1日4000本の列車が発着する首都東京の表玄関、
日本の巨大な中央駅は、保存・復元がなり、
5年にわたる大工事を経て、3代目駅舎が誕生しました。
そのベールを脱いだのは、2012年の初夏。
今でも観光客がその姿を
カメラに収めようと賑わっています。
グランルーフの完成予定は2013年秋、
全て完成し、グランドオープンとなります。
1914(大正3)年に建築された当時の人々は、
どのような思いでこの駅舎を見ていたのでしょうか?
不平等条約を結ばされた西欧列強に
国家の威信を顕示する役割も求められていたのです。
この年、ドイツに宣戦布告した日本は、
第一次世界大戦へと突入していくのです。
ここを設計した辰野金吾氏は、日本銀行本店や
旧岩手銀行本店本館なども設計していますが、
荘厳な装いの建物に魅せられてしまいます。
当時の若手建築家からは「遅れたデザイン」との
批判もあったという驚きの記事も目にしました。
高い吹き抜け空間になっているドーム天井は、
創建時の文書や白黒写真から解析して、
「黄卵色の漆喰」で復元されたそうです。
干支や鷲のレリーフが取り付けられています。
ここに立つとタイムトラベラーにでもなったような
不思議な気分になります。
一度は泊まってみたい東京ステーションホテル。
かつて文豪が愛し、大正時代から続く伝統があります。
丸の内の景観を眺めながらゆっくりと過ごしたいものです。
現実は、ここを通過する一人でしかないのですが…。
ライトアップされた東京駅も注目です。
「和やかな景色」をコンセプトに、
LED照明を段階的に落として表情を変えながら
静かに消えるオペレーションを計画しているそうです。
北は新青森から南は博多まで直結、
人々が目まぐるしく動いて行きます。
乗客は海外や国内各地から集まり、
駅の利用に不慣れな人から
丸の内のオフィス街のビジネスマンまで、
人の流れが途切れない日本一巨大な駅、
それが東京駅です。
2012.12.8
日本の巨大な中央駅は、保存・復元がなり、
5年にわたる大工事を経て、3代目駅舎が誕生しました。
そのベールを脱いだのは、2012年の初夏。
今でも観光客がその姿を
カメラに収めようと賑わっています。
グランルーフの完成予定は2013年秋、
全て完成し、グランドオープンとなります。
1914(大正3)年に建築された当時の人々は、
どのような思いでこの駅舎を見ていたのでしょうか?
不平等条約を結ばされた西欧列強に
国家の威信を顕示する役割も求められていたのです。
この年、ドイツに宣戦布告した日本は、
第一次世界大戦へと突入していくのです。
ここを設計した辰野金吾氏は、日本銀行本店や
旧岩手銀行本店本館なども設計していますが、
荘厳な装いの建物に魅せられてしまいます。
当時の若手建築家からは「遅れたデザイン」との
批判もあったという驚きの記事も目にしました。
高い吹き抜け空間になっているドーム天井は、
創建時の文書や白黒写真から解析して、
「黄卵色の漆喰」で復元されたそうです。
干支や鷲のレリーフが取り付けられています。
ここに立つとタイムトラベラーにでもなったような
不思議な気分になります。
一度は泊まってみたい東京ステーションホテル。
かつて文豪が愛し、大正時代から続く伝統があります。
丸の内の景観を眺めながらゆっくりと過ごしたいものです。
現実は、ここを通過する一人でしかないのですが…。
ライトアップされた東京駅も注目です。
「和やかな景色」をコンセプトに、
LED照明を段階的に落として表情を変えながら
静かに消えるオペレーションを計画しているそうです。
北は新青森から南は博多まで直結、
人々が目まぐるしく動いて行きます。
乗客は海外や国内各地から集まり、
駅の利用に不慣れな人から
丸の内のオフィス街のビジネスマンまで、
人の流れが途切れない日本一巨大な駅、
それが東京駅です。
2012.12.8