岩手県から宮城県にかけての南三陸は、
入り組んだリアス式海岸。
広がる水平線を眼前にゆったりと
あたたまる至福の時間を味わおうと
南三陸温泉の「ホテル観洋」に宿泊しました。
穏やかな海の眺望が広がる志津川湾。
露天風呂、大浴場からも絶景を楽しめます。
泉質は、ナトリウム・カルシウム・塩化物泉
低張性中性低温泉で疲労回復、健康増進。
海に抱かれるように建つ「南三陸ホテル観洋」は、
全室オーシャンビュー、客室244室、
1300名収容の大型ホテル、団体客も多く、
大浴場が修学旅行生の貸し切り時間帯もありました。
台湾からの団体客も多く見かけましたが、
共に助け合えると良いと思います。
ゆったりとしたロビーの一角にあるのは・・・
震災を風化させない為に、
東日本大震災後の語り部活動もされています。
予約制で、スタッフが町をバスで案内する
『語り部バス』も運行されています。
東日本大震災で津波に襲われ、
特に大きな被害を受けた宮城県南三陸町。
行き場を失った被災者たちに部屋を提供し、
4ヶ月も断水が続いたにもかかわらず、
最大600名もの被災者を受け入れたのです。
穏やかに見えるこの海も当時は、
地獄絵図と化したのでしょう。
変化に富んだ風景が広がる南三陸、
ゆっくりと寛ぎたいものです。
宮城県本吉郡南三陸町黒崎 99-17
2023.10.31
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