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「日本ブレイク工業」社歌、オリコンチャート入り!!

2003年12月27日 | 生活
10/24の「タモリ倶楽部」で紹介された「日本ブレイク工業」の社歌が、29日付のオリコン・チャートのシングル部門で初登場22位にランクインするって事で。
なんか、凄い事になってる。
社歌がランクインするのはオリコン史上初の快挙らしく(そりゃそーだ)。
一般紙にも取上げられたりして、中々の騒ぎになっているらしい。

まぁ、タモリ倶楽部で紹介されてた「日本ブレイク工業社歌」はインパクト抜群だったから、多少の反響はあっても不思議じゃないって気もするが。
いつの間にかCD化されていたとは知らなんだ。

そもそも、10/24に放送されたタモリ倶楽部の「輝け日本マイナー・キャンペーン・ソング大賞」。

あれとて「さかな・さなか・さかな~♪」みたいな曲が他にないかってんで、「おさかな天国」的なキャンペーンソングや、マイナーな社歌をエントリーさせて大賞を選ぼうと云う企画だったのだが。
審査員に大槻ケンヂや萩原健太を迎え、曲のチープさを笑おうなんて主旨だったはずだが。
実際「北海道電気工事工業組合」の「電気げんき」なんて曲に至っちゃ、チープなシンセに乗った素人臭い女性ヴォーカルが笑いを誘ったワケだが・・・。

「日本ブレイク工業」の社歌は、ホーン風シンセ多重録音・ギターもウナる本格ソングで。歌は水木一郎アニィを思わせるシャウト系、曲はアニソンを思わせるロック系。
「ブレイク、ブレイク、あなたの町の 解体、解体、一役買いたい♪」なんつぅ歌詞もイカした見事な完成度。
そのクオリティの高さに、オオケンも「タダで配布するのは勿体ない」と絶賛。
堂々のグランプリとなったワケで。

最後にはプロモーションビデオまで作成し、解体現場で歌う「作曲者・現場作業員」の清々しい(?)姿も登場となっていた。

放送後、同社のホームページには1週間で約50万件(!)のアクセスと問い合わせ電話が殺到したそうで。
ネット掲示板でも話題となり、そういった人気がCD発売の引き金となった模様。

知らなかったが、CD発売日の12月17日にはTBSの「ウォッチ」で紹介され、知名度UP。
入荷数が少ないこともあって、発売後は都内レコード店で売り切れ店が続出したとか。

発売元の「Realand Records」ってメジャーレーベルじゃないだろうから、枚数も限られていただろうが、それでも22位ってのは凄い!

作詞・作曲を手がけ自ら歌った「萬Z(量産型)」って人物は、自称・世田谷区が生んだプロレタリア・アーティストって事で。日本ブレイク工業元日雇い社員(番組では「営業」って事だったが、そこは「宅配」の運チャンが「営業ドライバー」って言うのと同じってワケで)。

同社では、夢を持っている若い人にある程度、自分の時間を作ることができる登録現場作業員として採用し、ミュージシャン志望者や俳優も在籍してるってアピールされてるが。
まぁ、解体業だから正社員よりバイト使う方が人件費がアレだって事だろうな(笑)。

萬Z(量産型)さんは、日の目を見たと喜んでられるが。
ブレイク工業さんは困惑気味(笑)。「インターネットの世界で一人歩きをしてしまいました」と正直に吐露。
「当初の目的の社歌としての使命は達成されたように思います」とも仰ってるが。

そもそも、世間での解体工事業のイメージ「咥えタバコをしながら作業員が重機に乗って建物を壊し、廃材を拾い、汚れたダンプが走り、大きな破壊音をたて、近寄りがたい」ってのを明るい社歌で払拭したいって事が同社の社歌製作委員会コンセプトだったはずだが。

当のタモリ倶楽部が最後に作った「スペシャル・プロモーション・ビデオ」では、「咥えタバコをしながら作業員が重機に乗って建物を壊し、廃材を拾い、汚れたダンプが走り、大きな破壊音をたて」っつぅ、そのまんまな映像が挿入されておりましたがな(笑)。

しかし「ダイヤモンド・カッター、ダ・ダッダ!」なんて景気のイイ歌詞もあったし。
そんな装備の名称をアピールするのも目的だったらしいから、困惑しながらも「まぁ、イイか」って感じかな?

あとは、カラオケだな(笑)。それを望む声も多いらしいし。

ウチには、この回のタモリ倶楽部をDVDで保存してるから(レート2.2だけど)、覚えようと思えば簡単だ(笑)。

歌いて――――!!!

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