映画 カンパニー・メン

豪華アカデミー賞受賞俳優たちが奏でる人生再起の物語。

ベン・アフレック演じる主人公は、総合企業の販売部長37歳。
年収12万ドル、愛車はポルシェ、趣味はゴルフ。
美しい妻に２人の子どもにも恵まれています。

その彼が突然のリストラ、現実は厳しいのにかなりの自信家。
普段は映画を観ながらでもガンバレと声援を送るまるみも
そういう気分にはとうていなれません。

いつになったら目を覚ましてくれるのかな～と
欠伸の連続、涙まで落ちてきます。
目頭を押さえているからといって感動してるわけじゃありません。

アカデミー賞受賞俳優、演技力があるせいかリアルに嫌なヤツ、
甘えているんじゃないと渇を入れたくなります。

彼らが借金までして大量消費したので、
世界経済も良かったわけだけれど…

アメリカ国民が消費をやめて、
貯蓄をするようになった理由が
よ～くわかる作品ともいえるでしょう。

監督・脚本：ジョン・ウェルズ
出演：ベン・アフレック　クリス・クーパー　ケヴィン・コスナー
　　　トミー・リージョーンズ
2010年　アメリカ

ヒューマントラストシネマ有楽町

２０１１．１０．１８