新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

これは「ヒバリ」の雌です

2010-03-21 17:56:04 | 里の鳥
ダムの公園の親水池には、もう冬鳥はいませんでした。周辺の草地はまだ枯れたままです。木々は昨日の記事のように多少芽吹いておりますが、全体は枯れ草色です。

ダム本体の貯水池の堰堤の付近に、何か茶色の動くものがいました。目の周りのシロっぽい皺から、「ヒバリ」と判断しました。

ある程度近づいても逃げないで、懸命に草の実を探していました。立ち木に隠れたり、堰堤の柵に隠れたりしながら近づいて撮影をしました。

その内に奇妙なことに気がつきました。「ヒバリ」はその動作のうちに冠羽を立てます。立てなくてもすこし頭から冠羽が起きているものです。でもこの「ヒバリ」は冠羽がぜんぜん見えません。どう見ても「ヒバリ」なのにありません。
この日100枚ほど撮影しましたが1枚も冠羽が立ったカットがありません。

結局帰宅後図鑑で調べましたら、「雄とほとんど同じだが、冠羽を立てることは少ない。この個体は行動から雌」と説明している写真がありました。
そんな訳で、「ヒバリ」の雌を撮影できたのでした。




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春近し、「ホオジロ」

2010-03-20 17:39:00 | 里の鳥
赤い蕾の枝に「ホオジロ」がとまっていました。光は春ですが、風は冷たいままでした。

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あのDVD「渚にて」購入

2010-03-19 18:14:45 | 芸術鑑賞
私のもっとも好きな俳優はグレゴリー・ペックです。彼の作品で購入を控えていた作品が二つあります。「アラバマ物語」と本作品「渚にて」です。「アラバマ物語」は人種差別を正面から取り上げた作品で、どうしてもまだみる気になりません。念のため、着メロは「大いなる西部」です。

「渚にて」は反戦映画です。例の古本屋で950円で売っていたので買うことにしました。
1964年第三次世界大戦が起こり、核戦争となり世界全体に放射能が広がり、オーストラリアの一部を除いて人類は滅亡してしまいます。
洋上勤務中の米国の原子力潜水艦はメルボルンに寄港します。

そしてそこにも放射能は迫ってきます。人間は最後をどうやって迎えるか。何処で迎えるか。誰と迎えるか。考えさせられます。
この映画の製作年度は、1959年です。そして滅亡の始まりは1964年です。極近未来の映画になっているのは驚きです。

1959年製作ですから、潜水艦は実物を使っています。潜水艦勤務が希望だった私としては見逃せない映画でした。今はセットやCGですから。

エバ・がードナーやアンソニー・パーキンス、踊らないフレッド・アステアもでています。最後は、ハーピーエンドではありません。当時のアメリカでこの映画はどう評価されたのでしょうか。後で調べてみます。

あの国がいつボタンを押すかもしれません。現在でもこの危機はなくなっていません。
ぜひ、例の古本屋にまだありますから、見てください。

蛇足ですが、エバ・ガードナーが誰かに似ていると思っていましたが、最後に思いつきました。(安めぐみがよく似ています。)

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春の味「いかなごのくぎ煮」届く

2010-03-18 17:41:32 | グルメ
昨年は「いかなご」の漁が絶不調で、この十数年来神戸から送っていただいていた「いかなごのくぎ煮」がお休みでした。

今朝表に宅配便のドアを締める例の音が聞こえて、ピンポンと共に今年の「いかなごのくぎ煮」が届きました。
写真の通り、近年は「山椒、柚子、生姜、唐辛子」の4味が届きます。1包み100グラム前後の小分けになっており、合計九つで900グラムを越えます。一般の販売価格を考えますと、感謝で一杯です。

同封の手紙に『塩分・糖分に気をつけて食べてください』とありました。先日紹介した「なまり節のつくだ煮」もまだあります。とりあえず全部冷凍にして、ゆっくり頂くことにしています。



