まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

上海パピリオンでのディナー*台南シャングリラ

2012-01-30 00:11:18 | 2012ノスタルジック台湾

台南市街を一望する38階のレストラン「上海パピリオン」
台南シャングリラホテルにあります。
国際的にも高い評価を受けている
本格的な准陽料理がいただけるレストランです。





まずは、台湾ビールで乾杯しましょう。
左は生ビールです。
沖縄のオリオンビールに似たライトな
ビールで好きなのです。

う~ん、美味しい
久しぶりの味がカラダに染み渡ります。





オーダーしたウーロン茶は、
このように温めています。





新鮮な素材の持ち味を活かした美味しい料理。
次は、何が出てくるのかしらと楽しみです。





これにフルーツがついていました。
見た目の華やかさにはやや欠けるものの
歯ごたえは柔らかめで、
さっぱりとしたまるみ好みの味付けに大満足でした。





人気のあるレストランですが、
ふと気づいたら他のお客様はいなくなっていました。
楽しくて、ついゆっくりしてしまったようです。

台湾・台南市

2012.1.2
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台湾で神になった日本人

2012-01-29 00:10:00 | 2012ノスタルジック台湾

台南上空で米軍と空戦中、ゼロ戦が被弾。
そのままでは大きな集落に墜落することになると
機首を上げ郊外へと飛んだ
元日本海軍飛行少尉がいたのです。

彼の判断で、その集落は難を逃れました。
自身も脱出、銃撃で落下傘に穴があき、
地面にたたきつけられ帰らぬ人となったのは、
1944年10月12日のことです。

彼の名は杉浦茂峰、茨城県出身の方でした。





杉浦氏の高い使命感、精神力、
その技術力があってこその行為、
誰もが真似できることではないと思います。

1971年にその集落の人々が資金を出して
小さな廟を建てました。
彼の霊がそうさせたのかもしれません。

その後は、毎日お参りする人が絶えないようです。
1993年には、多くの信者により
この立派な台湾式の廟が建てられました。

杉浦茂峰氏は、台湾で神となったのです。

宝くじが当たるなどというウワサもあるようですが、
台湾の方だからこそ信仰してくださるのでしょう。

「ルックJTB ノスタルジック台湾」の
ツアーに参加しなければ、
このような日本人がいらしたことも
台湾の方の行為も知らないままでいたことでしょう。

歴史の教科書にもガイドブックにも
載らないからこそ伝えたいと思いました。

台湾・台南市

2012.1.2
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昨年台湾にオープンした八田與一記念公園

2012-01-27 00:11:34 | 2012ノスタルジック台湾

不毛地帯を穀倉地帯に変えた八田與一氏が
台湾で暮らしていた家屋が再現され、
2011年5月に公園として整備されています。

完成式典には、馬英九総統や
森喜朗元首相も参加されたそうです。

日本式木造家屋である旧居群が4棟建っています。
100年前の木造家屋を再現するため、
古い建材を探しに日本を訪れたり、
日本からも建築家が台湾へ行ったそうです。

台湾統治時代に建築した建造物がたくさんありますが、
その現場では、日本人と台湾人の間で差別もあったようです。
八田與一氏は皆と平等に接し、尊敬されたのです。





八田氏の名前がついた道路まであります。

2008年に八田氏が主人公の長編アニメ
「パッテンライ!!~南の島の水ものがたり」が
日本と台湾で上映されたようです。

台湾・台南市

2012.1.2
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台湾に名を残す日本人の歴史*烏山頭ダム

2012-01-26 00:24:56 | 2012ノスタルジック台湾

台湾の農業水利事業の歴史の中で、
偉大な貢献をした一人の日本人技術者がいたのです。

当時不毛の地であった嘉南平野に農業をもたらした
広大な烏山頭ダム完成のために
全精力を尽くされました。






その人の名は、八田與一(はったよいち)
明治19年、現在の石川県金沢市に生まれ、
東大卒業後台湾総督府土木課に勤務、
台湾全島を視察、数々の水利工事に着手、
水利建設事業の第一人者となります。





