足利氏館は平安時代末期から鎌倉時代初期、
足利氏二代目足利義兼によって築かれたといわれています。
1196年、義兼は邸内に大日如来を祀ったのが始まりです。
太鼓橋は唐破風様の屋根がついた橋で、
江戸時代に再建されたもので、
後ろの山門は十三代義輝が再建した八脚楼門です。
三代目義氏が本堂を建立、足利一門の氏寺となった
鑁阿寺(ばんなじ)は、のちに尊氏が室町幕府を開くと
足利氏発祥の地、氏寺として尊崇され
厚い保護を受けたのです。
寺院であるにもかかわらず「日本100名城」に選ばれ、
本堂は国宝、鐘楼や経堂は国の重要文化財に指定されています。
館は周囲を水堀と土塁で囲まれ、中世地方武士の居館
「方形館」の形状がよく残っています。
別名:ー
種別:平城
築城年:平安時代末期から鎌倉時代初期
築城者:足利義兼
栃木県足利市家富町2220
2019.12.15
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