新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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DVD「アンストッパブル」

2012-02-15 18:02:22 | 芸術鑑賞
久しぶりに新星堂の3巻3000円のDVDを購入しました。
「アンストパブル」「U・ボート」「イングリッシュ・ペイシェント」です。「U・ボート」はディレクターズカットです。「イングリッシュ・ペイシェント」はアカデミー賞9部門受賞のかなりずっしりとした映画です。最近の掘り出し物になるかもです。

さて今日は「アンストパブル」を観ました。
【物語】
操車場にとまっていた危険物や毒物さらに燃料を積んだ貨物列車が、整備員のミスから無人で走り出してしまいます。時速100キロで都市に向かっていきます。万策尽きた時、老練機関士デンゼル・ワシントンと新米車掌の二人が、停止すべく別の機関車で追跡を始めます。

TVでコマーシャルを見てから欲しくなりました。デンゼル・ワシントンのファンであることもその要因です。さらにパニック映画でそのうえ実話であることです。

メンテナスのされていない老朽化した鉄道は、まるで東南アジアの国の鉄道のように列車はぐらぐら揺れて走っていきます。プロ意識の懸けた現場の職員たち。こんなでは事故が起こるのは当然と思ってしまいます。
が、いったん事故が起こると、それぞれの立場や職場で、精一杯事態に対応しようとする気質も見せます。
この映画が2001年5月にオハイオ州で実際に起きた事件だといことで、驚かされます。当然CNNが全米に生中継したそうです。

ディーゼル機関車と貨物列車ですが、電化されていないので電線や電柱が一本もありません。ですからへりで降下を試みても引っかかるなんてありません。またデンゼル・ワシントンが暴走貨物車の各貨物車のブレーキを1両づつ掛けるため、貨車の屋根を歩いていきますが1度も架線を心配しないのです。
どこまで実話なのか、あるいはデフォルメされているか分りませんが、次から次へのハラハラシーンは一昔前のアクションパニック映画のようでした。そして、CGも極力抑えた臨場感はたまりません。
アメリカ人はヒーローが好きですから。



コメント
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