あるBOX(改)

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社会現象になってしまった「亀田vsランダエタ」

2006年08月05日 | 生活
視聴率が、関東地方で平均424%、最高値が52,9%だったそうな。

「亀田現象」を表わす、凄い数字で。

数年前の「畑山ブーム」を視聴率では越えた事になったワケですな(そう考えるとTBSさんはボクシングで上手く数字稼いでるな~)。

まぁ「ボクシング中継の平均視聴率としては、現在の調査方法に変わった’77年以降の2位につけたそうで。

もっとも、抜けなかった1位が、78年の「具志堅用高vsハイメ・リオス」ってのが因縁めいて面白いが(いまやアンチ亀田の最先鋒である具志堅さんですよ)。

しかも、あちらは「ボクシングのみ」「戦いのみ」で40%以上取ったのだから素晴らしい(奪取試合のグスマン戦が壮絶な強打戦の末KOでしたからな!)。

ま、それ以前では「原田vsジョフレ」「パスカル・ペレスvs矢尾板」で60~80%を取っていた凄い時代もありますから。

「最近の調査法」って言い方は「亀田の視聴率を水増しする為」のレトリックとも受け取れますが(笑)。まぁ、イイでしょう。

これだけ多様化した時代の40%越えは、実際に凄いモノがあるワケですから。

しかし。
それだけ注目浴びたと言う事は、うっかりヘタ打ったらエライ事になるワケで。

TBSへのクレームは5万~6万件にあがってるそうですよ。

まぁ、普段ボクシングを見ない方々にアピールしてきた「亀田売り出し」だが。

そういう方々に「亀田とKOはセット」「これまでの日本選手はパットしない勝ち方ばかり」とばかりに、相手選んで倒してきたワケだが。

肝心の、最も注目の集まった「世界初挑戦」で
「KO負け寸前になった挙句のスッキリしない微妙な判定」ってのをヤラかしてしまったワケですからな!!

そりゃ叩かれますわな。

まぁ、ここで親父さんが
「ボクシングの採点基準というのは」
・・・と、
急に理路整然と語り始めたら面白いのだが。
さすがにソレはありませんな(笑)

――続く