どのような苦労も厭わず仕事をされ、
ついに烏山頭ダムの建設地点を発見し、建設します。





当時の日本においても最大のダム工事で
愛知用水工事の2倍以上の大工事。
調査から着工に4年、着工から10年の歳月と
巨額の工事費を費やして昭和5年に完成しました。





コンクリートは、中芯部の一部分に使うだけで、
あとの部分は土壌で、自然の湖水に近いダムのようです。
世界でも僅かに存在している独特の工法を採用、
世界遺産への申請もしているとか…





その功績が称えられ、
八田與一記念室が公開されています。





実際のダムです。
八田夫人は、日本に帰国せず夫が辛苦して築いたダムに
身を投げて夫の後を追ったのです。
無条件降伏の日でした。





八田氏の功績を後世に伝えるべく銅像も建造されています。
こういった姿でよくダムを眺めていたということです。
こうして今も花が手向けられています。





烏山頭ダム風景区として、政府公認の
風景リゾートともなっています。

台湾・台南県嘉南村

2012.1.2
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ついに台湾新幹線(ビジネス車両)に乗車します!!

2012-01-25 00:29:47 | 2012ノスタルジック台湾

最高時速300km超で台北~高雄を
約1時間30分で結ぶ台湾新幹線こと台湾高速鉄路。
写真の台北桃園駅から乗車し、嘉義駅を目指します。





駅には「セブンイレブン」が入っています。
台湾には日本のコンビにがたくさんあります。





ここが改札、いよいよ乗車できるとうれしくなります。

2006年10月に台湾を訪れた際に
「もうすぐ開通、乗りたいね!」と、
話したものですが相次ぐトラブルで延期され、
開通されたのが2007年でした。





ホームに入ってくる新幹線です。
日本の新幹線技術が海外で初めて採用された新幹線
車両は日本の700系と同じ700T型。
親しみが持てます。





いよいよ乗車、スーツケースを所定の場所に入れ
指定の席に座ります。





チケットには英語表記で列車名、利用区間、号車
シートナンバーなどが印字されています。
12号車までありました。





商務席(ビジネス車両)は1車両のみで、
車内は横4列のゆったりシート。
普通席は2-3列と日本の新幹線と同じです。

ちょっぴり奮発して商務席にしました。
日本のグリーン車と乗り心地も変わりません。





新幹線の中では、飲み物やスナックなどの
ワゴン販売があります。
車両と同じ色の制服を着ていますから目立ちます。





商務席はこちらのサービスが無料で受けられます。
アルコールはありません。
小腹も空いてきた頃、うれしいサービスです。
スナック類も美味しいですよ。





時速表示があるのも同じです。





途中の駅のホームです。
整然としていてキレイでしょう?
車内でも何度もゴミを集めに来てくれるのです。





化粧室のあたりも整然としています。
もっと乗っていたいのにもうすぐ到着です。





嘉義駅に到着してしまいました。
これなら台北を拠点に主要観光地をまわっても
1日で往復が可能のようです。





嘉義駅からは車に乗って観光が始まります。

2012.1.2
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成田から台北へ

2012-01-24 00:41:07 | 2012ノスタルジック台湾

成田空港からチャイナエアライン107便で台北へ向かいます。
東日本大震災の際には最も早く支援を表明し、
桁外れの最も多くの義捐金を送金してくれた台湾。

まるみの笑顔で「ありがとう」を伝えなくちゃ
などとはりきって成田を出発したのであります。

成田~台北の飛行時間は約3時間、
沖縄よりちょっと先位です。
飛行時間は、慌しく過ぎていきます。





シーフードの機内食です。
サラダもデザートも美味しいです。
ワインもいただきました。





こちらがビーフの機内食です。

短い時間でもしっかり映画を1本鑑賞。
映画館で観るほどでもないけれど、
気になっていた「ピザボーイ史上最凶のご注文」

「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグ
この映画では、情けないピザボーイで主演です。

アクションコメディですから面白く、笑・撃・的
映画館なら声を出して笑いたいところですが、
ここは機内、ガマン、ガマン。

映画終了、着陸態勢になりオーディオプログラム終了。
充実した飛行時間に大満足のまるみでした。

台湾を深く知る旅の始まりです。

2012.1.2
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