ユニット名こそ変わったが、ソフト・マシーンが実質再結成し、ニュー・アルバム「アブラカダブラ」(80年代の「ランド・オブ・コケイン」以来)を引っ提げてのツアー「ソフト・ワークス来日公演」。
コアなマニアには不評ながらギター好きには人気の高い「収束」に参加していたスーパー・ギタリスト、アラン・ホールズワースが参加って事で。ワタシの触手はチケットへ伸びた訳だが。
そんで、最もジャズ色が強かった「4」時代のサックス奏者、エルトン・ディーンも居るワケで。初期・中期・後期の主用メンバーが参加した「ソフトマシーンの核」のようなバンドに、期待は否応がなしに盛り上がったのだった。
本人たちは「マシーン」に拘ったのだが、もう1人の「後期中心メンバー」カール・ジェンキンズがバンド名使用を譲らず「ソフトワークス」とした経緯を聞くに「これは実質ソフトマシーンの21世紀版だ」と感激。
それと共に「ジェンキンズは『アディエマス』(ヒーリング・コーナーで良く見る癒し楽団。ワタシャそんなに好きじゃない)で今、売れてるんだからイイじゃねえかよ!」との怒りも感じ。
エルトン・ディーン(saxp)、アラン・ホールズワース(g)、ヒュー・ホッパー(b)、ジョン・マーシャル(ds)の四人編成にて。
8月8日~10日、恵比寿のザ・ガーデンホール(東京)で連日の公演。11日には、なんばHatch(大阪)でのステージ、すでに初日が開けたわけだが。
追加公演も決まり(8/10)。プログレ・ファンにおける彼らの人気の高さが証明された(?)。
―――で。
ワタシャ、初日に行って来ました。
おしゃれなガーデンプレイスへ、ただプログレ聴きに行くだけに(笑)。
感想は。
「黙々と演奏するメンバーを、淡々と鑑賞する観衆」。
さすがプログレ・ファン、アンコールでも席立たず(爆笑!)。
まぁ、ホールズワースも楽譜見ながら演奏していたしね。ソロも悪く言ったら「手癖だらけ」。
しかし、初めてホールズワースを見た人間からすると、それでも感激なのだが。
音色聴いただけでも彼だと分かるギター、流れるようなフレーズは決してメロディアスでは無く(笑)。
「あぁ、UKの頃からの音色と同じだ」と感激するワタシ。
「収束」から「ハザード・プロフィール・パート1」を期待してた私だったが、最早あのようなメロディックな楽曲は期待出来ない。←コアなファン言うトコロの「普通すぎるジャズロック」。
エルトン・ディーンがサックスの時は、ホールズワースは音色を変えてピアノ風。
しかし、やはり何かが足りない。
やっぱりファズ・オルガンが足りない!ベタなオルガン・サウンドながら、音が歪んでいて、それが堪らん習慣性があるのだ。
マシーンと言えばファズ・オルガン、ファズ・オルガンと言えば「マイク・ラトリッジ」。
・・・・今回も声掛かったらしいが、断わったとか。
なんだよう。
ラストの曲は、名盤「3」からの「フェイスリフト」(うるうる・・・)!
ここでも、恋しいファズ・オルガン。他のカンタベリー・キーボーディスト居なかったのかよ!?
一転ホールズワースのギターソロが始まったら雰囲気変わり、さすが「ゲストで呼ばれ、ギターの音色と華麗なソロで乗っ取ってしまう驚異の男!」と掛け声かけたくなり。
反面、怒涛のユニゾンのない「フェイスリフト」に寂しさも覚え。
1回引っ込んでアンコールが最新アルバムからの曲だったのにゃ、少し落胆。
最後の最後で「ハザード・・・」を期待したワタシ。
まぁイイさ。「フェイスリフト」聴けただけでも・・・。
生でメンバー見れただけでも。ホールズワースがギター弾くトコ見れただけでも感動さ。
しかし凄かったホールズワース。
何と言っても体型が凄い(笑)!胸板厚く、腕と足は細長く、手もデカイ。まるで、オラン○ータンみたいだった。
あのデカイ手がギター・フレットに乗って。デカイ指が蚕のように蠢いて、時にパッと大きく開き(ホールズワース18番の左手5本指大股開き!!)流麗なソロが紡ぎ出されるのだ!
バカの1つ覚えのように「流麗」とか言ってるが。
アラン・ホールズワースのギターにはその言葉しか浮かばんのだ!