いつもこのヤマト運輸専用の箱で届きます。印刷した箱が用意してあるのですから、神戸須磨の地元の味として盛んに作られていることを想像されます。
以前地方の食品のコンサルタントと話したところ、昔から有名ですよと羨ましがられた事がありました。
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過剰な「お詫び」に違和感が。

2010-03-17 18:05:56 | その他
野山と海などを歩き回っていますと、水分補給が重要となります。常識ですがスポーツ系飲料水をなるべく採るようにしています。

1週間くらい前に、ある県立公園に撮影に行ったときです。トイレ脇の自動販売機でまず飲料水を入手することにしました。なじみのメーカーではなかったのでその中から、スポーツ系ドリンクをチョイスしました。隣に並んでいたのがミネラルウォーターでした。
スポーツ系が150円、水系が120円でした。

150円を入れてボタンを押すと、水系が出てきました。え!と思いながら無意識にお釣りレバーを引きましたが、お釣りはでません。つまり私は選別ボタンを間違っていないことになります。スポーツ系を押したのに、その列に水系が入っていたことになります。

公園の中を真水で歩くのはちょっときついです。状況だけは教えてやるかと、販売機の脇についている「問合せ先電話」に電話しました。

無愛想なやつなら嫌だと思いましたが、出た男は感じのいい男で、
『この表示番号のかけ直してもいいですか』と、相手の電話でかけてきました。
状況を説明し、若いお兄さんが間違えて入れてしまったのではと、笑い話をしていると、『150円お返しします、住所を教えてください』と聞いてきます。そこまでとも思いながら、一方いたずらと思われたくも無く、教えて電話を切りました。

ここまでなら、いい仕事をしている、案外こんな事はよくあって手馴れている話と思いました。しかし、それから1週間何も送ってきません。結局彼らの仕事はこんなことかとがっかりし始めました。

今日展開がありました。昼間電話がありました。先日の担当です。
担当『近くまで行きますので、150円届けたい。今日は在宅ですか』
驚きました。他府県の集配センターです。担当エリアが県境を越えることはまずないでしょう。そうなるとなぜ、わざわざ来るのか。
私『150円で何故来るのですか。どんな男がクレームをつけたか調べに来るのですか?』
担当『そうではありません。お詫びをしたほうが』
私『例えあなたがそうでも、担当の人が私が余計なことを行ったからだと逆恨みされても嫌だから、いいです』

宅配便で行き違いがあり担当の所長が謝りに来たことはありますが、たった150円で隣の県からわざわざ誤りに来るなんて、ちょっと違和感があリます。
私『150円位の事で、こんな騒ぎになるとお客さんは不安感を抱きますよ。送ってくれれば良いです』
と決着させました。
何かすっきりしない電話でした。
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なまり節のつくだ煮

2010-03-16 18:02:22 | グルメ
最近なまり節を食べていないなあと思うことがよくあります。何故だろうと考えましら、気がつきました。行きつけの食品スーパーになまり節の四つ割りがパックになって山積みされていたのです。

久し振りに買いました。通常は大き目の身をざっくり切ったのが売っていまして、それを醤油で甘辛く煮たものです。熱いうちにご飯に載せるのもいいのですが、翌日軽く焼いて、ちょっと焦げたくらいがまた美味しいものです。

今回はいろいろ調べて、簡単でうまそうなところで「つくだ煮」にして見ました。
つくり方は、
①生姜を入れた熱湯でさっと茹でて、水を切っておく。
②醤油、みりん、酒、砂糖の煮汁に生姜を入れて弱火で20分弱煮る。
③さめたらもう一度弱火で煮汁をかけながらするを8割くらい煮詰めて、汁ごと冷蔵庫で保存です。

まったく簡単で、今日改めて火を入れました。写真は出来たばかりですから、まだ色が浅いですが、今日はグット濃くなって所謂「つくだ煮」になっています。
今冷蔵庫で冷やしています。今晩の温かいご飯の上に載せる予定です。

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春はそこまで「ヒバリ」

2010-03-14 17:59:07 | 里の鳥
TVをみていたときに、福島県地方の地震速報が出ました。こちらがなかなか揺れません。いつ来るかなと思っていたら、約1分後にぐらりときました。通常は揺れてから地震を知るのですが、年に1回くらい発生から到着するまで地震を体験することがあります。

