札幌テレビ塔の東側に位置するイタリアン「オステリアヨシエ」さん。
自分にご褒美をあげて良い時に、ここで存分にイタリアンをいただきます。
今回は誕生日も近かったので、一人誕生会も兼ねて(笑)お店に伺いました。
カウンターに座りオーダーを済ませたら、カウンターにある本を読みつつお料理を待ちます。この「食のイタリア文化史」はなかなかに面白くて、これから食べようとしている料理のルーツなどがわかって、その味わいも変わるってもんです。
まずは生ハム。ルッコラの風味がよく合います。
昆布森産牡蠣の一分スモーク。
定番の前菜。表面に纏った薫りが、磯の風味とともに鼻を走り抜けて食欲を掻き立てます。
ベビーコーンのグリル、ラルド添え。
ラルドは脂身のベーコンのようなもの。ベビーコーンの瑞々しさにラルドの濃厚な旨味。ベビーコーンは「ヒゲ」も美味しいので、丸ごといただきます。
フォアグラのテリーヌ。
サラダ仕立てで、生の桃と共に。これがとんでもなく、合う。フォアグラの濃い旨味と桃の爽やかな甘みと香り。絶妙。あまりの味わい深さに身悶えました。
豚肩ロースのスモークグリル。
野菜もたっぷりなのが嬉しい。スモークの薫りがこれまた食欲を加速させます。
余市産のウニと新十津川産フルーツトマトのタリオリーニ。
カウンターの隣にいたお客さんも同じものを食べてましたが、「美味しい」を19回くらい言いながら食べておられました。そのお気持ちはとてもよく分かる。
(^_^;)
さらにペペロンチーノも。
吉江シェフのペペロンチーノは最高のご馳走。これを食べずして帰ることはできません。
デザートは、パスタ仕立ての葛切りにオリーブオイルのジェラートを。
この組み合わせも絶妙。吉江シェフのデザートは、常に新しい何かが。
なかなか伺う事ができないのですが、シェフはいつも変わらぬ笑顔で迎えてくださいます。
カウンターに座っていると、家族連れやグループで賑やかにお料理とお酒を楽しむお客さんの声や笑い声が聞こえてきて、心から寛いでいるのが分かります。
このお店の雰囲気もいつも変わりませんね。