数年前、音楽以外の職について(ビール工場だったっけ?)。「あのホールズワースも、ギター1本じゃ食えないのか!?」と多くのファンを嘆かせたモノだが(趣味に走り過ぎてたからなぁ・・・)。
「あれは『ジェスロ・タル』イアン・アンダーソンの鱒養殖と同じで、音楽に次ぐ感心事なんだよ」と聴いて「ホッ」と安心。
ソフト・マシーン、フォーエバー!(なんて言うほど聴き込んではいないんですがね・・・)
コアなマニアには不評ながらギター好きには人気の高い「収束」に参加していたスーパー・ギタリスト、アラン・ホールズワースが参加って事で。ワタシの触手はチケットへ伸びた訳だが。
そんで、最もジャズ色が強かった「4」時代のサックス奏者、エルトン・ディーンも居るワケで。初期・中期・後期の主用メンバーが参加した「ソフトマシーンの核」のようなバンドに、期待は否応がなしに盛り上がったのだった。
本人たちは「マシーン」に拘ったのだが、もう1人の「後期中心メンバー」カール・ジェンキンズがバンド名使用を譲らず「ソフトワークス」とした経緯を聞くに「これは実質ソフトマシーンの21世紀版だ」と感激。
それと共に「ジェンキンズは『アディエマス』(ヒーリング・コーナーで良く見る癒し楽団。ワタシャそんなに好きじゃない)で今、売れてるんだからイイじゃねえかよ!」との怒りも感じ。
エルトン・ディーン(saxp)、アラン・ホールズワース(g)、ヒュー・ホッパー(b)、ジョン・マーシャル(ds)の四人編成にて。
8月8日~10日、恵比寿のザ・ガーデンホール(東京)で連日の公演。11日には、なんばHatch(大阪)でのステージ、すでに初日が開けたわけだが。
追加公演も決まり(8/10)。プログレ・ファンにおける彼らの人気の高さが証明された(?)。
―――で。
ワタシャ、初日に行って来ました。
おしゃれなガーデンプレイスへ、ただプログレ聴きに行くだけに(笑)。
感想は。
「黙々と演奏するメンバーを、淡々と鑑賞する観衆」。
さすがプログレ・ファン、アンコールでも席立たず(爆笑!)。
まぁ、ホールズワースも楽譜見ながら演奏していたしね。ソロも悪く言ったら「手癖だらけ」。
しかし、初めてホールズワースを見た人間からすると、それでも感激なのだが。
音色聴いただけでも彼だと分かるギター、流れるようなフレーズは決してメロディアスでは無く(笑)。
「あぁ、UKの頃からの音色と同じだ」と感激するワタシ。
「収束」から「ハザード・プロフィール・パート1」を期待してた私だったが、最早あのようなメロディックな楽曲は期待出来ない。←コアなファン言うトコロの「普通すぎるジャズロック」。
エルトン・ディーンがサックスの時は、ホールズワースは音色を変えてピアノ風。
しかし、やはり何かが足りない。
やっぱりファズ・オルガンが足りない!ベタなオルガン・サウンドながら、音が歪んでいて、それが堪らん習慣性があるのだ。
マシーンと言えばファズ・オルガン、ファズ・オルガンと言えば「マイク・ラトリッジ」。
・・・・今回も声掛かったらしいが、断わったとか。
なんだよう。
ラストの曲は、名盤「3」からの「フェイスリフト」(うるうる・・・)!
ここでも、恋しいファズ・オルガン。他のカンタベリー・キーボーディスト居なかったのかよ!?
一転ホールズワースのギターソロが始まったら雰囲気変わり、さすが「ゲストで呼ばれ、ギターの音色と華麗なソロで乗っ取ってしまう驚異の男!」と掛け声かけたくなり。
反面、怒涛のユニゾンのない「フェイスリフト」に寂しさも覚え。
1回引っ込んでアンコールが最新アルバムからの曲だったのにゃ、少し落胆。
最後の最後で「ハザード・・・」を期待したワタシ。
まぁイイさ。「フェイスリフト」聴けただけでも・・・。
生でメンバー見れただけでも。ホールズワースがギター弾くトコ見れただけでも感動さ。
しかし凄かったホールズワース。
何と言っても体型が凄い(笑)!胸板厚く、腕と足は細長く、手もデカイ。まるで、オラン○ータンみたいだった。
あのデカイ手がギター・フレットに乗って。デカイ指が蚕のように蠢いて、時にパッと大きく開き(ホールズワース18番の左手5本指大股開き!!)流麗なソロが紡ぎ出されるのだ!
バカの1つ覚えのように「流麗」とか言ってるが。
アラン・ホールズワースのギターにはその言葉しか浮かばんのだ!
数年前、音楽以外の職について(ビール工場だったっけ?)。「あのホールズワースも、ギター1本じゃ食えないのか!?」と多くのファンを嘆かせたモノだが(趣味に走り過ぎてたからなぁ・・・)。
「あれは『ジェスロ・タル』イアン・アンダーソンの鱒養殖と同じで、音楽に次ぐ感心事なんだよ」と聴いて「ホッ」と安心。
ソフト・マシーン、フォーエバー!(なんて言うほど聴き込んではいないんですがね・・・)