「平泉文化遺産センター」は、世界遺産に登録された
資産を含めた“平泉の文化遺産”の魅力を、
パネルや映像などで紹介しているガイダンス施設。
通り道でもあるので中尊寺へ行く前に寄ってみました。
平安時代後期、奥州平泉に藤原清衡を初代として、
基衡、秀衡、泰衡の奥州藤原四代によって
平泉文化が築かれました。
清衡が、白河関(福島)から外浜(青森)に至る
奥州の中心・平泉に中尊寺を開いたのが1100年頃。
二代基衡の時代には毛越寺が建立され、
三大秀衡の頃には無量光院が建立、栄華を極めました。
平泉で青年期を過ごし最後を迎えた
源義経の逸話で知られるのは四代泰衡の時代。
のちに源頼朝に侵略されて奥州藤原氏は滅亡します。
中尊寺や毛越寺など5つの構成資産からなる
「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び
考古学的遺跡群ー」が世界遺産登録されたのは
2011年6月のことでした。
松尾芭蕉の「奥の細道」と言えば、
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
平泉で残した句です。
岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立44
2023.11.1
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