新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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第15巻の欠落の真相判明か?

2014-10-03 17:42:19 | 読書
過日の記事で、ある時代小説の単行本の第15巻がないと掲載しました。
色々調べたのですが関連記事もありませんでした。ストーリー的には欠落したような内容の違和感もなく、それも不思議と思っておりました。
20巻まですべて揃え何度も読んでおります。
ストーリが大変面白く、電車のなかとか、食後の腹こなしにちょっと読書に都合よく、何度も読んでいます。

それだからこそ、第15巻は何だったのかがずっと気になっておりました。

さて、本シリーズには、番外編として現在50代初めの主人公が、18歳ころの青春時代の顛末が中編で紹介されたものがあります。この番外編には江戸の庶民の生活とか、本シリーズの登場人物の解説とか、歴史的背景とかさらに作者の対談が掲載されています。
主人公の30歳も前の青い時代の話なんかつまらないだろうと思い、また江戸時代の様子など今され聞いても、さらに登場人物など何度も読んでいるから分っていると思い、番外編を購入するのを渋っておりました。

何度も何度も読んでおりますと新規の話も多少気になります。そっしてついにこの番外編をとうとう購入してしまいました。
するとどうでしょう。この番外編が、第15巻に割り当てられているのです。この後も5巻小説は続くのにです。

以前も書きましたが表紙カバーの表3には全シリーズの作品名が表記されています。そして通し番号は付記されていません。
さらにこの番外編は、第15巻に位置付けられていなくてシリーズ最後尾に「番外編」として印刷されています。

何か狐に化かされたみたいです。
いろいろ想像してみました。第14巻でシリーズを終了させ第15巻に番外編を出版したのですが、さらに評判が良くて第16巻からシリーズが再開されたのではないかなと思っています。

通し番号の件はさておき、現在暇に飽かせて何度も読んでいる私としては、シリーズ再開説はこれが一番当たっている理由ではないかと思っています。
コメント
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