新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

たまには「カワセミ」もいかが

2009-10-04 17:15:48 | 水辺の鳥
鳥の撮影を始めて1年と10ヶ月になります。最初に驚いた事は、何処にでも水のあるところに「カワセミ」がいることです。渓流から都市河川の捨てられた自転車のタイヤの上にでも。注意すれば本当に良く見かけられます。
初めは嬉しくて懸命に撮影しましたが、その内飽きてしまいました。余程のシチュエーションが良くない限りカメラも向けなくなってしまいました。

一方、「カワセミ」を専門に撮影しているカメラマンが大勢いらっしゃいます。一日中三脚を立てて、「カワセミ」を待っています。それもずらっと並んで。「カワセミ」の僅かな身振りにも一斉に押すシャッター音が、池の水面を渡って遠くまで聞こえてきます。

そんな様子を横目に見て隣の池の辺りを歩いていると、岸辺の芦の茂みの中に「カワセミ」がいるではありませんか。


陸地側からでは葉陰にまぎれて中々見通せません。それでこんなに近づけました。


しばらくして水に飛び込む音が聞こえて、向かいの岩に魚を銜えてとまりました。隣の大池では、こんなカットを皆さんお待ちでは無かったのでしょうか。ラッキーでした。たまたまこの瞬間だけ、こちらの小さな池の周辺は、ぱったり人が途絶えていたのでした。彼は雄です。
コメント (2)
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