この時はまだ、今日のような落ち着きのない日々が来るとは思ってなかったんですよ。
JALのコンソメスープなんぞを啜りつつ、呑気に、羽田空港へ向かう飛行機から雲海を眺めてましたね。この頃はまだ「これからどうなるんだろう」と、皆が漠然とした不安だけは抱いていたような時期。
年に何度かある、東京への出張。新千歳空港にも羽田空港にも、まだ普段とあまり変わらない人出があるけど、何となく外国人の姿が少ないかも…と言う感じでしたね。
浅草に向かうと、とたんにそれは顕著に。何度か来た時は、外国人観光客で溢れて雷門の写真を撮るのも一苦労、なんて状態だったのに、この時は人影のほとんどない写真が簡単に撮れました。
仕事は翌日の朝イチからだったので、こんな写真を撮りつつ散策。
で、翌日、仕事も終えた夕方の羽田空港で…
崎陽軒のシウマイ弁当を買おうと右往左往しても一向に見つからず、辛うじて買えたチャーハン弁当。
羽田空港のロビーで、夕闇に包まれる滑走路を眺めつつ缶ビールで流し込む、いつもの東京出張の帰り路。
北へ向かう機内から東京の夜景を眺めてたら、「千歳の天候によっては羽田に引き返すかも」なんてアナウンスに脅されつつ…
無事に自宅に辿り着き、夜食用に買ってあったカツサンドで安着祝い。
カツが二枚の、肉肉しいサンドで再び缶ビール。
呑気でしたね。この時は本当に。
σ(^_^;)
早く収束して欲しい、と願うばかりです。