東京都特別区の南南東約1,000kmの
太平洋上に点在する30余の
島々からなる小笠原諸島。
独自の進化を遂げた生態系の価値が認められ、
2011年6月25日に世界自然遺産に登録。
大陸と一度も陸続きになったことがない海洋島。
紺碧の海に守られた東洋のガラパゴス。
小さい島でありながら、生物に独自の種分化が
起こったため、多くの貴重な固有種、貴重種、
小笠原でしか見ることのできない
固有種の割合が高いです。
ザトウクジラやイルカ、アオウミガメやサンゴ礁など
美しい海中景観としてこの島を魅力的にしています。
多様な起源の植物も生息、島の環境にあったもの、
適したものが生き残り、共存しています。
特に陸産貝類(カタツムリの仲間)や植物において、
進化の過程がわかる貴重な証拠が
残されていることが高く評価されています。
世界自然遺産 2011年登録
日本(東京都小笠原村)
訪問日 2023.3.19
にほんブログ村