大噴火による阿蘇カルデラをつくった火山活動により、
約12万年前と約9万年前の2回に噴出した
高温の軽石流(火砕流の一種)が冷え固まり、
侵食された断崖がそそり立つ渓谷の
高千穂峡散策のスタート。
「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選定。
ほぼ下りの約250段の階段がある
約45分の散策をします。
高千穂峡に架かる大正、昭和、平成の3本の橋、
上からコンクリート、鉄、石と
材質も違う「高千穂三橋」。
高千穂大橋・神都 高千穂大橋・神橋の3つの
趣の違うアーチ橋が一望できる
高千穂峡散策の撮影スポットの一つです。
渓谷の1ヶ所に3本ものアーチ橋を見られるのは、
全国でもここだけと言われています。
五ヶ瀬川の侵食によってV字峡谷となった高千穂峡。
高さ80〜100mにも達する断崖が
7kmにわたり続いており、
総称して五ヶ瀬川峡谷(高千穂峡)と呼びます。
五ヶ頼川の最も狭い部分の槍飛は、
1591年に延岡領主高橋元種に攻められ三田井城が落ちた際、
橋がなかったため逃げ出した家来達が
槍を使って対岸に飛び渡ったと言われています。
このようなところを歩いています。
火砕流が長い年月をかけて侵食されてできた
高さ50~100mの柱状節理の断崖
仙人の屏風岩は迫力満点
高千穂神社の御祭神である三毛入野命( みけいりのみこと)と
高千穂郷一帯を荒らしていた荒神鬼八(きはち)が争い、
力自慢をするために鬼八が投げたといわれる石。
鬼八の力石の重量は推定200 トンとか。
日本の滝百選に指定されている名瀑真名井の滝は、
高千穂峡のシンボルですが、
今回は残念ながらボートに乗る時間はありません。
湧水が注がれてできたおのころ池。
池の中程には、イザナギノミコトとイザナミノミコトが
生み出したと言う「おのころ島」があります。
御橋を渡ると集合場所です。
歩き終えていただく日向夏ソフトクリーム。
ほのかな酸味と甘みのバランスが良く、
美味しくいただきました。
宮崎県西臼杵郡高千穂町
2021.11.4
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