唐桑半島の最南端に位置する御崎は、
太平洋の荒波が豪快に打ち寄せる
勇壮な景観を見ることができる
ビュースポットです。
椿やビワなど亜熱帯性の樹木も茂ります。
陽沼・陰沼、八隻曳、児置島などの景勝地や、
唐桑半島ビジターセンター、御崎観光港、
キャンプ場などの施設があります。
昔、島で子どもを遊ばせ、母親は海藻取りに
夢中になっていると海が荒れ、島に近寄れずに
子どもを置き去りにして引き上げたが、
再び潮が引いて島に行くと子どもは
無心に遊んでいたという伝説がある児置島。
タブノキや松、モミの巨木が茂り合う
森の中に鎮座する御崎神社。
祭神は大海津見神・素戔嗚尊・日本武尊の三神。
航海安全のお守り
「唐桑のさっぱ舟」が購入できます。
御崎神社の東側にある幅が約30m、長さ50mの
千畳敷とも呼ばれる平らな岩場が八隻曳と言われますが、
御崎神社の祭神が八隻の船で上陸したという
伝説により名付けられたとか。
1000年の歴史があり、石造りの鳥居をはじめ
石灯篭や手水鉢など江戸時代中期から後期にかけて
寄進された建造物が多数現存しています。
唐桑では幾度となく大津波の被害があったそうです。
万が一津波がきたら高台にある御崎神社の
階段を上って難を避けようと思いました。
宮城県気仙沼市唐桑町
2023.11.2
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