あるBOX(改)

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モハメド・アリ氏の死去から1年

2017年06月04日 | ボクシング
え、もう1年になるの!?

そんな印象を受けたモハメド・アリ氏一周忌。

2016年6月3日(日本時間4日)は、
「スポーツ史上最も偉大な存在」という呼び声が高いM・
アリ氏が亡くなった日なのでした・・・。



元プロボクシング世界ヘビー級チャンピオンの肩書と共に、
社会的な活動でも知られたアリ氏。
スポーツを越えた影響力で、彼の死去は大きなニュースとなり、
その生涯を紹介する特集も至るところで目にしたものです。



弊ブログでも数度に渡って取り上げたし、
メディアの画一的なアリ評に違和感を覚えた結果、ついつい
「ボクシングファンから見たアリ氏の印象」を書いたりして。

亡くなって暫くはアリ氏関連の記事が続いたなぁ・・・。

http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/313d1b7ce6facb49e62838d8e60db12e

漫画にも良く登場したアリ氏。
矢吹ジョーのネーミングも「ほら吹きアリ」の「吹き」の
文字から取られたとも言われましたね。

劇中でもアリのエピソードが何度も登場したっけ…。



高森朝雄=梶原一騎先生は、「ジョー」以降のボクシング物で
モハメド・アリを登場させており、
先日取り上げた「雨の朝サブは」でも第一話オープニングに
モハメド・アリ世界初奪取のシーンが登場する。



世界王者になる前、毎日朝は雨だった。これから自分の人生に
日が差すのだ・・・と。

そして舞台は時空を超えて日本へ。
雨が降る中、傘もささずに歩く主人公サブ。雨続きの人生から
脱出する以前に、まだまだ捻くれて燻り続けている主人公。

しかし、まず先に『アリ』を配することで
「彼もいつか、きっと・・・」と微かな希望を感じさせてくれるのだ。



やはりアリは成功の象徴なんだな。

ただ貧しいものが成り上がるだけじゃなく、ヒエラルキーや
階級制度からの自己解放、精神的突破の象徴。

これが2016年に亡くなった時点で再度クローズアップされ、
今も多くの人の心に残っているとしたら、やはり凄い事だ。

アリ死去から1年を迎え、改めてそう思った。


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