さて、何時もの里山に出かけました。もう「ヒバリ」が飛んでいます。まだそれ程高くありませんが、そして長くもありません。

降りた地面を探すと、草の芽を啄ばむ「ヒバリ」がいました。もう春はそこまで来ています。


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こんなところにもいた「メジロ」

2010-03-13 17:25:10 | 里の鳥
何時もの土手を歩いていた時でした。土手下の葦の茂みは川の流れまで完全に枯れていて、まだ芽吹きの様子はありません。ですから一帯が枯れ草色です。

そのときです、「チィ」と言う鳴き声と同時に、鳥の動く姿が見えました。枯れ草色の中で日の光に当たってとても鮮やかな緑色が目に飛び込んできました。春の新緑色です。

そんな色の鳥に思い当たらず、ともかく撮影しました。
そして帰宅後チェックするとそれは、「メジロ」です。「メジロ」は樹木の花の間を飛び交って花の蜜を吸う、そんなイメージを持っていました。それがこんな枯れ草の中です。
図鑑によりますと、「越冬期には林に近いアシ原にもよく入って採食する」とありました。また一つ勉強したのでした。


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旅立ち前の「ハシビロガモ」

2010-03-12 18:02:22 | 水辺の鳥
あちこちの池で冬鳥が旅立っています。この貯水池でも「オシドリ」をはじめ殆んどの冬鳥がもう姿を消していました。
いつも、「ハシビロガモ」がいる貯水池の隅に行って見ますと、まだ雄2羽と雌1羽が残っていました。


スコップのような嘴が特徴です。頭部は黒っぽく緑色の光沢があります。体の配色も独特です。


私が近づくと3羽とも水に入りました。そしてメスを追いかけ始めました。前が雌です。


「ハシビロガモ」の食事は、水面に浮いているプランクトンを頸を振りながら扁平な嘴で水ごと吸い込み、嘴にある歯ブラシ上のもので漉して食べるそうです。
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「何のためのゲスト出演?」と雪化粧

2010-03-11 17:54:08 | その他
ドライブ中にTBSラジオでは大沢悠里の番組をやっていました。今日のゲストは、日光アイスバックの選手がゲスト出演していました。
アイスホッケーのファン層拡大が目的でしょう。

興味深かったのですが、大変残念なことがありました。背景や環境の説明が終わった後、具体的な競技の説明が始まりました。ところが出演した選手がまったく駄目で、ちゃんと説明できないのです。

選手の数を聞かれたら、5人対5人と説明しましたが競技全体での交代の控えの選手の数を説明しません。総数を彼は説明しないのです。多分合計で20名くらいだと思いましたが。

コートの大きさもいい加減な説明です。

一番驚いたのがパックの説明です。ゲストが持参したのですが、当然大沢悠里さんはラジオ番組としてパックの具体的な説明を要求しました。TVではないのですから。
『パックの厚さは?』『・・・』(厚さは1インチです)
『パックの大きさは?』『・・・』(直径は3インチです)
『材質は』『多分ゴムです』(硬質ゴムです)
持参したパックの基本的な仕様が説明できないなんて、まったく驚きです。知らなかったとしても、ラジオのゲスト出演ですから、予習ぐらいするべきです。
番組のディレクターも、彼がまさか知らなかったなんて想像しなかったのでは。

カナダに比べて日本のアイスホッケーは、練習環境が劣ると言った話題になりました。一年中氷があって通年練習できるリンクは少なく、多くは夏になると氷を溶かしてしまうとの話になりました。
それで、大沢悠里が『日光アイスバックの練習リンクはどちらですか?』と質問すると、彼は答えられないのです。自分が練習するリンクの使用条件を知らないなんて。

番組は最後になって、しらけてしまったのです。何のためのゲスト出演か、可哀想になりました。


自宅から30分で、こんな景色が見られます。雪化粧の丹沢山塊です。なかなか良いでしょう。カメラに慣れない人の撮影ですから、あまいのはあしからず。
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