新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

そこにいた「コチドリ」

2011-06-09 18:02:22 | 水辺の鳥
砂浜に出来た潮だまりの「コアジサシ」のグループを撮影していたとき、後に気配を感じました。

海側に盛り上がった砂の堤の頂上の石の上に「コチドリ」がいるではありませんか。私に驚く風もなく、むしろ近づき気味です。
こちらをちらちら見ながら私の周囲を離れません。20分か30分はいてくれたでしょうか。テレコンを装着していましたが、その限界まで近づいてくれました。
また、石混じりの砂浜での身を隠す様まで実演してくれました。
4年近くの経験で最高の目くるめくような興奮を感じた瞬間でした。周囲数百mには誰もいません。一人で小さくガッツをしたのです。

全部ノートリミングです。近さを判って頂けるでしょう。



ふり返ると石の上に立っていたのです。
こうやって身を隠すのですよと、教えてくれているようです。離れていて、探す事になれば到底見つけられません、これでは。
「どう、凄いでしょう」と言った風に、私を見ています。
コメント
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