新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

里の鳥「ホオジロ」幸運はいつ?

2008-10-21 18:04:45 | 里の鳥
幸運はいつやってくるのでしょうか。突然やってきます。でも幸運の通り道にいないと、その姿は見えません。

晴れた日にダムの周遊道路の林道を歩いているときでした。ダム側の茂みの中でチチィと小さな声が聞こえます。姿は見えないのですが、私と並んで移動しているようです。
突然、目の前の3メートルくらいの距離に、茂みの先の枝の先端に茶色の鳥がとまりました。カメラを向けるのを許してくれるか、様子を見ていましたが逃げる風もなくじっとしています。



長いように感じましたが、念のためカメラのデータを今確認しますと、1分10数秒で撮影していました。こちらを見たり首を傾げたり、遠くを見たりまるでモデルのようです。

眉とほほが薄く白いです。雌の薄さというより、若鳥の薄さではないでしょうか。若鳥の人懐こさは春から感じていました。この鳥も私を恐れる様子はまったくありませんでした。

そして「もういいですか」といった感じで、茂みに飛んでいきました。幸運としか言いようのない、時間でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする