あるBOX(改)

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『馬越嘉彦 東映アニメーションワークス』

2011年12月20日 | アニメ・特撮

さすがに買ってませんが
発売されてたのは知ってます

『どれみ』『ハートキャッチ』のキャラデザやった馬越さんの東映アニメ仕事集



個性ですな
個性のある絵です

「個性が大事」なんて簡単に言われてますが
なかなか個性なんて出ないもんですよ

丸顔の女の子から、シュッとした男性の顔まで
「あ、これあの人が描いたんじゃないの?」と思わせる絵を描くってのは凄い事です

特にアニメの世界は個性を消さなきゃならない場合さえあるのに
その世界で個性が生きてるってのは凄いと思います



NHKの『マリー&ガリー』見ても
「あれ?この絵あの人じゃないの?」と思ったもんな

『輪るピングドラム』でも一瞬で「馬越絵?」と思わせるシーンがある



あと、平気で一見して雑な線で描いてるのも凄い

「上手い人って見てもらおう」なんて色気は放棄してるんだろうな
その結果、上手い人・達者な人だって見えるんだよな
手がメチャメチャ早いんだろうな 羨ましいな



『ハートキャッチ』ではキャラデザ賞も獲られたそうだし
劇場版『ハートキャッチ』も海外のキッズアニメ・アワードにノミネートされたようだし
(東映アニメ初の快挙だそうな)

我が家じゃ今更ながら『どれみ』ブームだし
まだまだ馬越さん絵を見る機会は増えそうだ