新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

初見「ウミアイサ」

2012-02-23 18:02:22 | 水辺の鳥
昨日の続きです。
「コウライアイサ」はいないとしても「ウミアイサ」は撮影したいと出かけたのは昨日の通りです。

予定の場所から土手に上がったのですが、川底の掘削で一面砂利の山です。そこで下流に下りるか上流に上るか迷いました。土手からいったん下流側の本流の土手に上がるのは約1キロ以上戻らなくてはなりません。「ウミアイサ」と言う位ですから下流の方が確率が高いかとも思いましたが、往復2キロの無駄足を納得できず、その工事場所から上流へ歩き出しました。


数キロ歩いたところで中洲の端に「カワアイサ」が群れている場所がありました。数えてみると「カワアイサ」の雄が6羽、雌が4羽いました。
よく見るとそのほかに、雄の色合いで一回り小さいアイサがおりました。スコープで確認しますと、「ウミアイサ」の雄ではありませんか。


これです。「ウミアイサ」の雄です。


「カワアイサ」と比較してください。奥が「カワアイサ」の雄です。全体に似ていますが頭のぼさぼさの冠羽と胸の模様が違います。それに一回り小型です。

この「ウミアイサ」の雄はとても個性的で、いろいろな面白い行動をしてくれました。彼に見とれて3時間、画像の整理で大変でした。
コメント
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