あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

音楽評論家の中村とうよう氏、死去

2011年07月22日 | 生活
また訃報です

21日の午前10時15分頃
東京都立川市のマンション敷地内で、音楽評論家・中村とうよう氏の
遺体が発見されたそうな

中村氏は頭や胸を強く打っており、一人暮らしの自宅マンションからは、
遺書のような文書が見つかったという

マンション8階の自宅から飛び降たって事ですかね

わびしいなぁ・・・
自殺する人は大半が欝状態というが、ここ数年は身の回りの整理のような
事をやってた中村さん、達観したような「とうよう’sトーク」も終了し、
自分の人生も整理してしまわれたのね・・・



記事によると
中村さんは京大卒業後、銀行員を経て音楽評論の道に入り、
1969年に音楽専門誌「ニューミュジック・マガジン」
(現ミュージック・マガジン)を創刊
ジャズやフォーク、ロックからワールドミュージックまで幅広い評論活動で
知られていた・・・ワケだが

会社員時代からカリブの音楽などを敬愛なさってたのな
そんでフォークに興味持たれて、フォークロック~ロックへと嗜好が
拡大されていったのね

ロック趣味から拡大していったワケじゃないんだ
そりゃ渋谷陽一っつぁんとソリが合わないワケだ

どっちが正しい云々じゃなく
大局的主観と局地的主観の違いじゃ、どうしようもないな
噛み合わなくて当然だわ

「大衆音楽」をテーマに著作も残された中村とうよう氏
その中にROCKもあったワケだが、少なくとも70年代の
ニューミュージックマガジンは古本屋で探して買ったも
んだ



レコードコレクターズは、最近も特集によっては購入している

モノによっちゃ中村氏の意思から逸脱する部分もあるだろうが
中村氏が作った雑誌で情報を得、記事に感銘を受けた私だ

お亡くなりにあたって感謝とお別れを言うべきだろう

中村さん、ありがとう御座いました
出来たら老衰などの理由で最後を迎えて欲しかったです