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桑田さん、またヤってくれてましたなぁ~<br>「THE GOLDEN AGE OF BRITISH ROCK~愛と青春の英国ロック~」

2005年03月12日 | 生活
これまた、些か旧聞に属しますが。

WOWOWさんが、また放送してくれてましたね、サザンの桑田佳祐さんが参加してた「Act Against AIDS 2004」。

まぁ、桑田さんのパート「THE GOLDEN AGE OF BRITISH ROCK~愛と青春の英国ロック~」を、たっぷりと見せてもらったワケですが。

一昔前の「メリー・クリスマス・ショー」など、洋楽カヴァーの余興的なイベントで中心人物として活躍した桑田さん(でも、あの時はチャーが一人何役もやって演奏した「ジャンピン’ジャック・フラッシュ」が一番印象に残ってたりして。あと、ユーミンは自分のスタイルやキーに合わない曲では、やたらと歌が下手だったとか)。

これまでも「Act Against AIDS」では、国内ミュージシャンを従えて、60~70年代ロックのカヴァーを嬉々として披露しているのだが。

とうとう「THE GOLDEN AGE OF BRITISH ROCK~愛と青春の英国ロック~」とヤらかしてくれましたか。
昨年の11月末~12月にかけて3日間、パシフィコ横浜国立大ホールで行われた同イベント。

WOWOWさんが放送してくれた当日、仕事で遅くなった連れを駅まで迎えに行ってて。序盤の曲は見逃したが。

まぁ、概要は把握できました(しかし、エイズ啓発運動=Act Against AIDS、12年目を迎えたんですなぁ)。

今年のステージは、そのタイトルの通り‘60~70年代周辺の「英国ロック」をテーマに行われ。
収益金は、エイズ啓発に使われる・・・・と。

あとで、サザン関係のサイト覗いたら演奏曲目が載ってまして。
――それによると。

1:For Your Love/The Yardbirds
2:Boom Boom/The Animals
3:You Really Got Me/The Kinks
4:Do Wah Diddy Diddy/Manfred Mann
5:Because/The Dave Clark Five
6:Bus Stop/The Hollies
7:Early In The Morning (しあわせの朝)/Cliff Richard
8:She's Not There/The Zombies
9:Wild Thing/The Troggs
10:Ruby Tuesday/The Rolling Stones
11:The Kids Are Alright/The Who
12:Summertime Blues/The Who
13:Wish You Were Here/Pink Floyd
14:Time/Pink Floyd
15:クリムゾンキングの宮殿/King Crimson
16:21世紀の精神異常者(Including Mirrors)/King Crimson
17:Immigrant Song(移民の歌)/Led Zeppelin
18:Alone Again/Gilbert O'Sullivan
19:Goodbye Yellow Brick Road/Elton John
20:Get It On/T.Rex
21:Metal Guru/T.Rex
22:The Jean Genie/David Bowie
23:Suffragette City/David Bowie
24:Jumpin' Jack Flash/The Rolling Stones
25:God Save The Queen/Sex Pistols
26:Amazing Grace/Trad(?)
27:We Will Rock You/Queen
28:Highway Star/Deep Purple
Encore
1:Fox On The Run/Sweet
2:Every Breath You Take/The Police
3:A Whiter Shade Of Pale(青い影)/Procol Harum

・・・・まぁ、演ってくれてますなぁ。
しかも演奏メンバー10人引き連れて。ギター2人、キーボード2人、シンセあり、パーカッションあり、コーラスあり・・・。

しかも、曲のイメージに合わせてダンサーまで登場するし寸劇みたいのもあるし・・・。

もう、遊んでます、Mr.KUWATA!!
つ~か、生演奏使った豪華なカラオケ・タイムです!!

オレの洋楽カラオケと同じです!!
それを贅沢に楽しんでます!!いつもながら羨ましいです!!!!

楽曲は、ほぼ原曲の完コピで(ツェッペリンの「移民の歌」はアレンジ違ってて面白かったな)。
ギターソロある曲なんて、メンバーが嬉々として弾き捲ってます!!!

「ハイウェイ・スター」、ツインギターで原曲を完コピです!!!
キーボード・ソロは、原ボーが再現してますか!?(最初、「ゲストです!」と紹介されて女性のシルエット・・・客席から歓声が沸き上がって「アイドルか!?」と思ったら原ボーだったなんてシーンあり。さすが、サザン・ファン!!!)

あとでメンバー表を見たら、ギターに「中シゲヲ」の名前あり。
「うぉぉ、“ガレージ・サーフ”と言われたギターインスト・バンド“サーフ・コースターズ”の中心人物じゃないか~!!!!」「ハイウェイ・スターにおけるリッチー・ブラックモアの速弾きを『サーフ・インストの影響大、ディック・デイルの系統と言って良い』と大胆に喝破した一家言ギタリストではないか!?その中クンがハイウェイスターのギターソロを演るか!?!?」と妙な感激。

皆さん楽しみ過ぎですぞ!!(笑)

「The Wh♂はね、メンバーの小田原君が大好きでね」と桑田氏が語り、ライト浴びた小田原氏がガッツポーズ!

ハイ、小田原さん担当はドラマーでした!!
キース・ムーン好きかよ、コノヤロウ!!!!(笑)

「サマータイム・ブルース」をThe Wh♂の曲として演るかコノヤロウ!!!英国ロックで演るとは嬉しいじゃないかコノヤロウ!!!

――で。
英国ロックと言えばプログレ(笑)。

ピンク・フロイドの「タイム」では時計の音を響き渡らせて。
まさかのキング・クリムゾンの「宮殿」では、バックにバレエ・ダンサーが登場!!
笛吹くピエロまで登場して、原曲の雰囲気だし過ぎ!!
バックのスクリーンでは、宮殿と魔法使いの影絵が映し出され、「あんたの趣味だけで演ってんじゃないよ!!!」とジェラシー感じてしまうワタクシ(笑)。

「21世紀の精神異常者(←今は諸事情あって、この邦題使えないらしいが、関係ないわ ヴォケ!!!)」では床から炎の柱が何本も上がり、桑田さんのヴォーカルにはフィルターが掛かったような効果が抜群!!

「おおおおおお、原曲みたいじゃないか!!」「カラオケ・マイクにも、こんな効果つけろ!!歌うぞオレは――!!!!!」と吠えるワタクシ。

一息ついてMCで「いや、もうね、催しの主旨から言ったら、いつか終わらなきゃならないシリーズなんですけどね」と思い直したように神妙に語る桑田さんだったが。

そりゃエイズが撲滅されて終われば良いイベントなんだが。

やってて楽しいから終わりたく無いの丸出しですがな。
まぁ、また別の名目で演ってくれればイイですけどね。

マニアックな選曲としては、スウィートの「Fox On The Run」かな?
曲は知ってたがタイトル知らんかったし、そのへんハッキリ知れて収穫だったな・・・と。

まぁ、自分が大好きで音楽やるキッカケになるような名曲を、大きな舞台でカネかけた演出で、腕利きのメンバー従えて演りまくれば、最高に楽しいですわな。

羨ましい。
最高に羨ましい春の夜だったのでした。

そして。
曲が始まる度に「うぎゃ~!」と吠える私に、連れは、ただただ呆れ果てていたのでした。

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