎやかに屋根をたたきはじめました。

僕は、読んでいた本を放りなげ、フロ場の窓を開け、暗い空を見あげました。

そして願った。「おっいいぞっ、降れ!もっと激しく止まずに降れ!

水量が少ない四万十川に恵みの雨になれ!」と。

 

 雨不足で流れが細くなり、水がにごりがちな今の四万十川。

そんな川を見て僕は、「もう一つの四万十川」の姿を想像することがたまにあります。

それは、(流域の山が、現在のようなスギ・ヒノキの植林に占拠されず)

広葉樹が多く、ダムもなく、無意味な開発をされていない四万十川です。

(四万十川は本流と大きな支流にダムがある)

 

 そんなよい環境の川では、今以上にどれだけ自然、水量、生き物が豊かな事だろうか・・・。

そんな想像がいつか現実となり「もっと楽しい川旅ができればいいなぁ」と夢想するのです。

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