「放浪記」「浮雲」などの代表作で知られる
作家・林芙美子、
1941年から1951年にその生涯を閉じるまで住んでいた家が、
「新宿区立林芙美子記念館」として
そのまま公開されています。
生存中は、庭一面に孟宗竹が植えられていましたが、
没後、彼女が好きだった木々が植えられ、
四季折々の草花を楽しめるようになっています。
建設当時の建坪制限から彼女名義の生活棟と、
画家であった夫名義のアトリエ棟をそれぞれ建て、
その後すぐにつなぎ合わせました。
(ウラワザを駆使していたのですね)
庭に面した掘りごたつのある茶の間です。
彼女は客間より茶の間、風呂、厠、台所に
十二分にお金をかけるよう考えたそうですが、
そのこだわりを見ることができるでしょう。
茶の間を囲むような広い広縁、庭の眺めも良く、
大きな窓から光が差し込み、温かそうです。
(建物の中に入ることはできません)
庭に突き出したような部屋は、彼女の母親の部屋として使用。
男性の書生がいる時にはその寝室に、
客間がいっぱいになったり、ひき合せたくない客がぶつかると、
客間としても使用された部屋だそうです。
人気作家となり、多くの仕事を抱えていた
彼女にもとには、原稿の受け取りや
執筆依頼の客が毎日何人も訪れていたため、
居留守を使うことも度々だったとか…
アトリエや石蔵ギャラリーで、
資料や写真の展示をしています。
東京都新宿区中井2-20-1
2013.2.24
作家・林芙美子、
1941年から1951年にその生涯を閉じるまで住んでいた家が、
「新宿区立林芙美子記念館」として
そのまま公開されています。
生存中は、庭一面に孟宗竹が植えられていましたが、
没後、彼女が好きだった木々が植えられ、
四季折々の草花を楽しめるようになっています。
建設当時の建坪制限から彼女名義の生活棟と、
画家であった夫名義のアトリエ棟をそれぞれ建て、
その後すぐにつなぎ合わせました。
(ウラワザを駆使していたのですね)
庭に面した掘りごたつのある茶の間です。
彼女は客間より茶の間、風呂、厠、台所に
十二分にお金をかけるよう考えたそうですが、
そのこだわりを見ることができるでしょう。
茶の間を囲むような広い広縁、庭の眺めも良く、
大きな窓から光が差し込み、温かそうです。
(建物の中に入ることはできません)
庭に突き出したような部屋は、彼女の母親の部屋として使用。
男性の書生がいる時にはその寝室に、
客間がいっぱいになったり、ひき合せたくない客がぶつかると、
客間としても使用された部屋だそうです。
人気作家となり、多くの仕事を抱えていた
彼女にもとには、原稿の受け取りや
執筆依頼の客が毎日何人も訪れていたため、
居留守を使うことも度々だったとか…
アトリエや石蔵ギャラリーで、
資料や写真の展示をしています。
東京都新宿区中井2-20-1
2013.2.24