新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

この冬初めての「ジョウビタキ雌」

2013-11-06 18:02:22 | 里の鳥
この季節になりますと、折に触れ話させていただくのが「ジョウビタキの雌」です。何故かと言えば一番好きな鳥だからです。地味な落ち着いた色が大好きですから。

さて、今年の冬鳥の到来が遅いと、あちこちのブログに書かれております。私もそんな気がしております。
先日も畑で知り合った方とそんな話になりまして、やはり今年は暑かったと言う事になりました。

土手の桜並木を歩いておりました。後ろから来た男性が私を追い抜いて、こともあろうに数メートル前で、杭につかまって屈伸を始めました。
散策路での、ジョギングやウオーキングのこれ見よがしのデモンストレーションをする人は苦手です。目を合わせないように、無視するのが常です。

でも目の前で彼ははじめました。避けて通ろうと近づいたとき、頭上近くで「ヒッヒッ」と鳴き声がします。
見上げると「ジョウビタキ」です。葉の落ちた桜の枝に止まっているのはなんと雌です。今の冬初めての出会いです。
近くには屈伸をする男の足があります。踏んづけそうになります。全く迷惑です。


でも「ジョウビタキの雌」です。構わず撮影を始めました。正面下からですから、彼女のおなかが見えるのです。大好きな背中が撮りたいなと、思っておりますと、枝を離れてこちらに近づき、そのまま後ろの枝にとまりました。背中を見せてくれました。


そして横顔も。


帰宅後原寸にしてみました。ピントがぴたりあっています。

好きだ好きだと思っていると、こんないいこともあるのですね。
コメント
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